ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

寒すぎる年末を迎えて(20221224)

2022年12月24日 | 沖縄暮らし

 おはようございます。昨夜は21:50頃、うるま市安慶名から帰宅。天空に星が輝いていました。今朝はまたどんよりしています。寒い、寒すぎる。沖縄の寒さは日本列島と比べたら、凍ることもないし、雪が舞うこともなく、たいしたことありません。しかしこの2年使わずに済んでいた暖房具がほしい寒さであることは間違いない。夜、シャワーを浴びる前、びびります。

 ということもありますが、この国は再び軍事大国(国家の根幹に軍事を据える国)となり、「いつか来た道」へ。益々、米国の「下僕」になり下がるこの態度に呆れるばかりです。米国の「下僕」・「共犯者」の目・頭しかもたないものの外交能力はゼロです。米国の利益と自分たちの儲けのことしか頭にない者が政治を担う歪みが膨れていくばかりです。

 戦後議会制民主主義体制は完全に崩壊状態です。「民度」を磨いてこなかった「国民」の敗北の結果です。立憲民主党の凋落は.目を覆うばかり。大政翼賛会とも言える自公+維新・国民民主・立憲へ。岸田政権の支持率は20%台とも言われている中で、如何ともしがたいかのような政治。ヘイトはやまず。女性や沖縄にも強まるばかり。

 さらに、私の頭を曇らせていることが全く解決に向かわない。寒さが身も心にも覆い、染みこみ、傷つきます。

 しかし心の中が淀んでしまえば、ぐちゃぐちゃになってしまい、解決への展望は塞がれていく。悪循環へ。岸田首相は、これほどの悪政を敷きながら打倒されない悪運の強い人ですね。

 先日、人間の歴史は前進しているとのご指摘をいただきましたが、私は留保をつけています。戦争が野放しだった時代から制限されてきた時代へ。平和な世界が来るとの確信をどう考えるのか。この問題を私が一言で語れば、こうなります。閉じられた「世界」を脱し、日常の外側を人間が見ることができるならばと言う条件がつくでしょう。常に外側との対話を確保し、歴史を学び直しながら、交流していくことです。そして何よりも人間も生きものだという自覚を復活させることです。この2つの条件が不可欠です。

 まさに2023に私が取り組んでいく大きな課題です。私が絶望してどうするんだです。この間も私が踏ん張ってこれたのは、身近に、また、全国各地にいる仲間からの支えがあってのことです。具体的なことを書けませんが、本当にありがとうございました。

 負けてはなりません。負けてぃ、ないびらんどー!

 また、偽メールや偽電話があふれているデジタル社会の怖さ。よほど落ち着いて対応しなければ、騙されかねない不安。私は取られるほどのお金もないので、気は楽ですが、常に余計な気を遣っています。デジタル社会って、便利ですが、怖い。私の情報が世界中に筒抜けになる。ネットは双方向に情報が飛び交います。便利な情報も入ってきますが、個人情報も出ていきます。書いた、書かないかだけに留まりません。何気に検索したことの周辺のことまで検知され、憶測を呼ぶ。

 よほど重要な話は、膝をつき合わせての内緒話しかありません。直接他人を前に話すと、これまでの付き合いを含め、本題プラスのことが触発されて出てきます。そのプラスの意味は小さくないのです。あるいは手紙か。

 アナログの価値は決してなくなりません。私はアナログ派。私がスマホを持たないわけは、使いこなせないからですが、24時間こんなものとの間で、気を遣うのは苦痛だからです。対話と筒抜けは違います。そこに個人の尊厳があり、プライバシーがある。「おまえは俺、俺はおまえ」みたいな一見、一心同体の関係は怪しいです。そこに差別はないですか? 

 軍事技術はこうした実にエグい技術の総集編となっていくことでしょう。私たちは便利さに騙されず、怖さを恐れましょう。 

 



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