アンコウ物語

徒然なるままに

検査・治療の正当性の検証

2013-08-22 12:33:17 | 健康

昨日、近くに住んでいる妹から電話があり、体調不良で気分が悪く嘔吐したので
病院に連れて行って欲しいと連絡がありました。病院に送ってから2時間後、治療が
終わったと連絡があり病院まで迎えに行きました。病院での処置内容を訊いたら、
頭部のCTスキャンによる検査、胃のレントゲン検査を行い、特に異常は無かったが、
嘔吐した為それを防止する為の点滴を受けたとのこと。

今は気分も良くなり正常に戻ったと元気な様子で話してくれました。しかし、今日の
検査では体調不良の原因が分からないので、明日、胃の内視鏡検査と腹部
超音波検査を行うことになったと云われました。本人は体調不良で嘔吐したが
今は正常に戻ったので、恐らく軽度の熱中症ではないかと思っていたので、病院が
何故こんなに多くの検査を行うのか不思議だと感じていました。

今日、再度妹は病院に行き、胃の内視鏡検査と腹部超音波検査を行いました。
結果は胃に軽度の潰瘍があると診断され、朝だけ服用する二種類の胃薬を処方
されました。しかし検査はこれに留まらず、今月末に大腸の内視鏡検査を行うよう
勧められ予約をして来たそうです。

気分が悪く嘔吐しただけの症状で点滴ですっかり回復したにも拘わらず、頭部の
CTスキャンによる検査、胃のX線検査、胃の内視鏡検査、腹部超音波検査、大腸
内視鏡検査を行うことに大変驚きました。患者は医者に対して余り自分の意見は
言えない弱い立場です。自分で疑問があっても医者の指示を受け入れてしまいます。

病気になった場合、どの治療がいいのかは素人には判断出来ません。治療費も
健康保険が大半を払ってくれるため、実際にいくらかかっているのかの実感が持て
ないまま、患者は治療というサービスを濫用する可能性があります。一方で、この様な
検査漬けは患者のためではなく病院側の経済性原理に基づいて行われていることは
明白です。

又、健保組合などの保険者は医療機関からの支払請求が症例に対して妥当な治療か
どうかの判断はせず、法律上の過誤がない限り、決められた保険点数に応じて
支払います。この仕組みでは、当然のことながら検査、治療、投薬が多いほど病院は
利益が出ます。医療費は今後とも留まることなく増大して行くこと間違いなしです。
病院の検査・治療が正しく行われたのかを検証する機関を設置すべきと考えますが、
如何なものでしょうか?

 

 

 


ボランティア活動

2013-08-09 21:57:00 | イベント

先日、花や野菜に使用する有機肥料を生産している会社に勤務している
家内の知人から家内に連絡があり、ボランティア活動をしているグループの
バーベキューに誘われました。この肥料製造会社に花の肥料を買いに行って
から家内はこの若い女性と親しくなり、我が家にも訪問して呉れました。この
女性もボランティアグループのメンバーの一人でした。

二人で正午前にいわき市の児童養護学校の庭で行われているバーベキュー
会場に到着し、知人と合流しました。ボランティアグループのメンバー総勢
30人程が、両側に立って手を広げアーチを作り、我々ゲストはその下を通って
歓迎を受けました。ゲストは5人で、それぞれメンバーの前で自己紹介をして
バーベキューの仲間入りをしました。正午過ぎにはこの学校の児童もバーベ
キューに参加しました。

 このボランティアグループは代表が埼玉県出身でメンバーの多くが埼玉県人です。
2011年8月に結成され、福島県に特化した救援ボランティア活動を行っています。
メンバーは参加費(日帰りの場合4,000円)を払って参加し、3・11の東日本
大震災の被災者救援のために活動しているグループです。これまで、津波による
行方不明者の捜索、個人家屋の瓦礫の片付け、コットンプロジェクトなどの農業
支援、各種イベントの手伝いなどの活動を行って来ました。メンバー全員仕事が
ある為、土曜と日曜の休日のみ活動に参加しております。

参加したメンバーの数人と話しをしましたが、一人は今回、愛知県豊橋市から
初めてこのグループに参加した若い女性で、津波で家屋を失った人達や原発
事故で故郷を離れ避難を続けている人達を思い何か自分に出来ることは無いかと
考えて、このグループに参加したと話しをして呉れました。30歳台前半の男性は、
今まで土曜、日曜日の休日は家でなんとなく休息していたが、ボランティア活動に
参加してから、以前、日曜日の夜に感じていた、「明日から又仕事か~」と云う
ネガティブな想いは全く無くなり、仕事にも前向きに、積極的に取り組むように
なって来たと話していました。

このグループのリーダーや他のメンバーと話しをして、この人たちの活動に大変
感銘を受けました。東日本大震災発生から時間が経つにつれ、多くのボランティア
グループが活動を止めて行く中で、このグループは益々活動を広げております。
メンバーの多くの人達が、ボランティア活動の大切さ、援助を必要とする人達への
サポートの義務感、援助活動を通じて逆に元気を貰える喜びを話してくれました。
会場を後にする時はメンバー全員から拍手で見送られました。多くが30歳前後の
若い人達で、これらの方々の被災者に対する優しさに感銘を受け、又、力づけ
られました。このボランティアグループの名前は「絆ジャパン」です。

このグループのモットー

「福島への愛~願いは叶う~」 One for all All for one

 

 

 


天気予報は難しい

2013-08-07 21:43:53 | 自然・季節

ここ三日間はやはり天気予報が外れ、朝方は晴れたものの直ぐ曇りとなり、
そのあとは雨となりました。こんなに天気予報が外れるのはあまり無かった
ことです。

今日はもはや立秋ですが、久し振りで朝から快晴となりやっと夏らしい天気と
なりました。これでやっと梅雨明けと
思われます。ここ数年間でこんなに長い間、
梅雨が続いたのは珍しいことです。お陰で途端に猛烈な暑さとなり、気温も33℃まで
上がりました。昨日と今日の温度差は10℃にもなりました。

昨日はこの地域も含め広範囲にわたり、大雨・洪水警報が出ましたが、この
予報も外れて霧雨のような雨が降ったり止んだりする一日でした。最近の気象は
気象庁が今まで蓄積した過去の情報では推測出来ないような地球環境になって
来たのかもしれません。異常気象が正常となって来たようです。


梅雨明け宣言の精度

2013-08-02 00:23:18 | 自然・季節

気象庁は7月6日に関東甲信地方の梅雨明け宣言をしました。
7月6日時点での梅雨明けは、昨年に比べると約19日、平年と
比べても約15日早いタイミングと云い、今年は梅雨入りも平年より
10日ほど早く、5月29日頃に入梅していた、と気象庁から報告
されています。この梅雨明け宣言の後の関東地方に位置する
この地の天気は、下記の表の通りです。これを見る限り、
入道雲が沸き起こり、梅雨明け後の強い日差しが燦々と降り注ぐ
あの夏の陽の天気とは異なり、雨の日が続きどう考えても梅雨が
明けたとは思われません。今日は夜半にかなり強い雨が降り、
その雨音で目が覚めましたが、やはり梅雨明けはまだ終わって
おらず、例年より長い梅雨が続いていると思われます。このような
天気が続いていますが、気象庁は梅雨明け宣言の撤回はして
おりません。

今日の天気予報では8月3日から晴の日が続くと予想されておりますが、
今までの天気予報の精度を考えると信頼性が少し欠けます。異常気象が
続く昨今の気象状況を考えると、天気予報の難しさに同情せざるを
得ないとは思いますが。しかし、多くの場面で天気予報は様々な
影響を与えますので、更なる精度向上を願っています。

 

7日 曇時々晴夕がた雨    

20日 曇のち晴

8日 曇時々晴夕がた雨    

21日 曇

9日 曇時々晴夕がた雨  

22日 曇のち雨     

10日 晴         

23日 曇のち雨     

11日 晴

24日 曇のち雨     

12日 曇時々晴

25日 曇のち雨     

13日 雨          

26日 曇

14日 曇時々雨     

27日 曇のち晴のち雨  

15日 曇 

28日 晴のち曇

16日 晴

29日 曇のち雨     

17日 曇 

30日 雨のち曇のち晴  

18日 雨のち曇のち晴  

31日 晴のち曇

19日 曇のち晴