やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

金鳥小説「ふらふら」

2006年06月30日 | マーケティング
蚊取り線香キンチョーの新聞小説風の広告、「ふらふら」をご覧になりましたか?

今日が10回目で最終回。どうやら同じ内容をラジオ小説としても流しているようですね、WEBサイトでも見ることが(聞くこと)ができます。

内容は
父親(大滝秀治)と二人暮らしの冴えない中年男性(岸部一徳)がハワイアン教室の女性講師とつき合うようになるものの騙されて・・・というストーリーの中にキンチョーのCMをうまく絡めながら展開するわけですが、大滝・岸部という濃いキャラを思い浮かべながら読んでいるとホノボノとペーソスあふれる内容に笑いがこみ上げてきます。

新聞の下段一行という目立たない広告でありながら引きつけられました。

どうやらTVCMとも連動しているんですね、うまいことやるなあ!!

このシリーズもすでに4回目のようですが、次はどんな展開があるのか?わくわくします。

キンチョー

データウェアハウス&CRM EXPO

2006年06月29日 | ビジネスシーン
東京ビックサイトの展示会&セミナーに行ってきました。

毎年必ず出かける展示会ですが、考えてみるともう10年位になるようです。

新聞店の仕事には直接関係ないと思われるかも知れませんが、静岡県内の中小企業ではいち早くCTI(コンピューターテレフォニーインテグレーション)を導入できたのもこの展示会に行ったからでした。
他にもデータベースマーケティングの第一人者、荒川圭基さんと出会ったりと毎回何か得るものがあります。

展示会の規模も拡大し来場者も年々増えていますが、展示内容は毎年変わっています。以前はCRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)やコールセンター、SFA(セールスフォースオートメーション)などマーケティング関連の展示が多かったんですが、今年はかなり縮小されていました。ある程度一巡したのか、あまり成果が出なかったせいでしょうか、確かにSFAって最近はほとんど聞かなくなりましたね。

今回は情報セキュリティに関する展示の規模が一番大きく、またRFID(電子タグなど非接触型のシステムのことだそうです)の展示コーナーができたりと、移り変わりの速い業界であることがよくわかります。

今回の展示会ではCRMについての再認識できたことと、ASP型のDBシステムに使えそうなものを見つけました。今秋に向けてWEBサイトのリニューアルを検討していますのでちょうど良いヒントになりました。







みやひろ支店のチャーシュー麺

2006年06月28日 | 麺類
ご近所にある行列ができる老舗ラーメン店。

ここでは必ずチャーシューメン(ホントは大盛頼みたいところ)。

どんぶり一杯埋め尽くすチャーシューに初めての人は皆驚きます。
味は昔ながらのしょうゆ味、麺は細打の縮れ麺。くどくないスープはついつい飲み干してしまいます。

値段も良心的で病み付きになって通う人大勢。よくラーメン好きの友人にばったり会うのもこのお店、ですから日によっては外で待つ人もいるくらい。

肴町の本店は身売りしてしまったので同じ「みやひろ」でもこちらの方が断然美味しい。お母さんと息子夫婦で切り盛りしています。

この店の凄いのは、狭いお店に次から次にお客さんが来ますから、常連さんは皆食べ終わったら長居をせずセルフサービスでもないのに自ら器を片付けて帰ります。

お客様から愛されているお店である証拠ですね。

みやひろ支店

マニフェスト大賞

2006年06月27日 | ビジネスシーン
先日、新聞記事で「第一回マニフェスト大賞」なるものができたことを知りました。

仕掛け人はどうやら北川正恭・早稲田大大学院教授。北川さんはご存知のように三重県知事時代に行政に経営品質プログラムを導入し行政品質の向上をはかった事で知られています。

マニフェスト大賞の目的は、これまで注目を集めることの少なかった地方議員の活動実績を募集・表彰し、受賞者氏名を発表することで、地道な活動を積む地方議員に名誉を与え、更なる政策提言意欲の向上につながることを期待したものだそうです。

奨励内容は
マニフェスト大賞(地方議会)=選挙時にマニフェスト・公約として発表した政策を実現した会派(1人も可)
最優秀成果・会派賞=議会活動を通じて提案した政策の実現を果たした会派(同)同・議会賞=公約としていなくても議会活動を通じて政策の実現を果たした二つ以上の会派
最優秀アイデア賞=実現の有無にかかわらずアイデアに優れた政策を提案した議員ベスト・ホームページ賞=開設する議会、会派、議員


地方議員の選挙というと、地域のつながりなどの要素で選ばれることが多く、またその仕事は行政監視だと思われていましたから、政策の立案と実現をすることも仕事であることを認識し広めるためにはこの評価方法は良いことだと思います。

ところでマニフェストとは何だったか調べてみました。

マニフェストとは国政において政党が掲げる政権公約を指し、従来型のあいまいな選挙公約とは異なり、数値目標や期限などがはっきりと示されることが特徴です。マニフェストにより、選挙時に具体的でわかりやすい政策が示され、有権者は各党の政策を比較しやすくなります。また、政策が実現されたかどうかを、事後にチェックすることができます。

ということですが、以前の総選挙で掲げられたマニフェストがどのような結果だったかご存知の方はいらっしゃいますか?

どうもチェック機能が弱いのでは?このままだと言った者勝ちになりそうな気がします。

一時の流行で終わらないようにマスコミ含めちゃんとした評価が必要ですね。


マニフェスト大賞



昼礼

2006年06月26日 | ビジネスシーン
当社が今、力を入れていることのひとつが昼礼です。

朝は皆まだ寝ぼけているし、慌しいので夕刊前に出勤してくる2時30分から15分間ミーティングをします。

15分間何をやるか?いろいろと試行錯誤をしていますが、現在はこのようにしています。

月曜日   全員で掃除。
火曜日   マネージャー会議の報告(週間の予定など)
水~金曜日 講和集「仕事の壁を破るヒント」による意見交換
土曜日   フリータイム

今までも掃除当番制はとっていましたが、最近、ホンダクリオ新神奈川さんや益田ドライビングスクールさん等の活動を学ぶ中で掃除の重要性を特に感じるようになり、まずは全員で店の内外、細かいところまで掃除をすることにしました。

実際にやってみると15分では足りない、少なくとも30分は必要だということに気がつきますが、今は社員の間からもっと時間をかけようという声が出るのを待っているところです。私も支店に行く時にはトイレを掃除することに決めています、といってもあまり参加できていないのですが、やってみるとトイレ掃除って結構ハマりますよ。「掃除でココロも洗う」というのは本当だという気がします。

それから水から金は大久保寛治さんの本、「仕事の壁を破る60のヒント」から毎日1章1話づつ交代で誰かが読み上げ、みんなで意見交換しています。

第1章 「お客様」への理解を深める
第2章 「組織風土」を見つめ直す
第3章 「仕事力」を磨く
第4章 「リーダーシップ」を考える
第5章 「自己研鑽」を図る
第6章 「人間力」を高める

昼礼の目的は、委員会や月例会と同様「社員が自ら考え行動する」風土をつくる為ですが、何かテーマがないと話し合いが続かないことがわかり講話を利用することにしました。率直に意見がでる支店、盛り上がらない支店、いろいろありますが少しでも何か気づきが生まれるといいと思っています。

あれこれやっていますが、うまくいくこと、いかないこと、様々です。

皆さん
気づきを生むための何かよい取り組みがあったら是非ご紹介ください。

大久保寛治



所得格差ランキング

2006年06月23日 | 浜松暮らし
今週号の週刊ダイヤモンドにニッポン全都市”格差”ランキングなるものが載っていました。

それぞれの都市の課税対象所得額を元にランク付けしたものですが

静岡県の課税対象所得額の平均は3350(千円)で全国で13位

都市別では  (千円) 順位  5年間伸び率
  三島市 3614  152    -4.4
  裾野市 3603  156    -1.6
  静岡市 3465  230    -4.2
  富士市 3462  232    -3.7
  沼津市 3430  242    -6.1
  浜松市 3416  248    -4.2
  湖西市 3343  292    -0.4
  掛川市 3289  320    -4.4
  磐田市 3274  336    -3.6
  菊川市 3132  417    -4.1
  下田市 2844  663    -6.6

という結果でした。西低東高(伊豆半島は別)であることが明確です。
官庁の多い静岡や東京通勤圏の三島は分かるものの、浜松が沼津や富士より低いのはどうしてなのでしょうか?合併によるものでしょうか?
一方愛知県の豊橋市も3500と浜松よりはずっと上。物価との比較をしなければ浜松が暮らしやすい町かどうかは良く分かりませんが、この点についてもっと調べてみる必要があるようです。

以前、文化芸大の坂本教授が「浜松にデパートは似合わない、スーパーが似合ってる」と言ったことを思い出しましたがそのとおりかもしれませんね。



ヒデが気になる

2006年06月23日 | 浜松暮らし
今朝早起きをしてブラジル戦を見た日本人は皆、怒りを通り越して虚脱感で一杯ではないだろうか。

戦術もフィジカルもなくまるで赤子のようにひねられてしまった選手達。何も出来なかったジーコジャパン。トルシエ以前のサッカーに戻してしまったジーコの負の遺産を日本はどのように戻すことが出来るのだろうか。果たして4年後の南ア大会までに間に合うのか?

俊輔がインタビューで泣いた。たぶん何も出来なかった自分が悔しかったに違いない。

唯一90分間戦い続けたヒデはピッチに倒れたまま起きることが出来ない。顔をブラジルのユニフォームで隠し表情を見せないヒデ、彼にとって最後のW杯、彼は一人残ったピッチで何を考えていたのだろうか?

もしかしたら彼のサッカー選手としての人生もこれで終わってしまうのではないかという予感がする。

彼がどんなコメントをするのか興味を持って待ちたい。

奥本健二さん

2006年06月22日 | マーケティング
昨日、今年度第一回目の浜松マーケティング研究会が開かれました。

講師は奥本健二さん。広島に事務所を構えるクリエイティブディレクターで、ひろしま街づくりデザイン賞や日本のパッケージ100選に選ばれるなど活躍されている方です。

今回お招きしたのは、奥本さんが発行しているメルマガ「企画のココロ」に共感したメンバーの勧めによるもの。

会社名はディーシー・ラボ(ディープコラボレーションラボラトリー)つまりお客様と一緒になって考え深く信頼関係を持って制作してゆきたいという気概からつけた社名だそうですが、今回のお話も共感についてが主なものでした。

選ばれる存在、共感されるブランドになるための4つの視点

らしさとは・・・?
  自分独自の部分を見つけ強化し、また相手の独自性を認め理解すること

共感されるということ。
  売れているものや繁盛している店は伝えるべき人に「価値をわかりやすく上手に伝えている」
  人はよい体験を共有したくなる

マーケティングは戦略型から恋愛型へ。
  お客様といままで戦っていなかったか?
  恋愛型は2人称の発想、自分ではなく誰かを喜ばせたい気持ちを持つ

ハードの前にソフトありき。
  箱物重視で何をしたいのかわからないものが多い、本来ソフトが先

以上の点について、過去に奥本さん自身が関係した仕事の事例を交えてお話されました。

言葉を選ぶ丁寧な話口調、実直な人柄に引かれ参加者全員が奥本ファンになってしまったようです。

共感の実体験ができた勉強会でした。

企画のココロ
ディーシーラボ

浜松検定93名合格!!

2006年06月21日 | 浜松暮らし
全員で浜松検定を受験し名刺に3級合格と書こう!!

ということでチャレンジした浜松検定。見事93名が合格しました(^^)

正直なところ思ったよりも難しい設問が多く、途中で投げ出してしまう社員が多いんじゃないかと思いましたが、意外と面白がってやっていたようです。何問目までは誰々という具合にみんなで協力し合って解いていましたね。

残念ながら全員合格とはなりませんでしたが、社内でのいい話題づくりになりました。

さて1・2級へのチャレンジ希望は2名。土曜日は仕事なので全員は受けられませんが、当社代表として送り出したいと思います。

サービスづくり経営

2006年06月20日 | CSマネジメント
「サービス経営戦略」(小山周三著)という本は私にとってバイブルとなるものです。

この本を読んだ動機は帯に紹介されている文章に引かれたからです。

以下紹介します
「モノづくり経営論と同じように、「サービスづくり経営」論があってもおかしくない。モノづくりと販売サービスづくりは車の両輪をなすものだからである。どんなに良いモノも、購入され、使用価値が発揮され、信頼されて反復利用されなくては、モノ本来の価値になり得ない。モノづくり経営を軌道に乗せるためには、サービスづくり経営とセットで考える必要性がある。」

「モノづくりにおけるMOT(マネジメントOFテクノロジー)論と同様、サービスづくりの方法論、すなわちサービス開発からサービス組織、サービス人材開発、サービス産業化にいたるプロセスを体系化するMOS(マネジメントOFサービス)が必要とされる段階に入っているように思われる。」

以前からモノづくり産業に対してサービス産業は低い(従属的なもの)のように世の中全般に考えられているような気がしていましたのでこの意見に共感しました。

特に浜松に住んでいるとその感は強い。ヤマハ・スズキ・ホンダなど楽器や輸送機器のメーカーを生み出した浜松はモノづくりの町としてのプライドが高く、その点に反発するわけではありませんが、こと行政においても商工会議所などにおいても製造業中心でサービス産業に対する意識や取組みが低いように感じられるからです。

モノづくりにおいてもサービスマインドが必要な時代です。ですからもっとサービス経営に注目をしてもらいたいと思うのですが。

さて本の内容ですが、顧客価値の視点からどのようにサービス経営を進めていくかをディズニー・リッツカールトン・スカンジナビア航空などの事例を交えながら体系的にまとめられています。

サービスは100-1はゼロ
サービスはタダではない
サービスは過程品質が大切
サービスは無形性
サービス経営はナレッジマネジメント   など

CSや経営品質などに取り組んでいる企業にとっては参考になる点が多いのではないかと思います。

サービス経営戦略