アンコウ物語

徒然なるままに

散歩

2021-07-09 20:46:03 | 健康

梅雨空が続くこの頃。芝刈りなど、日頃の作業も思うに任せず、日々、何をするでもない時を過ごす。コロナ禍での運動不足が気になり、散歩の回数を増やした。軽トラで近くの漁港に行きそこに駐車して、徐に歩き出す。毎回1時間。港ではほぼ人影がなく、その為感染症なども気にせず、海風を受けて港町を歩く。30分も歩くと少し汗ばんで来る。その時の体調により、少し歩くとやめたくなる時もあり、20分も歩くと逆に元気になり歩行速度が早くなる事もある。

同じ場所を歩くのは退屈なので、毎回、散歩する道を変える。どの道を歩いても、人と会うことは滅多にない。小さな港町のそんなに広くない道路の両側には家が建ち並んでいるが、そこを歩いていてもそこから人の声が聞こえることもあまりない。ほぼ静寂の佇まい。散歩ルートの中の一つである神社への道はかなりの坂道で、強固な意志を持たずしてそこには到達しない。途中から引き返したい誘惑を捨てて体力を振り絞って神社に至る。ここからの港の眺めが素晴らしい。帰りの下り坂は何故か清々しい。先程の上り坂の苦労を忘れる。1時間ほどの散歩では体力に期待するほどの変化は起こらないが、何もせず家にいるよりは良いことに違いない。


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