やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

はなまるうどん

2006年05月23日 | マーケティング
「吉野家ディーアンドシーは18日、傘下の讃岐うどんチェーンはなまるを子会社化すると発表」という新聞記事が載りました。

2年前位には浜松にもはなまるが出店し、前後していくつかのチェーン店が進出し一時は大変賑わっていましたが、考えてみるとほとんどの店舗がすでになくなっていますね。

うどん一杯200円位からと安いようで色々トッピングすると平均単価は500円位だったんじゃないでしょうか。(それとももっと低かったのか)。

実は私、麺類の人間ですがうどんだけは苦手だったものですが、本場讃岐うどん(穴吹興産水谷さんに連れてっていただいた)を味わってからうどんも好きになりました。

ですから、はなまるはじめ讃岐うどんチェーンにも足をよく運んだものです。
はなまるチェーン、03年はブームに乗って100店出店したものの05年には不採算の31店を閉鎖したにも関わらず5億円近い赤字計上。現在は185店で吉野家のノウハウを生かして再生しようということのようです。

この記事から思うことは、やはり急激な拡大は会社の体力(財務よりも人材・ノウハウなど)が追いついていかない結果このような事態に陥るということ。

中には疾風のごとく駆け抜けて成功するところもあるかもしれませんが、どちらかというと行き詰るケースが多いような気がします。それでも吉野家に経営を任せて生き残っていけるはなまるはまだましかもしれませんし、これだけ急成長できたのだからそれはそれで良しとする考え方もあるでしょうね。

じっくり一歩ずつ成長していくか、急成長を望むか、それは経営者の考え方にもよるでしょうが私は多分前者の方ですね。

はなまるうどん

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