ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願えたらありがたい】すいません。今日も自室で作業です(20240716)

2024年07月16日 | 沖縄暮らし

おはようございます。2024年7月16日(火)晴れ

 3連休中に写真展のコマ選びを終えたかったが、無理だった。だから今日も自宅で作業です。今、24年3月分を見ているが、今更ながら、この3月頑張ったのだと思う。3月10日、早朝から中城湾港に行き、対艦ミサイル連隊の機材搬入阻止の闘いを撮り、その夕方から石垣島に渡り、米国海軍駆逐艦DDG115の寄港反対の闘いを撮っている(~13日)。

 3月10日はうるま市の友に早朝バス停まで迎えに来て頂き、現地に間に合った。夜明け前のことだ。その車があったから、中城湾港から勝連分屯地への移動もスムースにいったのだ。普段歩くしか能の無い私には不可能な離れ業をやれたのは、お二人のお陰だ。改めて感謝したい。そしてうるま市から那覇空港に運んで頂いたのは別の友らだ。本当にありがたい。

 石垣島ではたったの3日間だったが、横須賀の駆逐艦の入港という新たな時代を迎えてしまい、愕然としつつ踏ん張った。時代は変わったものだ。1960年代から1975年のベトナム反戦の時代はもとより、2001年9月11日後の対「テロ」戦争の時代とも大きく変わり、米中が、そこに日本国がしゃしゃりでて戦争準備を2010年から始めてきたのだ。そして米国駆逐艦が石垣島に初めて入港した。米日は、中国との開戦に身構えるのか、まだ不明だが、準備は着々と整えられている。日本国は航空母艦2隻を運航する計画を進めており、戦の正面に立とうとしている。

 もしも戦争に踏み込めば、この国はあっという間に終わる。いいえ、第一撃は「島嶼奪還作戦」と言われるように琉球の島島が戦場になるのだ。第2の沖縄戦が恥ずかしげもなく想定されている。しかし今度は「本土決戦」はあるのか。さすがに米日の戦ではないから「本土決戦」から様変わりするが、宇宙戦、電子戦の時代だ。あっという間に戦渦は飛び火していくだろう。そして「ほしがりません勝つまでは」と再び言わされる間もなく、燃料もない、食料もないこの国の現実がまっている。

 国民は疲れ切っており、閉塞的な政治を変えるエネルギーを失っている。東京都知事選がそのことを示唆してくれたではないか。否、それ以前に行なわれた沖縄県議選の結果が明らかにしてしまった。私たちが生き伸びる展望は虫眼鏡で見なければならないほど、小さくなってしまったが、私たち市民がそれぞれ動き出し、そして団結をひろげていけば、まだゼロではあるまい。ネバー・ギブアップだ。

 「どうにかなるさ」の時代はとっくに終わっている。どうにかするという私たちの意思を鍛え上げていくしかない。何処の国も戦争やって、軍隊が幅をきかせていられる時代は終わっている。滅亡への道を止めるためには、まずは平和に生きるしかない。これは私の50年余りに亘る道のりの中で得た確信だ。

 こうしたことに「お花畑」だという奴らに反論しておこう。高山のお花畑は、風雪に耐えて生きてきたのだ。微妙な生存条件を相互に活かしながら生きてきた自然だ。だから美しいのだ。あだ花ではないのだ。お花畑のなんたるかも知らずに揶揄するだけの頭では生きていけないさ。自分の愚かさを悔いてこそ、新たな自分の生が始まるだろう。頑張ろう。

 話しを戻すが、個々の友を大切にすることは、自分の可能性を開いてくれる。これを新たな確信にしたいものだ。



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