やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

気になる広告

2006年05月31日 | マーケティング
日経新聞に時々載る広告が妙に気になります。

「結婚をお世話するという責任・・・」という出だしで始まる広告ですが、多分日経社と年間で空き広告スペースがある時に自由に出せる(広告用語でなんというか忘れました)という新聞社にとって非常に都合のよいクライアントなのでしょう。
全15段(一ページ)のサイズで週1~2回は見かける気がします。

結婚相談業として立派な会社で内容がおかしいわけではありません。

ただ写真が・・・

男女4人が横一線に並んで並木通りを歩く写真ですがまるで男女7人夏物語とでもいいましょうか、ボディコンシャス全盛バブル期のファッションそのまま。ずーっと写真変えてないんですね。

アンテナ伸ばして手にする携帯、ダブルの4つボタンのスーツにペタンコの靴、女性の巻きスカートに濃い目の化粧などなど、今どきないよなーって広告見るたび突っ込みいれたくなります。

同じように感じている人いっぱいいると思うのですが、って言うことは注目されているからいいということか!?

日経新聞社さん、気になって仕方ありません。ぜひ写真変えてください!!

ユニクロがNYへ

2006年05月30日 | マーケティング
先日ユニクロが今秋NYに最大規模の旗艦店を出店するとの新聞記事が出ました。

場所はニューヨークのソーホー地区、お洒落な若者が集まる場所でブランドショップや人気のデリカ、ディーン&デルーカの本店などもあるところです。

規模は銀座店の2倍ということですが、興味を持ったのはロゴマークを従来のアルファベットから片仮名のロゴに切り替えるということ。

ニューヨーカー達が片仮名のロゴを見てどのように感じるのでしょうか?日本人がハングルやアラビア文字の看板を見るような感じなのかなあ。

日本では他社の追随を許さないユニクロも、アメリカではギャップに代表される同業態のチェーンが多数存在し知名度・業績とも伸びていないようです。

だからあえて日本ブランドであることを前面に出そうということでしょうか?それともオリエンタルテイストで訴求しようということか?

japan is cool ということで漫画・アニメから秋葉系ファッションなどアメリカの若者にもカッコイイと支持されているようですからそういった点から片仮名表記でカッコよさを出そうということでしょうか。

イギリスの撤退など海外戦略は思うように進んでいないユニクロ(ファーストリテイリング)ですが、同じ日本人としては応援したいですね。

ユニクロ

POLA CARD

2006年05月29日 | 浜松暮らし
先日、箱根のポーラ美術館で面白いもの見つけました。

ポラカードというものですが、これトランプのようなカードに例えばルノアールの描いた絵のモチーフと、その下に質問が書かれています。

質問は
 *触れてはいけないと思うものは何ですか?
 *好きな人と食べたいものは何ですか?
 *今行ってみたい所はどこですか?
 *誘われたらこの船に乗りますか?
 *蝶のように動きますか?花のように待ちますか?

というようにカードに書かれた絵から連想される様々な質問が書かれています。

「ポラカードの使い方」
50枚のカードの中からどれか一枚選んでみてください。
そこに書かれているのは今あなたにとってきっと必要な質問のはずです。
もしかすると迷っていることを決断するための「問いかけ」が書かれているかもしれません。
この質問は答えを見つけるためのものであると同時に新しい質問を探すためのものでもあります。
(中略)
このカードを引くことによってよりよい問いと、よりよい答えが引き出されるように願っています。

自分で好きなことを書くためのカードも2枚入っています。

絵・文を書いた木谷安憲さんのプロフィールを紹介します。
1963年石川県生まれ。アーチストであり現在、高校の美術教師を勤める。
1997年よりワークショップ活動を開始。「かいてみよう」シリーズ「トントンプロレス」、「アート・ダイエット」、など、プロレス、サイコロ、絵本、紙芝居など身近な話題やゲーム性を盛り込んだワークショップを展開。一方で病院の壁画や空き店舗のシャッターペインティングの指導なども行っている。

この知的ゲームセンス大変気に入りました。




ドナルドフェイゲン「モーフ・ザ・キャット」

2006年05月27日 | 音楽
ここ一ヶ月くらい毎日聞いていたCDがスティーリーダンの片割れドナルドフェイゲンが13年ぶりに発売した新作「モーフ・ザ・キャット」。

ステーリーダンといえばイーグルスやドゥービーブラザースなどウェストコーストサウンド全盛期にイーストコースト代表といわれたバンド。都会的な洗練されたサウンドで当時流行の一流スタジオミュージシャンを豪華に使ったアルバムが評判でした。

学生時代から好きで、すべてのアルバムを聞いていますが、このCD13年ぶりのソロとはいえ誰にもまねの出来ない独特な洗練されたサウンドは昔と何も変わりません。

このCDでも一曲目出だしのベースサウンドから引きつけられます。どうしてこんな深みのあるいい音がでるんでしょうね。

83年の「ナイトフライ」、93年の「カマキリアド」に次ぐ3部作で死生観について歌われているのだそうですが歌詞がわからなくても侘び寂びを感じるサウンドをぜひ一度聞いて見てください。

特に1曲からシングルカットの2曲目、レイチャールズの亡霊と語り合う3曲目がお勧めです。





オヤジ雑誌は花盛り

2006年05月26日 | マーケティング
毎月25日になると書店に40~50代男性向け月刊誌が一斉に並びます。

ゲーテ・オーシャン・ブリオ・エスカイア・ウオモ・GQ・PEN・LEON・ストレイト・ブルータス・・・・などなど。

この手の雑誌の先駆けは多分ブリオだと記憶していますが、その一年後位にレオンが発売されチョイワル親父ブームとともに雨後の竹の子のように新雑誌の創刊が相次いでいます。

どれも似たようなもので、ファッションに食・旅行・車・時計などを絡めた内容。

でも私、雑誌中毒なもので、ついつい買ってしまうんですよね。

いつも買うのは、GQとエスカイア、この二つは特集が結構面白い。ブリオは昔は必ず買っていましたが最近はたまに、ブルータス・ペンなどは今でも愛着があるので特集内容によっては買います。

さてレオン、こんな雑誌とは思うのですが必ず買いますね。ここまでやるか?キザったらしい、とかこんなオヤジいないよなあって思うんですが。そういえば村上龍さんがあるコラムで「イタリアではレオンに載るような格好してる人はいない、あれを真に受けて行ったら恥をかく」というようなことを書いていましたがその通りなんでしょうね。でもつい買ってしまうのは何故なんだろう?ブームに弱いのかなあ?決してちょいワル親父を目指しているわけではないのですが(なんせ体がちょいワルってな具合ですから)。

ところでどの雑誌も発売日が25日なのは何故でしょうか?ワザワザ競合する雑誌の発売日に合わせなくても、例えば10日、15日、20日というように分けて発売すれば私のような雑誌中毒は似たような内容でもつい買ってしまうと思うのですが、編集の都合?それとも広告出稿に絡む理由からなのでしょうか?





ワールドカップ公式シャンパン

2006年05月25日 | お酒
ワールドカップ公式シャンパンを手に入れました。

最近お気に入りのワインブティック「パニエ」で手に入れたものですが、これ優勝チームがシャンパンファイトで使うものでしょうか。エチケット(ラベルのこと)には公式マークと周りに1966年からの開催国名が書かれています。メーカーは「ランソン」、定価6000円でした。

私、清涼飲料水でもコーラとか無性に飲みたくなるし水もペリエとか発砲系、ウィスキーも炭酸割りをお願いするというぐらい発砲系大好き人間ですからもちろんシャンパンも大好き。

普段はディスカウントのマインマートで買い込みますが「ランソン」も飲んだことがあります。でもシャンパンの味の違いってわかります?モエシャンドンもヴーヴクリコもランソンも実はあんまり違いはよくわからない。よくワインバーで説明受けますが、適当にうなずいているのが本当のところです。

なかなか手にはいらないという公式シャンパン、どんな味がするのか?
開けるのが楽しみです。
もちろん日本が一勝した時の祝杯用にしますが、やけ酒にならないきゃいいけどなあ・・・。

ワインブティック パニエ



今年の七夕は??

2006年05月24日 | ビジネスシーン
昨年から全社員が参加する委員会活動を始めています。

以前から、いくつかのプロジェクト活動はしていましたが、昨年「顧客起点で考え行動する」ことを年間方針に掲げ、社員が主体的に考える風土を育てようということで始めました。正直なところまだ2年目ですから、すべてが上手くいっているわけではありません。中には何でこんなめんどくさいことって思っている社員もいるようですが、うまくまとまって採用したアイデアもいくつかあります。会社の風土として定着するにはまだまだ時間がかかるでしょうがこの方針を変える気はありません。

さて今年度の委員会は
行動規範・社会貢献・顧客サービス向上・業務品質向上・イベント・社内改革・研修交流の7つがあります。

つまり、社会の視点
    顧客の視点
    社員の視点

この3つの視点からより良い会社にする為に何をするか全員で考えようということです。

先日はイベント委員会が開かれました。

イベント委員会のテーマは、今年の七夕イベント「織姫・彦星が来るよ」を如何に盛り上げるか。

このイベントは一昨年より始めたものですが、社員が織姫・彦星や牽牛、お星様などに扮装し笹竹をもって各家庭を訪問。子供たちに願い事を書いた短冊をつけてもらうというものですが、小さなお子さんのいる家庭には大変喜ばれています。中には近所の子供たちを大勢集めて、彦星たちが来るのを待っていることも。

社内ではコスプレ3部作(サンタ・オニ・七夕)と呼んでいるのですが、サンタ・節分のオニのイベントと違って七夕が難しいのは、織姫彦星のイメージがつかみにくいことと、動きが難しい点ですね、そこでお笑いキャラとしてお星様や牽牛を登場させたりしていますが、去年と同じことやっていたのではお客様に飽きられてしまうので、パワーアップして毎年新しいキャラや受ける方法をみんなで考えています。

さて今年はどんなキャラや趣向があるのか?
楽しみですね!!

はなまるうどん

2006年05月23日 | マーケティング
「吉野家ディーアンドシーは18日、傘下の讃岐うどんチェーンはなまるを子会社化すると発表」という新聞記事が載りました。

2年前位には浜松にもはなまるが出店し、前後していくつかのチェーン店が進出し一時は大変賑わっていましたが、考えてみるとほとんどの店舗がすでになくなっていますね。

うどん一杯200円位からと安いようで色々トッピングすると平均単価は500円位だったんじゃないでしょうか。(それとももっと低かったのか)。

実は私、麺類の人間ですがうどんだけは苦手だったものですが、本場讃岐うどん(穴吹興産水谷さんに連れてっていただいた)を味わってからうどんも好きになりました。

ですから、はなまるはじめ讃岐うどんチェーンにも足をよく運んだものです。
はなまるチェーン、03年はブームに乗って100店出店したものの05年には不採算の31店を閉鎖したにも関わらず5億円近い赤字計上。現在は185店で吉野家のノウハウを生かして再生しようということのようです。

この記事から思うことは、やはり急激な拡大は会社の体力(財務よりも人材・ノウハウなど)が追いついていかない結果このような事態に陥るということ。

中には疾風のごとく駆け抜けて成功するところもあるかもしれませんが、どちらかというと行き詰るケースが多いような気がします。それでも吉野家に経営を任せて生き残っていけるはなまるはまだましかもしれませんし、これだけ急成長できたのだからそれはそれで良しとする考え方もあるでしょうね。

じっくり一歩ずつ成長していくか、急成長を望むか、それは経営者の考え方にもよるでしょうが私は多分前者の方ですね。

はなまるうどん

中西哲生さんイイネ!!

2006年05月21日 | ビジネスシーン
昨日は元Jリーガーで今は売れっ子キャスターの中西さんのトークショーでした。

ワールドカップ直前企画の当社とスポニチによる共催イベントですが今回で3回目。フランス大会の時が売り出し中の金子達仁氏(その頃は暇だったようで鮎が食べたいということで食事までお付き合いいただきました)、日韓大会では現役を引退したばかりの武田修弘氏(浜松出身)と恒例のイベントになりましたね。

300席のホテル会場は超満員でぎっしりの盛況ぶり。

中西さんイケメンですが結構べらんめえ口調で、でもサッカーに対する情熱はやっぱり違いますね。

ジーコ監督には監督経験の少なさ、代表監督では年10試合位しか経験していない限界があるけれど、選手にとってはトルシエ時代の監督と選手との冷えきった環境よりはまし(実は日韓大会で決勝トーナメント進出できたのはトルシエの指示に従わなかったから出来たという話)、とか今回オーストラリア監督に就任したヒディング監督の凄さ(強国オランダも弱小韓国も4強入りさせたのは常識では考えられない采配があるから日本もオーストラリアには苦しむだろうという話)などマスコミでは報道できないことを軽快に話してもらえました。

決勝トーナメントに進むのは前回トーナメントの半分の確率。それは前回は開催国として1部(最強)グループに入っていたから確率は50%(4分の2)だったけれど、今回は4部(弱小)グループだから、実質的に優勝候補のブラジルを除く3チームで残り1席を争う戦いになると考えると確率は33%にすぎないので前回よりも格段に厳しい。

初戦のオーストラリア戦が勝負だけれど、勝てる確率はクロアチア戦の方が高い、一試合目でブラジルに負け何としても日本に勝たなければならないクロアチアは引いてこないだろうから、ヒディング采配で何をやってくるかわからないオーストラリアよりも勝つチャンスはある。オーストラリアと引き分け、クロアチアに勝ってブラジルと最小得点差で決勝トーナメント進出というのが一番可能性が高いが3連敗することも考えられるしそれほど期待しない方がいいだろう、ということでした。

今回の中盤はパサーばかりなので相手は守りやすい、松井や長谷部などドリブラーを入れるべきだったという意見にはうなずく人も多かったようです。(もちろん私も)

最後の質問コーナーでは「なぜ日本人はシュートが下手なのか」という非常にわかりやすい質問に対し、日本人は大振りすぎるからキーパーが守りやすい、もっとコンパクトに打つ練習をすべき、また得点したら次の試合でも使うとか明確にした方がいいと思う。ということですが元Jリーガーの解答には皆納得した様子。

時間ギリギリまで熱く語った中西さんの人柄が好きになりました。これからも応援したいと思います。





北京へ行ってきました

2006年05月20日 | ビジネスシーン
先週末、北京に行ってきました。今回の目的は当社発行の浜松と海外を結ぶ情報誌「7W1h」の巻頭特集の取材に同行したもの。

「やっぱり一生に一度は万里の長城行かなきゃね」というノリで北京行きを決めたのですが、いざ旅行会社へ出かけパンフを探すも見当たらない。いくつかの会社で確認しましたが、あまり積極的に中国ツァーを販売していない様子。やっぱり昨年の反日デモや政治状況の影響が出ているのでしょうね。ガイドに聞くと、今は韓国からの観光客が一番多く次いで日本、米国だということ。確かに万里の長城くらいでしか日本人観光客を見かけませんでした。

でも怖いことは何もなく初めての北京、見所が多く楽しかったの一言です。

北京は高層ビルが林立する上海ほど都会的に洗練された街ではありませんが、歴史的建造物が多く、観光都市としては北京のほうが素晴らしい。ガイドさんが政治と歴史は北京、経済は上海、食は広州と言っていましたが、まさにそんな感じですね。

天安門・万里の長城・故宮博物館・天壇公園など、とにかくどこもでかい!!
故宮博物館など、表門から裏門までが1キロ!!、まっすぐ通り抜けても1時間以上かかる。また万里の長城では斜度40度のところをよじ登るように歩きました。
2日間歩き回ってヘトヘトになりましたが、一見の価値はありますね。

さて取材ともなれば食事も様々なレストランへ、宮廷料理・四合院(京都の町屋風)のヌーベルチャイニーズ、北京ダック専門店、まるで六本木ヒルズにあるようなスノッブなお茶料理など。

中で一番良かったのは行列のできる北京ダック専門店、丸々一羽が98元!!(約1500円)目の前で料理人が切り分けてくれます。腹いっぱい食べてワイン飲んでも一人2500円でした。でもこれが相場なんでしょうね。

夜のお勧めは后海という湖沿いにオープンカフェが立ち並ぶエリア、若者の集まる場所で裏原宿といった雰囲気のところ。一軒一軒が生演奏つきですが、まあ浜松の駅前で路上ライブやっているギター引きっていうレベルでしょうか。
浜松でも佐鳴湖にこういったものできたらいいんじゃないかという声も出ましたが確かに面白いかもしれません。でも若者が少ないからなあ・・。

ところで取材かねての旅行ですから、学遊社のご両人は写真を撮る撮る、何せ3歩歩いたら一枚とれっていうぐらいですから、やっぱり素人と見る視点が違いますね、遠近感・コントラストのつけ方など見ていて参考になりました(真似はできませんが)。

取材旅行で大切なポイントはガイドの選定。ガイドは雑誌に載せられるようにビジュアル系で若い女性ガイドをリクエスト、初日はお笑い系の変なおじさんで(何せいくら断っても京劇を勧める事10数回)このままだったらどうしようと思っていたところ、翌日から27歳オシャレな北京っ子のカナさん。おかげで良い取材ができました。

面白かったのは毛沢東について聞いたとき、お笑い系おじさんは「賛否両論ある」北京っ子カナさんは「私生まれてないからワカラナイ」。今では単なる象徴に過ぎないということでしょうか。昔は皆、毛沢東語録読んだのになあ・・。

08年のオリンピックに向けて急ピッチで環境整備がすすんでいますが、ちょっと心配なのは歴史的建造物が安易に塗り替えられたり修復されていること。歴史遺産の管理は大丈夫なのかと不安になりました。

さてさてどんな巻頭特集になるか?6月15日号を期待してお待ちください。

7W1h

学遊社