やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

「こころ」を育てる信念の経営 その1

2006年05月17日 | CSマネジメント
先月、企業向け教育研修ビデオDOIT!を製作しているブロックス主催の「日本を元気にするセミナー」に参加しました。

DOIT!のビデオは当社でも社員自由参加の経営研究会で利用しています。今までにホンダクリオ新神奈川・ネッツ南国・四国管財・でんかのヤマグチさん等、小さいながらもお客様も社員も大切にしている企業を参考にして当社でもどのように取り組んだらよいかを話し合っています。

ブロックスの西川社長には今年当社にお立ち寄りいただいた際「取材したい」ともおっしゃっていただいたのですが、とても人様の参考になるような企業ではありませんので、「5年後にはビデオに出られるよう努力します」とお伝えしましたが、DOITのビデオに出られるような企業になることは実は密かな当社の目標でもあります。

さて今回の日本を元気にするセミナーですが、テーマは「こころを育てる信念の経営」というもので、七福醸造の犬塚社長と益田ドライビングスクールの小河会長の講演と大久保寛司氏によるパネルディスカッションの3部構成でした。

両経営者の講演に共通していたのは、具体的な取組みよりも、企業のあり方、いやそれ以上に人としてのあり方を説かれたことです。

犬塚社長はまず最初に
  イ、人間は何のために、生まれてきたのか?
  ロ、私たちの一番大切なものは何ですか?
  ハ、自分の人生の意義は?生まれてきた価値は
                       と問いかけられ

  イ、幸せのために
  ロ、家族・子供・子孫
  ハ、天命・使命がある
                   と答えその訳を説きます

人として生きることのもっとも大切なことは何かということ。

続いて基本的な考え方をアインシュタインの言葉を引用して説明されます。

  イ、資本主義は間違いである
  ロ、共産主義も間違いである
  ハ、目指すのは、昔の日本主義
  ニ、精神文化で世界一になる!
  ホ、味と心の目的は、日本人の心を取り戻し、広める事である。

とここまでの基本的な考え方に至る経緯をじっくり時間をかけて話されたわけですが、たぶん、もっとも言いたかったことは「人は誇りで働く」ということではないかと思いました。

人が生きるのは幸せになるため、そのために働くので、お金のために働くわけではない。(金がたくさんあっても幸せにはなれない)大切なことは世のため人のために今の仕事を天職と思って働けるかどうかということでした。

こういった考え方を会社に浸透させるためにやってきたことが様々な体験学習の取組みです。

つづく

ブロックス