未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

市議会3月定例会が閉会

2016-03-24 06:59:54 | 泉佐野市議会
 3月議会が会期を1日残し、昨日閉会しました。
 
 開会初日(3/2)から、市長の「施政に関する基本方針」の発表とそれに対する各会派・議員からの質問と続き、中盤は予算特別委員会を含む各種委員会の開催、最終日となった昨日は、本会議で33議案+追加4議案の採決と追加報告案件1件(泉佐野市土地開発公社の経営状況)の報告、議員発議の意見書案2本の採決がありました。全会一致または賛成多数ですべての議案が可決されました。私たち日本共産党議員団は、「ワタリガニの普及の促進に関する条例制定について」「平成28年度一般会計予算」ほか11の議案に反対し、他は賛成しました。

 昨日の本会議の途中議員協議会が開かれ、追加案件の説明に続き、報告案件として「泉佐野市公共施設再配置計画」の報告と質問が行われました。12月議会で説明のあった「計画案」が「計画」として決定されたものです。「社会福祉センター」ほかの5施設について、移転や耐震化の計画です。

 この計画については、年末からその内容を広く市民のみなさんにお知らせすべく、ニュースを作って配ったり「市民連絡会」で街頭宣伝するなどしてきました。
 交通至便な「社会福祉センター」は耐震化が必要ですがそれをせず売却し、現・保健センターに移転。保健センターは市役所内に移転。大西町の佐野公民館隣の「さわやかルーム・青少年センター」は、樫井の「南部市民交流センター」に移転。社会福祉センターと同様に耐震化の必要な、南部・北部の市民交流センターは耐震改修して、公民館機能も持たせる複合施設にするとなっています。
 いろいろ問題がありますが、なんと言っても大問題は「社会福祉センター」をダンバラの「保健センター」に移転させるという無謀な点でしょう。泉佐野駅から徒歩圏内の「社会福祉センター」を手放すことは、どう考えてももったいない。市民の声です。しかも、自転車などで多くの高齢者が通われているこの施設が、坂道を上らなければ行けない保健センターに移れば、利用できなくなる方が多く生まれることは容易に推測できます。
 ところが「計画」には移転の「メリット」として、「コミュニティバス等の交通手段により、施設利用者のアクセスは確保されます。」などと書いてあるのです。とんでもない!コミュニティバスは3コースで一方向の循環だけ、「運行本数の拡充もバス停の増設も困難」と担当部長が答弁しているではありませんか。

 なぜ社会福祉センターを耐震改修して使い続けるという方法は検討されずに、即売却という結論なのでしょうか。納得のいく説明はありません。
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