やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

あらためて自己紹介です

2006年03月28日 | プロフィール
柳原新聞店は静岡県浜松市で創業46周年を迎えた新聞店です。私、2代目として4年前に父から社長職を引き継ぎました。創業46年というと皆さんはどのように感じられるのでしょうか?結構老舗?静岡県の新聞業界には100年を超えるお店がいくつもあり、当社はまだまだ中堅というところでしょうか。

最近ちょっと変わった新聞屋さんて言われます。それはクリスマスになると社員がサンタの格好で新聞を配ったり、節分にはオニ、七夕には織姫・彦星に社員が扮してお客様宅を訪問していることを取材されたりしたからですが、でも本当は私たちにとっては変なことではないんですよね。

それは私たちの仕事を単なる新聞販売業と考えていないからなんです。

新聞をなぜお客様は購読するのでしょうか?ただ単に私たちは新聞を届ければよいのでしょうか?「顧客はドリルを買うのではなく、穴を欲しているのだ」とはセオドア・レビットという著名なマーケティング学者が述べたことですが、つまり企業はドリルを売ろうとするのではなく顧客の穴を開けたいという問題解決を考えるべきであるということですが、この考え方によれば新聞店というのは「役立つ情報をお届けすることで日々の暮らしを楽しく豊かにするお手伝い」をすることが本質的な仕事だと思うのです。ですから今私たちは新聞や折込チラシをお届けするのはモチロン、独自の情報紙を発行したり、イベントや講演会・謝恩旅行を企画したり、お手軽に参加できるカルチャーサロンを開いたりしているのもすべて新聞店の仕事として整合性がとれると考えています。このような考え方にたつとどんどん仕事の領域が広がっていくからまたやりがいも出るんですね。

最近は当社の仕事を紹介するとき「私たちは生活情報サービス業です」といっています。またもっと分かりやすく「浜松暮らしを楽しむ人を応援する会社」になろうと言い始めました。

そんなことからブログを始めることになりました。
でもこのような考え方に行き着いたのもつい最近のことで、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら、またいろんな方との出会いから生まれたものです。
まだまだやらなければならない課題もたくさんありますが、そんなことを少しずつ、そして地元浜松の話題や私のプライベートなことも含めながら少しずつ書いていきたいと思いますのでお付き合いのほどよろしくお願いします。