産経新聞社のビジネス紙、フジサンケイビジネスアイ一面、麻生千晶さんの「メディア斬り」というコラムが面白い。
今日のコラムは4月27日ホリエモンの仮釈放時のテレビのライブ中継狂想曲に「テレビのバカさ加減に呆れて物も言えない」とばっさり。私もそうでしたがこの報道騒ぎには辟易した人も多いのでは?ということで放送作家からでた批判の弁に注目して読みました。
中でもTBS「サンデージャポン」ではロス疑惑の三浦和義氏を特別リポーターに仕立てて朝の10時から夜の9時過ぎまで密着取材をしたとのこと。三浦氏はマイクで「へりが2機飛んでいます。ボクの時は5機でした」とか拘置所の中の生活を先輩面して得意満面でしゃべったそうで麻生さんは「これっておかしくない?」。
「テレビ局の思考停止は際限もなくテレビ報道をプラズマ見世物として化けさせていて、見る方もそれを期待している。いかがわしいホリエモンとかつていかがわしかったロス疑惑氏を結びつける事によって下卑た観客の覗き見趣味にすりより媚を売って数字を穫ろうとしている」と書かれているわけですが、本当に見る方も期待しているのでしょうか?
私からすると見たくもない物を勝手にテレビ局が大騒ぎして見世物にしているようにしか思えない。万一この仮釈放報道をしなかったら他局に抜かれるとかいう身内の競争意識だけではないのか?つまり視聴者の視点で報道しているとは思えないのですが。
「これでは無知な若者たちが、テレビの中のヒーローとして、偶像視しかねない」
「刑法犯の被告を、あたかもスターのようにパパラッチするTVの見識のなさは酷すぎる。彼をタレントとして狙う媒体はハゲタカと呼ぶべし」と締めくくられています。
わかった事が一つ。テレビ局はヒーローねつ造業(善であれ悪であれ)なんですね。
フジサンケイビジネスアイ
今日のコラムは4月27日ホリエモンの仮釈放時のテレビのライブ中継狂想曲に「テレビのバカさ加減に呆れて物も言えない」とばっさり。私もそうでしたがこの報道騒ぎには辟易した人も多いのでは?ということで放送作家からでた批判の弁に注目して読みました。
中でもTBS「サンデージャポン」ではロス疑惑の三浦和義氏を特別リポーターに仕立てて朝の10時から夜の9時過ぎまで密着取材をしたとのこと。三浦氏はマイクで「へりが2機飛んでいます。ボクの時は5機でした」とか拘置所の中の生活を先輩面して得意満面でしゃべったそうで麻生さんは「これっておかしくない?」。
「テレビ局の思考停止は際限もなくテレビ報道をプラズマ見世物として化けさせていて、見る方もそれを期待している。いかがわしいホリエモンとかつていかがわしかったロス疑惑氏を結びつける事によって下卑た観客の覗き見趣味にすりより媚を売って数字を穫ろうとしている」と書かれているわけですが、本当に見る方も期待しているのでしょうか?
私からすると見たくもない物を勝手にテレビ局が大騒ぎして見世物にしているようにしか思えない。万一この仮釈放報道をしなかったら他局に抜かれるとかいう身内の競争意識だけではないのか?つまり視聴者の視点で報道しているとは思えないのですが。
「これでは無知な若者たちが、テレビの中のヒーローとして、偶像視しかねない」
「刑法犯の被告を、あたかもスターのようにパパラッチするTVの見識のなさは酷すぎる。彼をタレントとして狙う媒体はハゲタカと呼ぶべし」と締めくくられています。
わかった事が一つ。テレビ局はヒーローねつ造業(善であれ悪であれ)なんですね。
フジサンケイビジネスアイ