ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

やはり3日間の疲れは、溜まっている(20230920)

2023年09月20日 | 考え直すために

 既報の通り、3日間下見を頑張ったので、疲れが溜まっています。足の腿の裏側、両サイドなど。それどころか、調理中、野菜の影に隠れていたフォークまで鍋に入れてしまったり、指を熱している鍋に当ててしまったり、集中力が散漫に。疲れている証拠です。指は、瞬間だったので無事でした。足に消炎剤を塗って休みます。疲れには睡眠が何より大切ですが、なかなか眠れない。

 9月14日の嘉手納報告の最後の準備まで終えました。明日午前中に揚げる予定。

 今回の下見のコースの3分の1ぐらい、私は初めて歩いた。何度か歩いたところの変化や、変化していない事情やら、頭が痛くなります。あれY字路の一方に、オレンジラインだと思ったら、平然と立ち入り禁止だったりして。車で知らなかったら、無断進入しそうです。彼らのお便利のためにオレンジラインだけで済ませている。余りにも一方的。WARNING(警告)とすら書いていない。道路管理者も道路交通管理者も変わるわけだから、必要な協議をすべきです。米軍は、接点を無視し、ご都合主義を強行しているとしか思えない。こんなところで、交通事故に遭ったら、どうなるんだろう。沖縄には摩訶不思議なことがまだまだあるようです。基本的に日本法の適用をさけている事例があるから、こんな無理が通る。ここは「日本領土」ではないようです。

 話は変わりますが、日本政府は、「辺野古が唯一」を繰り返しています。何故ですか? 沖縄の民にとっては、理解不能です。軟弱地盤が発覚しても、「辺野古が唯一」。飛行場として使えなくとも「辺野古が唯一」。では何ですか? そもそも普天間基地の機能はないのですから、そもそも普天間基地が返還されることはありえない。「辺野古が唯一」とは、大嘘つきであることを隠している。そもそも米国が沖縄を占領して基地を造ったことをそのまま認める「筋書き」です。占領=正義だとする手前味噌の論理。

 玉城デニー知事は、国連人権理事会などで、熱弁を振るっていますが、こうした背景を述べる時間はない。私たちは、自治の論理で行くばかりか、不当な占領を認めない気概を持たなければ、押し込められるだけです。おかしな事が一杯ありすぎる。良きにつけ、悪しきにつけ、沖縄は米国の植民地。否、日本全体がそうです。政権や官僚が、78年間そのままだから、私たちも仕方がないのでしょうか。沖縄が日本に復帰した1972年から51年が経っています。「復帰」とは、再併合に過ぎなかった。沖縄における自治とは、嫌でももっと本質に遡って考えるしかなさそうです。皆さんも共に考えましょう。 

 



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