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株投資拡大 裏目に 年金運用損失 5兆円見通し(東京新聞)

2016年04月07日 | その他
「株投資拡大 裏目に 年金運用損失 5兆円見通し」と4月3日付の東京新聞が専門家の試算を伝えました。
それによると、国民年金などの積立金を運用する「GPIF」(年金積立金管理運用独立行政法人)が2015年度、約5.1兆円の損失を出すことが明らかになったというもの。
GPIFは安倍政権の方針に基づき14年秋以降、運用資産のうち株式に投資する比率をこれまでの24%から50%に倍増させたてきました。今回、これが裏目に出たもの。
この損失額はリーマン・ショック直後の08年度以来の大規模水準になる見込みだという。
GPIFの運用成績は例年7月前半に公表するが今年は7月29日に発表するという。
なぜ、今年は7月末の発表になったのか。その理由は参議院選挙対策?だと言われています。
国民や野党の反対祖を押し切って、強行した「年金資金の株投資」がの失敗が明らかになるのを恐れているからだ言われています。

※試算はGPIFの運用に詳しい野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストが実施。
損失内訳は、外国株式が3.6兆円と最大。国内株は3.5兆円、外国債券も5千億円の損失。一方で国内債券は2.6兆円の利益を計上。
日本総研の西沢和彦上席主任研究員は「日本の年金はスウェーデンなどと違い、損失が出たときすぐに穴埋めをしない。将来世代への影響を防ぐ仕組みを作らないまま、損益の振れ幅の大きい株式の比率を高めたのは拙速だ」と指摘する。(以上東京新聞4/3付より)

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