やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

讃岐うどんピンチ!!

2007年01月20日 | 麺類
麺類の人間としては気になる記事がビジネスアイに載っていました。

「讃岐うどんピンチ 水質汚濁でゆで汁規制」


讃岐うどんブームで生産量が1万7千トンから約6万2千トンへ4倍近くに膨らんだ。
日本一狭い香川県に1100のうどん店・製麺業者が軒を連ねるが、ほとんどが小規模店のため水質汚濁防止法など法令の規制対象とならないため、ゆで汁やだし汁を排水として垂れ流している。

高濃度のでんぷんを含むゆで汁は悪臭の原因となるため、うどんブームが水質汚濁に影響を及ぼしていることになる。そこで小規模店であっても浄化槽を設置することを義務づける条例を適用するが購入費が高いことから小規模店にとっては経営的にピンチにたたされている。

というもの。

ブームってのは難しいもんですねえ・・・。



自笑亭の肉ソバ

2006年10月13日 | 麺類
昼頃新幹線で東京や静岡に行く時に立ち寄るのが駅の立ち食いそば「自笑亭」

なんせ麺類の私としては、いくら時間がなくても駅弁とかパンとかは食べない。
5分時間があれば立ち食いソバです。一度は時間ギリギリで熱くて食べられず水を足して無理して食べたこともありましたっけ。

そんな私のお気に入りは「肉ソバ」。

普通のかけそばに牛丼のように牛肉がのっているものですが、タレに漬け込んだ肉の甘みがいーんです。濃い目のツユによく合います。麺との相性もいい。

寒くなるとこれ一本ですね!!

いりこ家のしょうゆうどん

2006年09月29日 | 麺類
映画「UDON」見ました?結構面白かったですね!!

今どきなんで讃岐うどんかとも思いましたが、02年頃のうどんブームのきっかけからブームが去ってからのことまでちゃんと描かれていて納得。ただブーム絶頂期までは軽快なテンポだったのに後半が間延びしたのが残念、ちょっと長すぎました。

しかし鈴木京香はいいなあ・・・地味な役なのに光っていましたね。

てなことで映画見た以上讃岐うどんを食べなければ!!
とはいうもののハナマルやその他チェーン店は軒並み撤退。

私の知っている唯一の讃岐うどん専門店「いりこ家」に行ってきました。最初は土曜日の昼に行ったんですが駐車場がいっぱいで外で待っている人も何人かいたので挫折。昨日も12時少し前に入店したもののほぼ満席と、これも映画の影響なんでしょうか。「いりこ家」さんも讃岐ブームの頃できたお店ですが、やっぱりチェーン店と違って本格的な手打ちの店だから生き残っているんでしょうね。

今回は冷たいしょうゆうどんに温卵をトッピング。スダチを絞って生醤油を軽くかけ食べるとさっぱりシコシコの麺が美味しい。途中から温卵で風味を変えまた軽く生醤油を足して食べる。そして最後にはテーブルにある天カスをたっぷり加えて食べるという具合に味の変化を楽しみました。

浮気性の浜松人を相手にするのは大変でしょうが長く繁盛して欲しいお店です。

いりこ家

佐鳴庵のとろろそば

2006年09月15日 | 麺類
佐鳴台にある佐鳴庵、ここもオープンして20年くらいになるでしょうか?
手打ちにこだわったお店がまだ少なかった頃から人気のお店です。

今日はとろろそば。

手打ちのそばは少し色が濃く、そばの風味がしっかりと出ています。
ツユは色は薄めでもしっかりとした味。

とろろはうずら卵が入ってますが粘り強く、ツユをさしてじっくりとかき回す必要があるほど、でもこの粘りが美味しさを引き立てます。

並でも結構おなか一杯になりますね。

ただ長年通ってますが、最近ちょっと元気がないような気もします。
頑張ってほしいものです。

佐鳴庵

路傍のとろろ蕎麦

2006年09月09日 | 麺類
和地山にある、まだオープンして3年目位だけれど隠れた人気店。

確か親方は某Y社を脱サラして始めたお店だと思いますが・・・。

話はそれますが某Y社の社員さん、脱サラしてこだわった飲食店を始めたり、ベンチャー企業を起こして話題になったりする人多いですね。独立しやすいのか、自由闊達なのかそういう社風があるんじゃないでしょうか。

さてここでよく注文するのは「とろろ蕎麦」。

特徴は、他と違ってとろろを最初からツユで合わせてのばしていること、これが結構美味しい。

麺はどちらかというと田舎に近いのか?モチモチっとした歯ごたえを感じます。

あと薬味としてワサビではなく柚子こしょうを出すところでしょうか。最初は違和感を感じたのですが、これはこれでいいものですね。

オリジナリティあふれる蕎麦屋さんです。
頑張れ脱サラ組!!


木挽町庵の天せいろ

2006年09月01日 | 麺類
旅籠町にある大正11年創業の老舗蕎麦屋「木挽町庵」

今日は「天せいろ」。

ここの麺は通常よりも細く透明感のある更科系、でも腰はしっかり。
一方ツユはかなり濃い口で麺にちょっとからめて食べる感じです。

天ぷらの海老もからっと揚げてあって、尻尾までしっかり食べられます。

老舗だからと肩肘張らず、昔ながらの蕎麦屋さん。
ここのソバが好きという仲間も多い店です。

佐藤養助商店の稲庭干饂飩

2006年08月25日 | 麺類
毎年、秋田に住む友人から送られてくる稲庭干饂飩。

7代目佐藤養助さんの手づくりうどん、まるでそうめんかと思うぐらい細く、それでいてまさにツルツルのシコシコ麺!!実に上手い!!

箱に入っていた由来記
「稲庭干饂飩は江戸時代中期に生まれたとされる。本家は稲庭吉左ェ門であったが、一子相伝の技が絶えることを憂い、当家二代佐藤養助に受け継がれた」のが由来だそうですが、雪深い山里の保存食から藩主への上納品、江戸への献上品、そして宮内庁御用達と評判が広がり、今では秋田を代表する名産品となったのだそうです。

間もなく公開される映画「UDON」(小西真奈美いいね)に取り上げられるように、讃岐うどんのブームは続いていますが、稲庭うどんも忘れてはいけませんね。

佐藤養助商店

楽庵の上州風そば

2006年08月11日 | 麺類
大平台にある楽庵。まだオープンして4~5年のお店。
でもいろいろとメニュー工夫しています。

今日は上州風そば。

池波正太郎の時代物「剣客家業」という小説の中に出てくる蕎麦だそうですが、時代小説好きな店主がそれを真似て作ったそうです。

普通の更科そばとどこが違うかというと、ツユがしょうがの汁や味噌、そして隠し味を足した独特の味になっているんです。

食べ勧めていくうち、しょうがの辛さが口の中いっぱいにひろがります。なんともいえぬ独特の味、味噌がきいていますね。辛いんだけどもこのツユの味にどんどん惹かれていくのが不思議です。

汗かきながら食べるもりそば。暑い夏にはぴったりの蕎麦です。

楽庵

俵山庵のとろろざる

2006年08月04日 | 麺類
鴨江にある、昔から手打ち蕎麦にこだわる蕎麦屋さん

御主人が体調を悪くしてから、お休みしていた時期もありましたが、奥さんや身内で頑張って暖簾を守っています。

ここではいつも「とろろざる」。

私の食べ方は、普通にざるとしてほとんど食べてから、とろろと残った少しの麺とを合わせ、最後にまるでとろろ汁をすするかのようにして食べます。

とろろの味がいいんです。またソバツユが独特で、ちょっと薄めですっぱい感じがする、何となく梅干でも入っているような(あくまでも私の味覚ですので)味なんですがこれがまたいいんです。だから蕎麦だけでツユをたっぷりつけて食べてから、またそのツユを使ってとろろをすするという、一つで2倍楽しめるのがいいところ。(たぶん私だけの食べ方でしょうが)

昼のサービス品、セットでついてくるカレーライスも評判です。

ぜひ一度お試しあれ!!

三浜屋本店のざるそば

2006年07月28日 | 麺類
「東街区」の再開発のため移転していた三浜屋本店。2年前に元の場所で新装オープンしてからは本格的な手打ち蕎麦屋に変わりました。

玄そばより石臼挽き自家製粉で作る蕎麦は更科はもちろん十割そば、田舎そば、変わりそばと、どれもいい味だしています。

今日は大ざる。濃い目のツユは少なめでちょっとつけて食べるんですが蕎麦本来の味をしっかり味わえます。

地酒の種類も豊富で、ホントは夕方一杯やりながら寄るのがいいですね。

ジャズが流れるお洒落な蕎麦屋さん。でも帳場に先代の女将さんが今でも座っているところが好きです。