自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

燧ヶ岳を滑る

2014年05月06日 | 日記
平成26年5月3日(土)晴れ


2日の夕方、七入のゲートが閉まる午後6時前に、このゲートを

通過し、御池の駐車場で、Oさんはテント泊、小生は車中泊。

二人で、山スキーを楽しんだ。


去年は、日帰りだったが、七入のゲートが午前7時にしか開かないので、

いい雪を滑れなかった教訓を生かして、今年は、前夜泊して、朝早く登って、雪が

グズグズしないうちに滑る計画である。



<コースタイム>

5月2日(金)

グリーンパーク 14:40--道の駅たじま 16:30--七入 17:40ーー御池 17:50(泊)


5月3日(土)

御池 6:10・・・広沢田代 7:26・・・熊沢田代 8:40・・・燧ヶ岳山頂(俎)10:50-11:20


・・・御池 12:00ーー燧の湯 13:30-14:00ーー食事処水芭蕉で昼食(断ちそば)ーー


グリーンパーク 17:30





以下、写真でどうぞ。



2日、17:50御池駐車場到着。テント張りするOさん。


車はまばら。


スーパードライプレミアムを雪に沈めて。


車の中でささやかな宴会。飲みすぎないように。二人とも嫌いじゃないんだから・・・




次の朝。いい天気だ。


さあ、出発、駐車場を後に。


Oさんは、6kgのスキーを担いで、小生はスキーにシールを付けて軽快に。


いい雪だ。楽しみだな。


1時間20分ほどで、広沢田代に着く。前には、熊沢田代が待ち受ける。


熊沢田代を登らないで、東側を巻いて行く。省エネだよ。


おお、燧ヶ岳だ。


男体山も頭を見せる。


燧ヶ岳が大きくなる。


迫ってくる。百名山だ、大きいな。


熊沢田代に出る。2時間30分は予定通りだ。薄手の長袖だと、風が寒い。

遠くに越後三山が雪に輝く。見事な光景だ。


アップで。


熊沢田代を過ぎると、いよいよ本丸の燧ヶ岳への険しい登りが待っている。


約1時間30分の行程だ。


途中、風雪に耐えるダケカンバ。やっと、芽吹きの季節がくるぞ。早く新緑を見せとくれ。


ひたすら、一歩、一歩のOさん。だんだん、辛くなってくる。


まだ、余裕ですが、余力を残しておかないと・・・


最後の難関、この傾斜を見てください。

小生は、シールでは登れなくなってきたので、7kgのスキーを担ぐことにする。

重い荷物、急斜面、一歩一歩、スキー靴を蹴り込んでいかないと滑落してしまうのでその蹴り込みが

極度の疲労を誘う。暑い。汗を拭く暇もない。歩みは極端に遅い。

ひたすら、登る。いつか着くことを信じて・・・


傾斜も幾分、なだらかになってきた。ここを登れば山頂だ。


予定時間4時間から遅れること50分やっと山頂(俎)到着。

去年は4時間で登れたのに、残念。

山頂からの360度の眺望をどうぞ。冬山の美しさをご堪能ください。



山頂風景。遠くに円錐形の皇海山が見える。


日光連山(左から女峰山、小真名子山、大真名子山、男体山など)と右に白根山。


尾瀬沼とその奥に白根山。


平ヶ岳、そして越後三山(八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳)。


双耳峰の燧ヶ岳のもう一つのピーク柴安の彼方に尾瀬ヶ原と至仏山が美しい。




何時までも景色に見とれてると、雪がグズるぞ。さあ、滑ろう。


いい斜面だ。


汗をかいて登ってくる人たちには、悪いけど、滑らせてもらうよ。


広がる大斜面と碧空。


登りの辛さも忘れたよ。


いい景色だ。


まばゆい白さだ。


あそこに下りようか。


木が混んでいないところがいいよ。


急斜面も滑ってみると、怖くない、むしろ気持ちがいい、爽快だよ。


こちらは、うれしくなりそうな斜面だ。


軽快にすべるOさん。ご満悦でしょ。


私も負けずに滑らなくちゃね。いい感じでしょ。


楽しんでいるうちに樹林帯に突入。終点は近い。


滑り始めてほんの40分で御池の駐車場、丁度12時。登りに約5時間もかけたのに。

この時間さすがに駐車場は満杯。



帰りの道端に咲いていたキクザキイチゲ。



というわけで、今シーズンのスキーは終わった。延日数30日。よく滑ったもんだ。

怪我もなく終れたことに感謝しなければならないだろう。



これからは、山登りに専念しよう。



今回はこれでおしまい。






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