昭和11年に滋賀の旧今津郵便局が建設されました。現在から81年前の時代です。この建築物は国登録文化財に認定されています。郵便の通常の業務をはじめとして、当時はまだ各家庭に普及していなかった電話設備を備えていました。いわゆる今の公衆電話です。郵便局は当時としては最先端の職業でしたので、その職場は女性のあこがれだったとか！、それで和装の娘さんが多く働いていたようです。その憧れの？局舎の屋根に座っていたオニガワラです。郵便局ここにあり、見ただけでそこが郵便局とわかります。
滋賀県の高島市にある鴨志呂志神社に座っていた狛犬さんです。400年ぐらい前の室町時代に作られた狛犬で、傷み具合からみて屋内にあつたと思はれます。阿吽の像の口を開けた阿の狛犬は、形が判断できますが、口を閉ざした吽の像は形が判じにくく、時代の経過を感じます。木製の狛犬は非常に珍しいです。
ウイリアムボーリス氏。米国カンザス州の生まれで、日本で数多くの西洋建築を手がけた建築家。又、薬のメンソレータムを広く普及させられた人でもあります。音楽についても造詣が深く、とくに同志社大学のカレッジソングの作詞もボーリス氏が行いました。又、同志社大学の今出川キャンバス内には５棟のボーリス氏設計の建築物があり1920年築の図書館とアーモスト館は国の有形文化財に指定されています。その他、神戸YMCA会館、関西学院大学、神戸女学院、明治学院、大阪の大丸、など全国各地に数多くの建築物を残されています。41年には日本国に帰化されて｟一柳米来留＝ひとつやなぎめれる｠と自称され、滋賀の近江八幡市に居住されました。
私たち疎開児童は、受け入れ地区の小学校に向かいました。学校の校庭に、整列して歩調をととのえ入っていきました。受け入れ校の子供たちも拍手で迎えてくれました。４年間ほどの疎開生活中で、学校に行ったのはこの時だけでした。その後、多くのことを見たり聞いたりして経験しました。そのときの様子のいくつか拾い上げて、次回より回顧してみたいと思います。……
子供の頃大阪住まいだった私が入学した時の学校は、住吉尋常高等小学校でした。当時は幼稚園に通う子供は稀で、私は小学校が初めての団体生活でした。一年生の授業の初日に、先生の姓が磯先生で、日の丸を掲げた絵を描かされて困った印象が鮮明にのこっています。音楽の授業は敵性語のドレミファソラシドではなくて、日本語のイロハニホヘトで、ハホト、ハヘイと歌う時代でした。そんな生活は半年とつずかずに集団そかいで今の岸和田の方に学年全員がそかいさせられました。
その❶小さな50CCぐらいのバイクのマフラーの消音部品を取り去って、エンジンの爆裂音を響かせながら走る人 その❷車に大音量のホーンをつけて必要もないのにやたらに鳴らして走る人❸走行中に車内に響く音楽を、大音量で車外に流す人 これらの人、この行為にしか自分をみせられない馬と（シカ）丸だしサンプルのような人……さすがに女性群には見当たらないようですが、ヒョットシタラ ？ 元気なウーマンが ？
美人？になりたい。女性に人気の京都の河合神社です。本社は世界遺産に認定されている下鴨神社で、河合神社は下鴨神社の付属社になっています。先日、河合神社を訪れましたら(鏡絵馬)を求めて、美人になるためこの絵馬に、化粧をして祈願する人でにぎわっていました。無数にあった絵馬の一部をパチリです。訪れている人々は、糺の森を500mほど歩いたところにある本社には、美しくなりたい一心でまったく無関心のようでした。
食事に訪れた、🍴レストランのスエヒロで、テーブルクロス（ペイパー）に女性の顔がありました。目もと、鼻、くちもと、などはふくよかな感じで好感のもてる印象です。繪柄の全体としては、タマゴが転がっているような感覚があります。世の中なにごとも、丸く丸くの姿勢でしょうか！！
ビル高層にある住まいから、うす明かりのなかを遠くに眺める森。そこからセミの鳴き声が聞こえてきました。遠く新幹線の車両が、朝もやのなかを矢のように糸を引きます。そんな静かな雰囲気のなかに、カラスが ガー、ガーと鳴きだしますと、静けさがかき消されまして、がっかりします。夏の暑さのはじまりです。