etceterakoの勝手にエトセトラ

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わたしの妄想

2009年08月29日 | 雑文
 この記事を書きかけにしたまま、ちょっくら北海道旅行に行ってました。すんごい時間があいての続きでスイマセン・・・。

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  ところで、その歌劇カフェで、わたしは、
「ああっ!あんな素敵な男役さんがわたしに・・・わたしに・・・」
 と、ウットリオーラ全開、妄想ワールド大炸裂だったんですが、いっしょに行った(てゆーか、連れてってもらった・・・)お二人は、存外クール。ええっ。浮かれてるのわたしだけーっ!?

 聞いてみたら、
「男役といえど、役者として見ているので、キャーキャーにはなりにくい。あくまでも女優さんのひとり」
 というコメントでございました。
 おふたりとも、演劇をやってらした方です。

 いや・・・女優さんだし、役者としてのどうこう、という見かたもモチロンするけども、男役にハートマーク!は別腹ですぞ、わたしは。それはそれ、これはこれ。歌がうまいとか、ダンスが素敵とか、芝居に敬服とか、そーゆーのとは別に、うっとり妄想もあるよねっっ。

 まあ、客席限定の妄想なんだけどさ。
 妄想だからこそ、楽しいんだし。現実に、自分のヨコにあんなハンサムで美しい人が座ったら、わたしは逃げます(本気)
 現実の恋愛のタイプと、歌劇の男役の好みは、まったく違うしねえ~。

 歌劇のうつくしい大恋愛をみると、
「ああっ。わたしも、あんなふうに○○さん(←スターの名前)に愛されてさらわれた~い!」
と妄想ふくらませてポワーンとなるわたしは、自分のことを相当、妄想人間だなあ、とずっと思っとったのですが・・・。

 すこし前に、一般人友人たちと、ありがち女子トークしてたときに、「好みの男性は~」って話が出てて、某友人と某友人の具体的かつ詳細でリアルな「好みのタイプの描写」にすっかり恐れ入ってしまった。ふたりとも、人生堅実だし、すっごい現実的に生きてるように見えてたんだがな~。
 わたしは、リアル恋愛には妄想激低のヒト(すっごい現実的です。)なのですが、歌劇が絡むと遠慮なく妄想爆発だしなー。

 まあ、要は妄想の使いドコロがちがうだけなのか・・・と妙に納得したのでした。

 そんでね、ビジューカフェに同行した男性某さんと、女性某さんのうち、男性某さんの方は、なんと駆け出しの小説家さん☆なんですよ。すごいよね!ちかぢか本が出るらしい。本が出たら、読んで紹介しますね。(タカラヅカもしばしば見に行かれる方です。)

 女性某さんは、OSKのOG公演をよく見てらっしゃる方。なぜかOSK現役はあまり見ておられない様子です。一回見に行って(2007春かな。)、日舞レビューを芝居だと思って見ていたという話にビックリでした。まあ、タカラヅカが基本だと、芝居+ショーだと思いがちだよね~。

 2007の春って、あれでしょ。桜舞橋でしょ。こないだDVDの特別販売を買うことができて、あらためて見て「これ傑作じゃん!」って感動した、あの桜舞橋よねっ。

 レビュー公演って難しいなあ、と思いました。レビューというモノの見方がわかると、すごく面白いと思うんだけど・・・。まあ芝居のが、レビューよか初心者にはわかりやすいわなあ。

 あらためて、「NewOSK」(当時)を一回みただけで、
「この劇団の本質はレビューだ!すばらしい!ビバ・レビュー!」
と思った自分の、レビュー観客としての才能(なんだよそれっ!)に惚れ惚れしたのでした。 

 そうそう。男性某さんとは、タカラヅカとは!みたいなリクツっぽい話も少々したのですが、彼が演劇としてのタカラヅカ芝居への物足りなさ(脚本の欠点のこととか)を語るのを聞いて、

「いやあ。宝塚歌劇はレビューですから。いくら完璧なアラスジがあっても、レビューの要素がなくては意味がありません。レビューの伝統あっての歌劇です!」

 と、持論を熱弁してみたわたし。
 まあ、わたしのそういう持論がすべてとは思わないし、意見はいろいろございましょうが、わたしはレビューファンという信念で、歌劇のファンをやっている、ということなんですけれども。

 男性某氏の話は、歌劇の話のほかに、彼の人生体験談とか、相当おもしろかったです。すごいなあ。並みじゃないなあ。わたしって人生凡庸だわ。

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4 コメント

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Unknown (ユッキィ)
2009-08-30 19:16:44
K様の鋼鉄のレビューファン魂、私は好きですよ~。
先月の「レビューin Kyoto」、私の隣に女子高生コンビが座っていたんですが、彼女たち、レビューを観るのが初めてだったようで、上演前にパンフレットを見ながら「わー、こんなに役があるんだ、覚えられるかなあ」と
賢明に役名を覚えてました。
わぁぁぁ、レビューなんだから、難しいこと考えなくていいんだから、ただ観ればいいんだから、と思わず声をかけそうになっちゃいました(笑)どうやらミュージカルと勘違いしていたようです。

でも、2部になる頃には、見方がわかってきたようで、手拍子もしてました。最後は「桜咲く国」にハマっていたようですよ。

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Unknown (ともきち)
2009-08-31 08:32:53
ふむふむ。
世の中には、いろんな感じ方をしはる人々がいてはりますもんねー。

私は、ビジュー・ド・ブラインは、ギャルソンが安希つかさ様お一人の回に行ってきました。
入り口で、安希さんから
「○○○○様(←私の姓名)おひとりさまですね。お席にご案内させていただきます」
と、お声をかけていただいた時点で、
「キャー!!! あ、あ、あ、安希つかさ様の口からあたしの名前がぁぁぁ~!!!」
テンション急上昇。
でもって、最前列の席だったので、その後も何かとオドオドする私のところに、安希さんがきてくれはって、
とても親切にお世話をしてくださったのであります。
さすがに、ギャルソン一人でのホール係は無理がありますので、
お運びは、お店のスタッフさんがお手伝いしてはりましたけれど、
基本、お席へのご案内とメニューの説明は安希さんがしてはりました。
安希さんに舞い上がってしまったので、ショーの内容はほとんど覚えていません(爆)。
が、
「ダンシング・クイーン」を手を動かしながら一緒に歌ってしまったので、
ステージ上の波輝さんから(これがまた、至近距離50cmなんだよっ)
「こちらのお客様、ノリノリでご覧になってましたねー」
と、指摘されてしまいました(恥)。

小説家さんは、小説を書く為に妄想を使い尽くしてはるのかもしれません。
役者さんは、ご自分の演じる役に妄想を投入。
皆さんそれぞれが、違うところに思い入れがあって当然ですよね。

私の脳内は、おっかけミーハ族特有の、トキメキと思い出と(自己中心的な)妄想で出来ているのです(笑)。
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ユッキィさまへ♪ (なまいきむすめK)
2009-09-02 18:57:14
桜咲く国は、ほんとうに素晴らしい曲ですよね♪
実際に見るまでは、もっとゆったりした曲で、ゆーっくり傘を回すのだと想像してました。
意外とスピーディーで、あれを見るとテンション上がって心地よく帰れるんですよね!

>賢明に役名を覚えてました。

一生懸命見てくれるのは嬉しいですけど・・・(笑)
そうそう。レビューは、役名の重要性は二の次三の次ですからねえ(笑)
レビュー二本立て公演って、イマドキ無いですもんねえ。
まあ、ミュージカルだと思って出かけられるお客さんがいらっしゃるのはムリないですよねぇ。

女子高生さんたちが、レビューの楽しさに目覚めてくれたことを祈ります♪
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ともきちさまへ♪ (なまいきむすめK)
2009-09-02 19:07:08
>安希つかさ様お一人の回

お、おひとり!?
そんな日もあるのですね?それはすっごく大変そう・・・。
手伝って差し上げたいぐらいっ。
(飲食店で働いた経験ゼロのわたしじゃ、役に立ちませんかね;)

ギャルソンをしてくださった皆様、手つきこそ不慣れですけども、舞台で培った笑顔とか動きがスマートで、「うわあ。すごいなあ」と思いましたです。
歌劇の化粧、格好の男役・娘役モードの皆様と、あんな間近で過ごすこと、めったにないですからねえ。
だいぶ舞い上がりましたよ。波輝さんが舞台で踊るトコもみたいですねえ~。

>「こちらのお客様、ノリノリでご覧になってましたねー」
>と、指摘されてしまいました(恥)。

楽しんでる気持ちが、バリバリに伝わってよかったですねー。
わたしは、そこらへんシャイでして、話しかけられたり振られたりしたら恥ずかしくて困ってしまう!と思って、ショーが始まってからは、目立たぬようーに超おとなしくしてましたよ(笑)

楽しいイベントですよね。ビジューカフェ。また行きたいなあ。神戸は素敵ないいところですし。

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