隣のお父さんの、見たこと、聞いたこと、感じたこと

季節を教えてくれる小鉢のミドリ、自然の風景、私の興味をそそる鬼瓦、コレクションの煙草の包装紙、文化etc‥‥、

雨にけむる 丹波の紅葉

2013-11-30 06:06:43 | 自然 景色 風景 **
紅葉狩りの名所とされる丹波三山の石がん寺を訪れました。たまたま訪れた11月25日は雨模様でした。のどかな田園風景のつらなる野山は山全体が黄葉していて、道中の車窓からの黄葉の眺めも素敵でした。石がん寺では、すでに落葉が始まっていました。本堂に通じる参道は散り落ちた紅葉に彩られていて、雨の紅葉狩りも、又、落ち着いたしっとり感があり素敵でした。

この金庫 何が入っているの?

2013-11-27 05:55:05 | その他 気のむくままに
左右1メートル、上下Ⅰ,5メートル位の大きさで、上部に菊の紋章の入った大金庫がありました。その大きさと菊の紋、そしていつ頃の製作なのか? 何が入っているのか? 興味が深かったのですが?……わかりませんでした。                        (丹波、法常寺にて)

猿が 屋根をささえている

2013-11-24 06:11:01 | 自然 景色 風景 **
山王さんの西本宮楼門の四隅にそれぞれ姿の異なった猿が、楼門を支える形で座っています。「棟持ち猿」と云われています。一般に、猿は魔が去るとか、何事にも勝ると言った意味において使われることが多いようです。ここでは、そのうえに楼門の屋根を支えると云う力仕事でも用いられています。この猿、四匹のなかの一匹です。

山深い 法常寺

2013-11-20 06:15:06 | その他 気のむくままに
京都府下、丹波の千ヶ畑の地にたつているのは臨済宗妙心寺派の寺院、法常寺です。この寺院は、高台にありますので秋のもみじの紅葉やイチョウの黄葉の美しさで知られています。後水尾上皇の帰依もありまして、この寺院には上皇の筆になる「法常寺」の勅額がありました。又、この寺院の本堂の床面は、黒色の平らな四角い瓦が敷き詰められていて、このような本堂の床仕立ては、あまり見かけないと思はれます。

足利高氏挙兵 いざ六波羅…

2013-11-17 06:02:40 | 京の歴史 よもやま
篠村八幡宮は京都に通じる山陰街道筋の亀岡にあります。足利高氏が後醍醐天皇の勅旨をうけ鎌倉幕府倒幕の旗につきました。この挙兵のとき、1333年に篠村八幡宮に戦勝を祈願して六波羅探題を攻め、鎌倉幕府を倒しました。そのご、240余年つずいた室町幕府の初代将軍となっています。この故事に倣って、明智光秀もこの社から挙兵し本能寺の変で織田信長を倒しています。

合掌の鳥居

2013-11-16 05:58:03 | その他 気のむくままに
山王信仰、即ち神仏習合の信仰で仏教と神道の合一を表現した鳥居とされています。この合掌鳥居は山王総本宮の日吉大社の参道に建っています。神仏習合の形は境内の社殿にもあります。西本宮本殿(国宝)の床下に、以前、仏事がなされた下殿と云われる部屋があることでも知ることができます。

湖水を保津峡に⇒亀岡盆地

2013-11-13 06:15:04 | 京の歴史 よもやま
京都府下亀岡市の桑田神社の祭神大山昨命と鍬山神社の祭神は、大昔に湖であった亀岡を保津峡を開削することで湖の水を流出し盆地化したとされています。亀岡盆地の誕生です。このようなことから開拓に使った鍬と短剣が桑田神社の御祭神となっています。社殿は保津峡入り口近いやまの中腹にありました。

葵の紋いりの 水屋

2013-11-10 05:59:08 | 楽しい鬼がわら
知恩院の本堂御影堂は、いま平成の大修理の工事で本堂自体が大きい蓋いやの建物の中にあり、本堂自体では参拝することはできません。その殺風景な工事の建物の傍らにある手洗い場水屋、この鬼瓦は水屋の屋根に座っていました。鬼瓦も、のき瓦も葵の紋で飾られていました。この寺院は高台にありますので京の都を抑える城?としての重要性があり、そのことを踏まえて徳川は知恩院に多くの喜捨をしたのだと思はれます。