10月7日(金) ー8日(土)の1泊2日で実施されました「南アルプスの秘境 奈良田の七不思議を五感で味わう旅」のツアー報告です。
富士の国やまなし農村休暇村協会の優秀提案ツアーです。コーディネーターは早川町のNPO日本上流文化圏研究所。
集合は早川町奈良田の奈良田湖畔。
4組8名様がご参加されました。
早速地元のガイドの深沢實さんより七不思議を訪ねての散策開始です。
ちなみに「奈良田の七不思議」とは、その昔、女帝孝謙天皇が療養のために奈良田を訪れ、その滞在中に起きた不思議な出来事が七不思議として代々語り継がれてきたのです。
奈良田湖畔の八幡社公園に七不思議が紹介されており、その解説と現場の見学をしていただきました。
続いて村内にある御符水(ごふうすい)とよばれる湧き水と奈良王(孝謙天皇)が祭られた奈良王神社、歴史民俗資料館を訪れ、
七不思議の伝説が本当にあった事であるとの認識を皆さんに感じていただきました。
続いて
地元白樺会による民話の語りと民謡の披露がありました。いつの間にやら参加者の皆さんを交えての大民謡踊り大会に発展しました。
1日目スケジュールが終了し、お泊りは秘湯の「白根館」。
猟師をつとめるご主人がとってきた鹿肉の料理も振舞われました。
2日目のスケジュールは七不思議伝説のひとつ泥染め体験です。皆さん熱心に模様付けから染めもの体験を楽しんでおられました。
最後に出来上がりの品評会です。
それぞれに楽しんでいただいた2日間でした。
皆様も是非秘境奈良田へ足を運んで七不思議を体感してみてはいかがでしょうか。