やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

ワインバー「ル・ヴァン」

2006年04月29日 | お酒
月に1~2回は行くワインバー「ル・ヴァン」

ここのオーナー寺田さんはソムリエでチーズアドバイザー(でいいんでしょうか?)の資格も持ち、大手カルチャーでセミナーも持つ方。以前は浜松オークラのバーのチーフも勤めていてその当時からの知り合いです。

ちょっと薄暗い店内はこだわった一枚板のカウンターに丸くスポット証明が何箇所か照らすという具合で凝っていてお洒落。お酒も食べ物も美味しく見せる演出ですね。

勿論ワインの種類も豊富、食事も常時イベリコ豚やキャビアなども取り揃え他の店にはない本格的な料理で勝負しています。

でも決して堅苦しい店ではありません。

何がいいって寺田さんと伊藤(目力のある女性です)さんの掛け合い漫才がいつも聞けること、特に伊藤さんの天然キャラが面白い。毎回ソムリエ資格を目指す(ホント??)伊藤さんのテイスティングコメントを聞くのが楽しみで、ついついワインを飲みすぎてしまいます。

ところで寺田さんいつゴルフデビューするのかな??

ル ヴァン

CMってなんだ?

2006年04月28日 | マーケティング
昔、「ハッピーでないのにハッピーなんて書けません」という遺書を残して自殺したコピーライターがいました。すでに30年近く前のことなのでうろ覚えですが(もし詳しくご存知の方いましたら教えてください)著名なライターの自殺ということでマスコミにも取り上げられ社会問題として提起されたように思います。

このことを、ふと思い出したのは、アイフルが違法な取立てをして業務停止処分を受けた事件からです。

アイフルといえば、かわいいチワワとさえない中年男性の交流をほのぼのとしたタッチで描いたCMで誰もが認知する会社になりましたが、業界としては準大手。たぶんこのCM効果を生かしてアコムやプロミスなど大手に追いつこうと社内では猛烈な発破をかけられていたのだろうなということは容易に想像が付きます。

金融庁がこういった処分をするのは会社全体が極めて悪質な体質であることの証ですが、以前他の大手サラ金会社でも事件があったように規模が大きいとはいえ問題の多い業界にもかかわらず口当たりの良いCMを大量に流して市民権を得ていくという今の状況でいいのでしょうか?

広告とは本来実態を表すもので嘘があってはならないはず。商品の流通に対する規制はありますが、企業のイメージ広告にも何らかの規制というものはできないものか、または決算上の数字以外でも企業の実態を明らかにする方法はないものかとも思います。

サラ金業界が日本経済の裏方であり、いわゆる表の銀行など金融業界を支えている仕組みであることも理解します。でもだったら黒子は黒子であるべき表舞台に出るべきではないというのは暴論でしょうか。

今朝の毎日新聞には「顧客本意自ら放棄」と三井住友銀行が押し付け販売による業務停止命令を受けた記事が出ていますが、金融庁の業界健全化への今後の取組みに注目していきたいと思います。

サラ金に限らず実体のない企業がCMのイメージだけで伸びていくこの風潮が社会に与える影響は計り知れないものがあります。広告業界自体がもっと自浄作用を持つようになることを強く願います。

売れればいいじゃあ駄目!!

ということでGW前に堅い(青い?)こと書きましたが、連休中はしばらく気軽なペースで気楽な内容を書いていきたいと思います。


お客様から頂き物

2006年04月27日 | ビジネスシーン
毎週、社員から届く情報メモを楽しみにしています。

これは社内での情報共有化を進める為に数年前から始めたことですが、毎週届くメモには現場で起きたちょっとしたこと、お客様から言われたこと、仲間を褒めること、気がついた改善点など何でもいいから率直に書くように言っていますが、今はとにかくどんな内容でもいいから沢山出す人を評価しています。その中からお客様や仲間にちょっとした良い行動をした人にはハートフル賞や社長賞を出し、昼礼で表彰します。

情報メモで気がつくのは、社員がお客様からいろいろな頂き物をしていること。本当にいろんなものを戴いているので驚きます。

浜松は製造業の街として有名ですが、実は農業の生産量も多いんです。
ですからジャガイモ、ガーベラ、たまねぎ、みかん、カリフラワー、キャベツ、ブロッコリーそれから春は竹の子など頂くものも様々。昨年はみかんをもらってくる人があまりに多かったのでそれで豊作だったことがわかったぐらいです。

他にも京都旅行に行ったから「お漬物」とかお土産を頂戴したり、寒い冬には缶コーヒーや肉まんをいただいたり、土砂降りの雨の日には栄養ドリンクとともに「配達大変だね頑張ってね」と一言声をかけてくださったり。中には社員が「カレーが好きと言ったからカレー作っておいたよ」と言って持たせてくれたり、社員が集金に行く度晩御飯を作って社員と一緒に食べるのを楽しみにしてくれる一人暮らしのお婆ちゃんがいたりといろんなことがありますが、こんな時、本当にお客様の心の暖かさを感じます。

こうしたお客様からの「まごころ」に社員も育てられているんだなあとつくづく思います。
素敵なお客様が沢山いて幸せな会社です。






べんがら横丁 3勝3分1敗

2006年04月26日 | 浜松暮らし
3月に鳴り物入りでオープンした、ラーメンと焼き鳥のフードテーマパーク「べんがら横丁」。オープン効果で遠鉄百貨店の来場数が10%アップしたというように、このところ元気のない中心街に明るい話題を提供しました。

さて麺類の人間ですから、新しく出店したとあっては一通りお店を制覇してみたいもの(なんせ新し物好きですから)。一頃よりは入りやすくなったとはいえまだ混んでるところ何とかこの一ヶ月半で7店すべて制覇しました!!

おかげで少々太り気味(--)↓

私の採点はタイトルどおり。まるで今年のジュビロのような成績ですが、まあまあっていうことでしょうかねえ・・・。
結構しょっぱいとかクドイとか感じるのは年齢ゆえなのでしょうか。

一押しは「玉響(たまゆら)」の和風ラーメン。実は最初一番空いていたお店ですが、私としては竹で燻製にしたという焼き豚の香味やすっきり出汁の和風テイストがお気に入り。また食べたいという気になります。

まだラーメン店しか行ってないので、これから行ってみたいのは大阪の有名串かつの「だるま」。ソース2度付け禁止の看板が目立つところですが、ここはまだ行列ができてますね。

中にはあんまり入っていないのかな?と思われる店もありますが、噂では3ヶ月の実績が目標に達しない店は半年後に退店させられるそうな。
すでに退店が決まったところもあるそうです。

厳しいですねえ、でもそうして入れ替えがないと、熱しやすく冷めやすい浜松人ですから、すぐに寂れてしまうかもしれませんね。

今度はどんな店が入るのか麺類としてはそれも楽しみですが。

浜松べんがら横丁


花束をもらいました

2006年04月25日 | ビジネスシーン
昨日、突然社員から「社長ちょっと来てっ」て呼び出され行ってみると、本社の女子社員からお誕生日オメデトウと花束をいただきました。

社員から誕生日オメデトウと言われたのも花束をいただいたのも初めてのことで、ジーンときてしまい、何かしゃべると泣けちゃいそうなので微笑み返しですませました。愛想なくてごめんなさい。

以前書きましたように、4月から社員の誕生日にメッセージとちょっとしたプレゼントをしていますので社長にもと気を遣っていただいたのだと思いますが、やっぱりいいもんですね。

良いことをすればちゃんと自分にも返ってくるって言いますが、大げさかもしれませんがそんな気がしました。

メッセージも気が利いています。
「これからも世の為、人の為、そして社員の為に長生きして下さい!!」

はいはい暴飲暴食を控え社会・社員・そしてお客様の為に益々努力する所存でございます。

皆さんありがとう!!

会う人すべてお客様

2006年04月24日 | CSマネジメント
先日CS研究会でOffice夢現塾、難波太郎さんのお話をお聞きしました。

難波さんは1966年にホンダに幹部候補生として入社以来、宣伝部・販売会社社長・人材開発センター長そして本社の初代CS推進室長を勤められた方で定年後営業コンサルタントとして主に自動車ディーラーや中小零細企業の営業マン向けの実践指導をされています。

「会う人すべてお客様」というテーマでしたが、難波さんの実体験に基づくお話にはその人柄もあり引き付けられました。また私達のように訪問販売に近いビジネスの場合、自動車ディーラーから学ぶ点は多々ありますのでその意味でも参考になりました。

この図は、お客様は商品×店×営業マンの掛け算の結果で決まる。どれかひとつマイナスでも買ってもらえない。とりわけ営業マンの魅力が大きいというものですが、これは私達の仕事でも常々感じていることです。

商品もお店(仕組み含め)も大切ですが、何よりも日頃お客様と接する社員が、お客様の立場にたってどれだけ役に立つことができるか。この点が何より大切です。

でも言うは易く行うは難し・・・

お客様ひとりひとり要望も考え方も捉え方も違う、マニュアルでは対応しきれないことですから、如何に社員ひとりひとりのサービスマインド、ホスピタリティマインドをあげて感性豊かに働ける社員になってもらうかが重要です。

難波さんは
「営業マンは人間紹介業。お客様は親友のアドバイスを望んでいる。いかにお客様と本気で付き合うかが大切」「ファンを増やす、その為に役を演じきること」「ファンを沢山持つことで楽して売ることができる」ともおっしゃいましたが、その為に当社もCSを重視して活動しています。でも楽して売れるようになるまでにはまだまだ高いハードルがありますね。

最後に「仕事は何でも楽しくやらなきゃ」ってその通り、どんな状況でも前向きに取り組むかどうかですね、頑張りましょう!!








もちカツオ

2006年04月23日 | 浜松暮らし
春になるとカツオの刺身が無性に食べたくなります。しかもカツオだけで腹一杯になるくらい。

昔、焼津の寿司屋の大将に「浜松の人はカツオが好きだね、マグロよりも消費量多いし」といわれた事がありますが、統計はわかりませんが、確かにどこの和食屋さんでもカツオの刺身は当然あるし5月の浜松祭りとなれば、初子のお祝いの振る舞い酒でもカツオはつき物(縁起物でもあり)ですし、確かに好きですね。何となくカツオって威勢のいい感じがするのでその点、浜松人気質にピッタリあうのかも知れませんね。

さてこの時期のカツオといえば何と言っても「もちカツオ」。

この「もちカツオ」、近海でその日に穫って生け絞めにしたカツオを新鮮なうちに食べると、「もちもち」と独特な食感を味わえる事からつけられた名称ですが、いつでも食べられるわけではなく初カツオのシーズンである4月中旬から5月の一時しか食べられないという貴重なものなんです。浜松人は毎年楽しみにしていますが、この「もちカツオ」が食べられるのは全国でも静岡県の西部から三河にかけてだけらしく(高知県でも一部ではあるという話も)、ある学者によるとカツオの個体自体も違うという説もあるのだそうですが、そんな難しい話はどうであれ、あーとにかく「もちカツオ」が食べたい!!

実は今年まだ料理屋にも魚屋にも「もちカツオ」が出回っていないんです。「今年は天候不順のためまだ穫れない」「舞阪の漁師はちょっと天気が悪いと漁に出ないから」だそうですが、この5月祭りの時期に「もちカツオ」がないなんて最悪ですね。

と思っていたところ、昨日アクトタワー内を歩いていると「もちカツオありマス」の張り紙が出ているではありませんか!!

こりゃ行くっきゃない!!と早速その店「宿下吉庵」に入って注文すると「お客さん、もう時間が遅いのでもちカツオの味はないかも」とつれないお言葉。それでも少しはもちカツオらしさが残っていて、今年初ですから満足した次第。

「もちカツオ食べるなら馴染みの料理屋さんに仕入れるよう頼んでおいて、電話もらったら駆けつけるのが一番確実」とは食い道楽飲み道楽のS銀行H支店長の弁。

支店長その提案にのった!!お誘いお待ちしておりまーす、ハイ。

宿下吉庵

ジョエルの「ナポリタン」

2006年04月22日 | 麺類
ジョエルは冨塚町にある、いわゆる学生街の喫茶店。静大生や浜商、北高の学生さんやサラリーマンでいつも賑わっています。学生向きだから何せ量が多い。写真のナポリタンも少なめに頼んでこの量です。(最近大盛は我慢している私)

ここのスパゲッティ、パスタという感じではなくいわゆる昔ながらの喫茶店の味。ナポリタンもケチャップたっぷり。このケチャップ感がいいんですよね。

他にもツナおろしやミートなどを半分は漫画を目当てに週一回は食べに行きます。

静岡グラパ賞をいただきました

2006年04月21日 | ビジネスシーン
日本グラフィックデザイナー協会静岡地区が主催する第一回静岡県グラフィックデザイナーズパワー賞(しかし長いっ)、略してグラパ賞のマークロゴ部門賞に当社のVIが選ばれました。プロじゃなきゃわからん賞でしょうが何にせよ県内の優れたデザインの中のひとつに選ばれたことは嬉しい限りです。

制作は私の友人でもある㈱ブルックスタジオの藤田さん、彼とは01年に社員参加(ビジョン21会議)のもと新しく生まれ変わった当社のミッション・ビジョンから具体的な活動まで理解してもらう点からスタートし時間をかけ、理念をわかりやすく表現するコピーからマークまで作っていただきましたが、これは社内・社外へ当社の考え方を伝えるのに非常に役立ちました。ブランディングの第一歩ですね。

まだまだ課題はあります。矢野新一先生(ナンバーワン戦略研究所)からはもっとマークを見ただけで柳原新聞店とわかるように浸透させなきゃダメといわれています。

今後マークにあった縄跳び大会やぬり絵大会など面白い仕掛けを考えていますのでご期待ください。

ブルックスタジオ
静岡グラパ賞

つれづれに静岡

2006年04月19日 | ビジネスシーン
水曜日は毎日新聞静岡版に載るコラム「つれづれに静岡」を楽しみにしています。

執筆は小菅洋人静岡支局長。小菅さんは元々政治部出身で首相になる前の小泉番を努めていた時期もあり、新聞には書けない政界の裏話などの話題も豊富な方です。昨年は当社でも講演をしていただいたり、TVでも有名な岸井成格(毎日新聞顧問)さんの講演会では司会を務めていただいたりと無理なお願いも気軽に応じていただいています。

さてコラムですが、静岡に赴任してきた支局長としての立場から、静岡の政治・経済・文化について人との出会いをもとにタイトルどおり感じたことを率直に書かれています。いわゆる報道記事とは違い、記者の人間性や感性が感じられるものですから読む人を引き付けるコラムになっています。

ちなみに最初ブログのタイトルを「浜松つれづれ日記」としたのも、このコラムのように読者を引きつけるものを書きたかったからですが、お恥ずかしい話です。

今回のタイトルは「小沢さんに何を言うか」
衆議院静岡5区選出の民主党、細野豪志氏が当初、前原代表辞任とともに役員室長を降りるつもりが説得を受け留任した事にたいして小菅支局長は「判断は正しかったと思う。何より嘱望される34歳にとって小沢・管・鳩山ら個性的なベテランに仕えるのは大いに経験と幅を広げる。民主党の若手の気に入らないところは心地よい同質を求めサークル的に群れる傾向がある」ことを指摘し「兄貴分である前原氏に対しても十分に物が言えなかったのに小沢氏に何が言えるのか」とストレートに細野氏に聞いて見たことが書かれ、最後に「巨大与党に対峙してほしい」との注文で締めくくられています。

民主党への応援ともまた政界のあるべき姿について言われているのだなとも感じられますがそのリベラルな視点に共感が持てます。

さて最後に小菅さんは間違いなく将来、毎日新聞を背負って立つ方ですから皆さん今のうちにご注目を!!

毎日新聞静岡支局