やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

男のプリンアラモード

2006年07月31日 | マーケティング
先日、マーケッター松野恵介さんの講演会で面白い話を聞きました。

大阪にある喫茶店。ここはプリンアラモードが美味しいと評判なのですが、甘党の男性は食べたくてもなかなか頼みにくい。そこでメニューに「男のプリンアラモード」を作ったら人気商品となった。

という話ですが、面白いのはこの後、関西ならではのオチがあるんです。

カップルで来た二人、ウェイトレスが注文をとると、男性は「男のプリンアラモード」を注文し、女性は普通の「プリンアラモード」を注文。

さて注文通りの商品をもってきたウェイトレス、「男のプリンアラモードのご注文はどちらで?」「はい私」「普通のアラモードのご注文は?」「はいこちら」とそれぞれの商品を確認しテーブルにおくわけですが、実は「男の」も「普通の」もまったく同じプリンアラモード、だけど値段は50円「男の」方が高い。

出てきた商品を確認して、「どっちも同じやねん!!」とか「一緒やないかー」とか関西らしい突っ込みをする。

これを突っ込みをやりたくて女性を連れてくる客が増えたとか。

いやー面白いですね、でも浜松でやったらどうかなあ?怒る人いるかも知れないなー。

ちょっとした消費者心理をつくことで売り上げが上がるというお話でした。

松野恵介さん

三浜屋本店のざるそば

2006年07月28日 | 麺類
「東街区」の再開発のため移転していた三浜屋本店。2年前に元の場所で新装オープンしてからは本格的な手打ち蕎麦屋に変わりました。

玄そばより石臼挽き自家製粉で作る蕎麦は更科はもちろん十割そば、田舎そば、変わりそばと、どれもいい味だしています。

今日は大ざる。濃い目のツユは少なめでちょっとつけて食べるんですが蕎麦本来の味をしっかり味わえます。

地酒の種類も豊富で、ホントは夕方一杯やりながら寄るのがいいですね。

ジャズが流れるお洒落な蕎麦屋さん。でも帳場に先代の女将さんが今でも座っているところが好きです。


ロマンドール作品展

2006年07月27日 | ビジネスシーン
当社の一階には全面ガラス張りの部屋があります。

ここは打ち合わせや、エムズ倶楽部(カルチャーサロン)で利用しています。

実はネッツ南国(旧トヨタビスタ高知)さんに影響を受けて、自動車のショールームのようにしたかったんですが、スペースがとれず、小部屋になりました。

この部屋には、いつもエムズ倶楽部の講師や生徒さんによる作品が飾ってあります。

今週は黒川先生のロマンドール作品展。
紙粘土で作られたかわいい人形が並んでいます。
ちょっとした作品展ですが、こういったものが飾られていると気持ちが和みます。

ドゥンガさんの思い出

2006年07月26日 | ビジネスシーン
元ブラジル代表キャプテンで、ジュビロ磐田でも闘将として活躍したドゥンガさんがブラジル代表監督に就任しました!!

6年前、当時ジュビロ磐田のテクニカルアドバイザーを務めていたドゥンガさんをお招きして当社創業40周年記念の講演会を開いたことがあります。

今までに元西武の東尾監督や元Jリーガー武田修弘さんや中西哲生さん等、有名選手をお招きしたことがありますが、ドゥンガさんほど盛り上がった講演会はありません。

でも大変だったんです。
講演当日、ジュビロの練習見学のため御殿場まで出かけていて、帰りの東名が事故で渋滞、一時間以上遅れて到着するというハプニングがありました。
急遽ジュビロのビデオ流したり、ビンゴ大会やったり、電話でつないだりと何とか場つなぎをしたものですが、400名を超える来場者のひとりも帰らなかったんです。スゴイことですね。

ドゥンガ基金へのチャリティが目的でしたから、選手時代のユニフォームのオークションもありましたが、競り合いになり15万円の高値でも決着がつかずストップをかけた覚えがあります。

最後にはドゥンガ人形を一人ひとりに手渡しながら全員と握手会。お集まりいただいた皆さんにも満足いただけたイベントでした。

終了後、当社の社員達と一緒に食事までお付き合いいただき、その紳士な態度、人柄に皆ファンになってしまいました。またその後、会長宛に礼状までいただくなどスポーツ選手としての偉大さとともに人間的な素晴らしさに感激したものです。

ドイツ大会は準々決勝で敗れたブラジル代表。南ア大会ではドゥンガ監督の下ぜひ優勝されることをファンとしてお祈りしています。本当はジャパンの監督になって欲しかったんですが・・。ところで日本は出場できるのかなあ・・・。



焼津の魚河岸シャツ

2006年07月25日 | 浜松暮らし
「焼津シャツでクールビズ」

日曜の毎日県版記事に出ていたものですが、港町焼津では昔から魚河岸シャツがよく着られていたそうで、これに着目した商店主の集まり「鰹倶楽部」が一般向けに販売したところブームに火がついて夏の服装として市民に広まった。そこで焼津をイメージしたデザインを公募し「焼津シャツ」としてPRを開始、焼津市商工観光課もクールビズとして着用するようになったということだそうです。

魚河岸シャツ、手ぬぐいと同じ生地なので汗を吸いやすく夏でも涼しいのが特徴とか。それをお洒落な街着にしようということでしょうか、港町焼津らしくていいですね。威勢の良さ感じるしアロハ好きな若者(アロハも和柄が人気です)などには流行るんじゃないかな。

これで思い出すのが浜松の「注染そめシャツ」。

「注染そめ」とは、ぼかしを基調とした両面染めが実現できる特殊な技法とかで手作業で作られるこの地方特有の技法。その技術を残し、普及させようということから、浜松でも行政や商工会議所で「浜松注染そめ」で仕立てられたシャツをクールビズとして数年前から取り入れています。

でもどうも定着しない様子、また一般市民にも話題に上ることもあまりない状況。
小泉首相がよく着る「かりゆしシャツ」を見ても思うことですが一般市民が普通に着るようになるまでには、まだまだ試行錯誤が必要ではないでしょうか。

和柄のシャツの難しさはデザインもありますが、仕立ての問題が大きいのではというのが私的意見です。西洋で生まれたシャツには着丈、幅、肩回り、などいかに機能的に美しいシルエットを出すかという和物とはまた違った伝統・文化がある。

アロハだってもともと日系移民がハワイに持って行った着物の裏地を使ってシャツを作ったという歴史的な背景があり、日系人が市民権を得るのと同じように時間がかかっているはずです。

市民の中から話題となって、じゃあこんな風にお洒落に作ってみようとか、伝統から踏み出したアイデアが吹き出るくらいになったら評判になると思いますが。

焼津の魚河岸シャツは元々地元で定着していて、市民から広まったそうですから、成功する可能性は高いのでは。是非そうなってほしいものです。

鰹倶楽部





木綿のハンカチーフ

2006年07月24日 | 音楽
日曜はNHKの「のど自慢」見ながら昼食をとることが多いのですが、いつも素人さん達が元気に趣向を凝らしながら、しかも老若男女が入り乱れて歌う様子を楽しんで見ています。なぜかこの番組見ていると平和な日本を見ているようで安心するんです。

ところで昨日のゲストは太田宏美。年を取ったとはいえ変わらぬ清楚な姿で、あの名曲「木綿のハンカチーフ」を昔のままの伸びやかな声で歌うではありませんか!!いやー懐かしいなあー。しかし「のど自慢」で見るとはねえー。

私事ですが進学して東京に住むようになったその頃、この曲が大ヒットしたんですよね。

田舎に残した彼女が「都会の絵の具に染まらないで帰って」と願うのにも関わらず、一年もたたないうちに都会の楽しさにハマって行く彼「ボクはもう帰れない」という手紙を受け「涙拭く木綿のハンカチーフを最後にください」と書く彼女。

この曲、当時絶好調だった作詞家、松本隆と作曲家、筒美京平のコンビによる作品ですが時代背景をうまくとらえた傑作だと思います。田舎から上京して東京に住むようになった人々にとっては共感する歌だったんじゃないでしょうか。特に団塊の世代の人には心にしみる歌だったと思います。

今や日本中が金太郎アメのように都会化してしまった日本では、もうこういう歌は出来ないでしょうねえ。



木綿のハンカチーフ。絵文字動画付きバージョン。笑えます。

一休の「なめこおろし蕎麦」

2006年07月21日 | 麺類
五社神社からまっすぐ下りてきたところにある「一休」

この店に来るといつも「なめこ蕎麦」、でも今日は暑いので「なめこおろし」にしました。

田舎系の蕎麦ですが、それほど太すぎず食べやすい太さ。ちょっと濃い目のツユになめこがぴったり合うんです。一杯はいった、なめこを蕎麦とともに口に入れるとなんともいい相性。田舎蕎麦は山菜とか、なめことか山のものが合いますね。でも今日のおろしはちょっと辛かったなあ。

目の前であげるてんぷらも香ばしくて美味しそうです。天せいろやキス天おろしとかのタネ物もお勧めです。

今月の推薦図書

2006年07月20日 | ビジネスシーン
7・8月にかけての推薦図書は2冊

1冊は林文子さんの「失礼ながら、その売り方ではモノは売れません」
現在、ダイエーの会長兼CEOとして再建に奮闘している林さん。高卒で就職した繊維会社ではお茶汲み程度の仕事しかさせてもらえず、31歳で一念発起してホンダディーラーに就職し、2年目からトップセールスマンに、その後BMWの支店長からフォルクスワーゲン・ジャパンの社長、BMWジャパンの社長を歴任し、いずれも最高の売上(利益)を更新してきたというすごい方です。

実はファーレン東京の社長をなさっていた6年前、武田哲男先生のご紹介をうけ、毎日青年会での講演依頼で本社までお伺いしたことがあります。

実に物腰が低く、気さくな方だったという印象がありますが、講演では熱のこもったお話で最後まで全員が林さんに魅了されました。

カリスマ経営者のオーラを感じた次第です。

この本は昨年発売された、初の書き下ろし作品で自伝的な内容に近いものですが、売ることに対する考え方や情熱が参考になることから推薦図書としました。

もう1冊は「グーグル Google」
既存マスメディアに対するネットの影響というものを認識させられた本です。新聞業界が今後どうあるべきか参考になると思います。








国民生活金融公庫の本

2006年07月19日 | ビジネスシーン
「感動を創造する中小企業」~顧客の心をつかむ経営戦略~という国民生活金融公庫総合研究所が編集した本に当社が事例として紹介されました。

ちょうど一年前、雑誌に掲載された記事を見て、研究所の方が3名お見えになったのですが、当時は取材とはおっしゃいませんでしたから、まさか本に載るとは思っても見ませんでした。

この本は「ケーススタディ中小企業経営」シリーズの第7作目で今回のテーマは「感動創造経営」。様々なところから入手した情報を元に全国の企業を訪ねて事例となりそうな企業をピックアップされたようです。27社のうち当社は「問題解決型」の事例として紹介されました。

「感動創造経営」の概念とは
商品・サービスや提供プロセスの付加価値を向上させることで顧客に高い満足を与え、その心を動かした状態をいうそうです。

本になるとわかっていればもう少し上手く説明したんだけどなあーと思うところもありましたが、せっかくの機会なので載せていただきました。

テーマに掲げた「感動創造経営」とはまだまだ程遠い企業ですが、これを読んで社員が当社が目指しているものに対し、より理解を深めてくれたり自信をもってもらえることができたら幸いです。

杉浦さんありがとう

2006年07月18日 | ビジネスシーン
日曜日は夏季総会でした。当社では新年と年2回総会が開かれます。

懇親会の席上、この夏に定年退職を迎える杉浦きみ子さんに花束を贈呈しました。

当社の一番大変だった草創期から、故人の杉浦睦雄さんや息子さん、娘さんと一家で支店に住み込んで助けていただきました。

数年前に最愛のご主人を亡くされてからすっかり気弱になったきみ子さん、子供達に支えられて何とか定年まで勤めていただきました。

杉浦さん本当にありがとう。これからの毎日が素晴らしい日々となりますことを心からお祈りいたしております。