goo blog サービス終了のお知らせ 

山の天気予報

ヤマテンからのお知らせや写真投稿などを行います。

今朝の八ヶ岳

2014-09-05 07:28:35 | 日記

今朝の山麓は、明け方まで弱い雨が降っていましたが、現在は曇り。

八ヶ岳は見えません。

河口湖上空の風は、7時現在2km13m/s, 3km10m/sとやや強くなっています。

●赤岳天望荘(2722m) 7時現在 8℃ 西風強く 霧雨

今朝の最低気温 8℃ 昨日の最高気温 11℃

●八ヶ岳山荘(1502m) 7時現在 16℃ くもり 

今朝の最低気温 14℃ 昨日の最高気温 22℃

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の八ヶ岳、甲斐駒

2014-09-04 07:46:36 | 日記

今朝の山麓の天気はくもり。

八ヶ岳方面は厚い雲に覆われて見えません。甲斐駒方面はうっすら青空が見えています。

河口湖上空の風は7時、2km10m/s、3km欠測。

●赤岳天望荘(2722m) 7時現在 8℃ 霧

今朝の最低気温 7℃ 昨日の最高気温 13℃

●八ヶ岳山荘(1502m) 7時現在 晴れ 15℃

今朝の最低気温 14℃ 昨日の最高気温 20℃

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猪熊隆之の観天望気講座46

2014-09-03 20:01:20 | 観天望気

今日は、朝曇っていても天気が良くなる場合の雲について解説します。

上の写真は、どんよりとした雲に覆われていますが、赤い線で囲んだ部分で雲が湧きあがっているのが見えます。これは、前夜の雨で地面から蒸発した水蒸気が上昇して再び雲に戻っていく様子を表しています。このとき、雲が昇っていきながら消えていくときは、天気が回復するときの特徴です。

次の写真は、ほぼ同じ時間帯のものですが、どんよりとした雲の向こうに明るい光が見えています。これは、雲の向こう側で太陽の光が射しこんでいることを現わしています。この方角には八ヶ岳があり、山の上の方がむしろ天気が良くなっていることを示しています。この雲は実は、薄く低い雲で、雲の上は晴れているのです。気温が低くて、風が弱いとき、そして雲の上に空気の安定した層があるときにできる雲です。この雲は気温の上昇とともに消えていき、日中は回復することが多くなります。

案の定、最後の写真を見ると、雲は次第に少なくなっていきました。

朝、雲っていたからといって登山を諦めてしまうのは早とちり。気温や風、雲の種類(この場合、層積雲)やその後の変化を見て、雲の上は晴れていることを喝破しましょう。

※図、文章の無断転載、転用、複写は禁じる。

文責:猪熊隆之

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の八ヶ岳、甲斐駒

2014-09-03 07:51:36 | 日記

今朝の山麓の天気は晴れです。

八ヶ岳は手前に雲が見えますが、うっすら見えています。甲斐駒方面は見えていません。

河口湖上空の風は7時、2km欠測、3km5m/s。上空の風は穏やかです。

●赤岳天望荘(2722m) 7時現在 8℃ 晴れ

今朝の最低気温 6℃ 昨日の最高気温 14℃

●八ヶ岳山荘(1502m) 7時現在 晴れ 14℃

今朝の最低気温 12℃ 昨日の最高気温 22℃

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猪熊隆之の観天望気講座45

2014-09-02 07:09:20 | 観天望気

今日は、空気の上下の温度差が大きいとき、小さいときにできる雲をそれぞれご紹介します。

上の写真は、積雲と呼ばれる塊状の雲が並んでいます。このように規則正しく雲が並んでいるのは、空気の上下の温度差が大きいからです。空気は、本来は暖かい空気が軽いので上に、冷たい空気が重いので下にいきたいのですが、通常の空気は逆の状態になっています(上空に行くほど気温が下がります)。その状態だ空気は居心地が悪いのですが、なんとか我慢しています。ところが、あまりに温度差が大きくなると、空気がキレてしまい、暖かい下の空気が上へ、冷たい重い空気が下へと動くのです。一斉にそれぞれが動くとぶつかり合って動けなくなりますから、それぞれが譲りあって、あるところでは暖かい空気が上へ、あるところでは冷たい空気が下へと交互に上下運動がおこなわれます。こうして、空気は上下の温度差を和らげようとするのです。

一方、下の写真は、湿った空気が山にぶつかって山の上に雲が張り付いています。このようなときは、空気中の水蒸気量が多いのが特徴です。このときは、日本海に低気圧があり、寒冷前線が近づいている状況でした。山に張り付いている雲は、上方へは発達していません。横並びです。このようなときは、空気の上下の温度差がこの部分で小さくなっているか、逆転層と呼ばれるように、上の方が暖かく、下の方が冷たいという空気本来の状態にあります。空気は居心地がいい状態なので、動こうとせず、雲はこれ以上、上昇していけません。

ところが、前線が近づくと、この逆転層や安定層(上下の温度差が小さい層)が次第に上へと移動していき、やがては消えていきます。すると、雲は上へ上へと発達していきます。山に張り付いている雲がもくもくと上方へ発達したら要注意です。積乱雲に発達し、落雷や強雨、突風などの恐れがあります。安全な場所へ逃げることを考えましょう。

※図、文章の無断転載、転用、複写は禁じる。

文責:猪熊隆之

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする