武弘・Takehiroの部屋

万物は流転する 日一日の命
“生涯一記者”は あらゆる分野で 真実を追求する

2012年の日記(1)

2014年12月31日 07時27分04秒 | 日記・日々雑感・寸評

2012年2月27日(月)
青森県の大間原発に断固反対する「あさこハウス」に、きょう9通目の“ラブレター”を出した。大間はまだまだ冬の寒さだろう。郵便物をどんどん送れば良いので、以下に宛先を書いておこう。
「〒039-4601 青森県 下北郡 大間町 字小奥戸 396 あさこハウス 小笠原厚子様」宛てだ。 
郵便屋さんが行けば行くほど通行量が増え、大間原発の通行量調査が無意味になる。ラブレターをずっと出し続けるぞ~! これを提案した湯川れい子お姉さま(音楽評論家)に拍手喝采だ。あさこハウスよ、頑張れっ!

2月29日(水)
今日は朝から雪だった。ようやくミゾレになってきたか。イルカが歌う『なごり雪』を思い出し歌っている。 その歌をいったんリンクして皆さんにも聴いて欲しかったが、「著作権」が非常にうるさいのであえて削除した。
 ヤフーの自分のブログを削除された理由が、JASRAC(日本音楽著作権協会)からの通知だったというので、JASRACに電話をかけいろいろ聞いた。歌詞をそのまま掲載するのは駄目だという。また、ユーチューブなどから画像を埋め込むのも著作権法に違反するという。著作権は大切なものだが、非常に厳しい法律だ。歌詞を紹介する場合は、そこにコメントなどが必要とのこと。とにかく、画像の埋め込みは諦めた。

3月4日(日)
ヤフーのブログを全面削除されたので、いま過去の記事を出来るだけ掘り起こして再生しているが、なかなか手間がかかる。終わるのに1カ月以上はかかるだろうか。 ヤフーブログの削除について、ブロ友の『ソフィアさん』からこの前、温かい励ましの言葉をいただいた。肝に銘じるため以下に記しておこう。

「表現の自由、言論の自由が最大限認められていた筈のこの国において、しかも、インターナショナルな自由空間において貴兄の「生命」を一瞬にして根こそぎ奪う暴挙がなされるとは!(嘆)
しかしこの事実は、貴兄のロゴスの影響力の偉大さ・正当さを逆証していると考えます。言論表現手段は、何もブログだけではありません。インターネットだけでもありません。ネットのない時代を考えれば、多少不便ではあっても様々な伝達手段を駆使して他者との意思(意志)疏通を図ってきました。
そう考えれば、原点に帰ったつもりで新たな言論表現に乗り出すチャンスです。不当姑息な言論弾圧に屈することなく矢嶋さん流無政府主義を貫いてください。ご期待申し上げます!See you again. 」

3月5日(月)
義姉の主人が胃潰瘍で入院していたが、手術も無事に終わって退院し一安心だ。同じ70歳で彼の方が元気そうだったが、分からないものである。孫が誕生日で満2歳、祝メールを送っておいた。
大間原発(青森)に反対する「あさこハウス」に10通目のラブレターを出す。「もうすぐ春ですね!」と書いたが、今日は寒くて寒くて嫌になる。大間は“みぞれ”とのこと。
日本音楽著作権協会(JASRAC)に電話を入れ、著作権についていろいろ聞く。説明を受けたが、制約が実に厳しいので音楽そのものが疎ましくなる。このブログでは、もう音楽はあまり取り扱いたくない。

3月6日(火)
ヤフーの「マイブログ」を一方的に全面削除されたことが許せない。音楽著作権に抵触したものは仕方がないとしても、全く関係のない記事が2000本あまり削除された。しかも、事前通告も何もないのだ。あまりにも酷い仕打ちではないか!
こんな暴挙が許されるなら、安心してブログ記事を書くことが出来ない。ヤフージャパンの「利用規約」ではそれが当然だとなっている。しかし、この規約自体が大いに問題である。自分にとっては大切な記事だ。当然、知的財産権に関係する問題だろう。
今日はあちこちの法律事務所などに電話を入れ、対応策を相談した。電話では十分に話し合えないので、来週前半、某法律事務所に伺い対応策を協議することになった。法的措置を含め、断固たる決意で臨みたい。インターネットが普及拡大する中で、自分なりに納得のいく解決策を見出したい。弁護士が何と言うか今から興味津々だ。

3月10日(土)
昨日は早稲田大学・小林茂教授(文学部)の定年最後の記念講義に出席したが、200人近い受講者が集まったのには驚いた。彼とは大学時代のフランス文学科の同窓生である。私はテレビ局に就職したが、小林氏はそのまま学究の道を進んだのだ。昨日は比較文学論を講義していたが、まだまだ元気一杯という感じで、これからも大いに活躍されるだろう。 時間があったので、久しぶりに文学部のキャンパスを散歩したが、色々な思い出が蘇ってくる。でも、書くのは止めよう。切なくなるばかりだ。
タレントの山口美江さんが自宅で孤独死したという。51歳。若すぎる死だ。山口さんには昔、フジテレビの夜のニュースで1年間キャスターをやってもらったことがあるが、素直で明るい人柄だった。 “元祖バイリンギャル”と言われるほど英語が達者だったのを覚えている。何年も前になるが、アルツハイマーの父親の介護に苦労されたことを聞いた。謹んでご冥福をお祈りする。

3月11日(日)
午後2時46分に黙祷を捧げる。あれから丸1年、大震災からの復興はなおほど遠い。原発事故の“後遺症”も尾を引いている。これ以上、言うことなし。時間が解決してくれるだろう。
大間原発(青森県)に反対する「あさこハウス」に11通目のラブレターを出す。「あれから1年たちました。頑張りましょう!」と書くしかなかった。原発問題の解決は、時間に頼っているだけでは駄目だ。これは積極的にやらないと、解決の展望は開かれないだろう。
gooのブログにようやく慣れてきたが、コメントを書くのがやや面倒。4桁の数字入力にまだ違和感を覚える。しかし、過去に打ち込んだ記事を、いつでもトップに持ってこれるのは便利だ。何かを強調したい時は“グー”である。

3月13日(火)
ヤフーのマイブログを「全面削除」されたことに怒り、きょう埼玉県内の某法律事務所を訪れ、弁護士と会って対応策を協議した。手続きは精神的苦痛を受けたことによる賠償請求(慰謝料)という形になるが、ヤフーの「利用規約」に同意したことから、訴えても勝つ見込みはないという。
しかし、利用者の権利・立場(著作権など)を全く無視した規約は大いに問題があるとのことだ。つまり、問題提起をすることに意義があるということか。 勝てない訴訟を起こしても意味はないが、今後のインターネット文化のあり方を考えれば、勝ち負けの問題ではないだろう。ただし、訴訟には金がかかるので、もう少し慎重に考えなければならないと思った。まだ時間はある。じっくりと考えて結論を出そう。

3月16日(金)
吉本隆明氏が亡くなった。87歳だという。若い頃は著作をいくつか読んだが、もうほとんど忘れてしまった。60年安保闘争の時は過激派の反対デモに率先して参加していたが、6月15日の国会突入事件の際は催涙ガス弾で追い払われ、たしか警視庁構内に逃げ込んだところを逮捕されたと思う。大変な知識人だが、おっちょこちょいな一面もあったようだ。新左翼の教祖みたいな存在だった。
大間原発(青森県)に反対する「あさこハウス」に12通目のラブレターを出す。「春らしい陽気になりましたね。原発反対!!」と書いておいた。
このところ、腰痛がよく起きるので注意しよう。

3月18日(日)
「ヤフー!ジャパン」からブログを全面削除された件で、多くの人に知ってもらおうとタイトルを2種類つくり、別々のジャンルに投稿しておいた。ヤフー糾弾の第一歩である。
文は人なり、文は命である。著作権に抵触した音楽記事が削除されたのは仕方がないとしても、それと全く関係のない記事2000本余りが、何の予告もなく削除されるとは言語道断である。 まずは“言論戦”でヤフーを追及していく。gooのブログに移って良かった! とてもやり易い。これがヤフーのブログだったら、やりにくくて困っただろう(大笑)。
インターネット社会で、利用者の権利と立場を擁護していくのは立派な“大義”である。

3月23日(金)
先月23日にヤフーのブログを全面削除されてから、ちょうど1ヶ月が経つ。あれは“悪夢”のような出来事だった。その間、このgooのブログに移るなどいろいろあったが、1ヶ月が瞬く間に過ぎた感じだ。
ところで数日前、グーグルで調べていたら、なんと先月23日に全面削除される直前の自分のブログが出てきた。http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:1w4P6Wy-LzcJ:blogs.yahoo.co.jp/yajimatakehiro2007/39495175.html+%E7%9F%A2%E5%B6%8B%E6%AD%A6%E5%BC%98&cd=15&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
これは、大間原発に反対する「あさこハウス」にハガキを出した記事である。時間が午後4時53分になっているから、削除される30分ほど前のものか。
嬉しくなってプリントしたが、これは忘れられない記事である。「あさこハウス」への郵便物送付運動に参加しているブルさんからも、力強い連帯のコメントが寄せられている。1ヶ月前のこのブログ画面は大切に保存しておきたい。

3月24日(土)
パソコンをいじっていたら、なんとなくフェイスブックに登録してしまった。簡単なものだ。そしたら娘が出てきたので友達登録。何もかも成り行き任せだね。それにしても、フェイスブックは面白そうだ。
大間原発に反対する「あさこハウス」に13通目のラブレターを出す。このところ、少し間が開いてしまった。
ヤフーにブログを全面削除され消滅した記事が多数あるが、あるメディア連載記事の欠落部分を復活させたいと、フリージャーナリストのNさんに連絡を取ったら、なんと全部コピーしてくれていた。さすがである。欠落部分をすぐにメールで送ってもらい、完全に復活できた。Nさんに感謝! ところで、ブログ記事を一方的に全面削除するのは、独禁法の「優越的地位の濫用」に当たるのではないか。ある人からの指摘を受けて、今後、弁護士に聞くなりして検討していきたい。

3月28日(水)
ゴルフを再開することにした。5年前に止めていたが、気分一新のためやることにした。ヤフーのブログ「全面削除」という“破局”から立ち直るためには、何かしなければならない。そうでないと、立ち直れない。 gooやfacebookのブログを立ち上げたが、それでも足りない。体を動かすために、ゴルフを再開しよう。非常に下手で金もかかるが、体を動かすのは良いことだ。5月に所沢でFテレビ報道OBのコンペがある。それに参加しよう。みんなの足手まといにならないように!(笑)。 ようやく春だ。4月から練習を始めるぞ~
「とくダネ!」の中野美奈子アナが6月一杯で止め退社するとのこと。けさの放送で言っていた。夫を支え海外に住むそうだ、良妻である。2~3年、番組で一緒だったが、よく頑張っていたと思う。

3月30日(金)
ヤフーからgooのメールに切り替えて、ブログ訪問者が激減するかと思ったがそうでもない。ヤフー時代の旧友がまだ見てくれているのだろうか。 ヤフーに対しては激しい怒りを持っているので、メールも変えざるを得なかった。それでも1ヶ月近くは、どうしようかと思い悩んでいた。しかし、ヤフーと聞くだけで“拒絶反応”が起きるので仕方がない。 自分のブログを何の予告もなしに突然、全面削除されたのだから。ヤフーのブログは「私の命」だったのである。
大間原発(青森県)に反対する「あさこハウス」に今日、14通目のラブレターを出した。まだまだラブレター作戦は続くぞ~~ 「〒039-4601 青森県 下北郡 大間町 字小奥戸 396 あさこハウス 小笠原厚子様」宛てだ。 

4月4日(水)
ヤフー(Yahoo!)のブログを「全面削除」され甚大な被害を受けたが、メールはヤフーからgooに切り替えた。そして昨夜、対抗上 ヤフーブログからの投稿禁止措置を取った。具体的には「blogs.yahoo.co.jp」は投稿禁止である。
ヤフー時代、いろいろお世話になった方々がいるが、やむを得ない措置だと理解して欲しい。ヤフーの余りにも一方的な全面削除により、約10年間の記事はアッという間に消えたのである。その衝撃、受難、屈辱は決して忘れられない。まるで“焚書”と同じである。
法的対抗措置(訴訟)は勝ち目がないというなら、自分に出来る身近なことを一つずつやっていくしかない。ヤフーは私のブログを虫けらみたいに踏みつぶしたが、一寸の虫にも五分の魂はある。たとえ自分が弱小な存在であっても、断固とした戦いに立ち上がる。将来の公正なネット文化確立のためにも、戦わざるを得ない。
願わくば、全てのユーザー(利用者)がヤフーを脱退して欲しいが、それはもちろん無理である。それならば、私がヤフーに対する戦いをしつこくしつこくやっていくしかない。孤独でも、断固とした戦いを続けていこう。むろん、法的対抗措置をまだ諦めたわけではない。

4月5日(木)
桜が一気に開花してきた。今日はとても暖かい。しかし、まだ三分咲きといったところか。今年は春の到来が遅かったが、ようやく平年並みになった感じだ。テラスに出て“日向ぼっこ”をしたが、気持よかった。小さなベンチに寝転がったが、陽光がまぶしくて・・・しかし、春の到来を実感する。
大間原発(青森県)に反対する「あさこハウス」に15通目の“ラブレター”を出した。書くこともだんだん無くなってきたが、「原発反対で頑張ろう!!」と書く。 なにはともあれ、野田政権打倒だ!

4月20日(金)
約5年ぶりにゴルフの練習をしたが、60球打つのがやっとだった。体がなまっているのは勿論だが、握力が完全に弱っている。途中からクラブをしっかりと握れないのだ。なんとか60球打ってまあまあだったが、もっと練習して来月のコンペに備えよう。しかし、腰が少し痛い。
石原都知事の「尖閣諸島購入」の発言は非常に面白かった。どうなっていくか分からないが、国内はもとより中国を刺激したことは間違いない。石原氏の「新党構想」などは全く期待していないが、この尖閣購入発言は注目に値する。
音楽著作権をめぐるJASRAC(日本音楽著作権協会)の対応は、あまりにも一方的、独裁的ではないのか。アメリカでは歌詞などの引用は「フェアユース法」で守られている。つまり、非商用であれば無断で自由に引用できるのだ。日本では著作権の運用があまりにも厳しい。放っておくとますます酷くなりそうだ。この問題も含めて、近いうちにまた弁護士と相談しよう。

4月30日(月)
尖閣諸島はもちろん日本の領土だが、周辺海域の開発は中国や台湾と共同でやるべきである。これにより、中台両国の関係改善も日本がリードする可能性が出てくる。
大間原発(青森県)に反対する“郵便物作戦”で、現地の「あさこハウス」に18通目のラブレターを出した。この作戦はまだまだ続くだろう。
NHKの大河ドラマ『平清盛』を昨日たまたま見たが、面白くなかった。脚本が悪いのか。画面も汚いし見ずらい。役者もやたらに気張って演じているが、魅力に欠ける。こんなドラマを1年間も続けるのか・・・半年で十分だ。

5月4日(金)
変な天気だ。今日は晴れるはずなのに、よく雨が降る。このところまるで梅雨みたいな毎日だ。気象庁も気象予報士も困惑しているのでは・・・
ツタヤが古いDVD(映画)をいつでも100円にしたので、借りまくって見ている。『クローズド・ノート』を再び見たが、これは大人の“メルヘン”だ。『告白』とは対照的。沢尻エリカも竹内結子も雰囲気があって良い。1978年作の『皇帝のいない八月』は今見るとピンとこない。あの頃は、自衛隊のクーデターに関心があったのか。当時は話題になった映画だというが・・・そう言えば『戦国自衛隊』なども大ヒットした時期だった。あの頃の方が躍動感があったのかもしれない。今の方が落ち着いているのだろう。閉鎖的な管理社会になったからか。

5月10日(木)
小沢一郎裁判で「一審無罪」だというのに、指定弁護士が控訴したというのは極めて異例だろう。裁判と言うよりも、もはや完全な“政治闘争”に変質した感がある。社民党の福島党首も「この控訴はおかしい」と言っている。裁判が政治権力闘争の場になったか。

5月17日(木)
昨日は地元の西武園ゴルフ場で某テレビ局報道OBのコンペに参加したが、68・69の大叩きでもちろん最下位(ブービーメーカー)に終わる。しかし、5年ぶりのゴルフでいい運動になった。参加者の多くが70歳前後といい年になったものだ。体調が良くないという人もかなりいる。暑かったせいか、最後の3ホールぐらいはバテバテ・・・終わった時はホッとした。 いいショットもあったが、アプローチがほとんど駄目。グリーンをオーバーしたりチョロったりと、こればかりは場数を踏まないと上手くいかない。とにかく練習、練習だ。これから大いに前向きにやるぞ~~

5月24日(木)
大間原発(青森県)に反対する「あさこハウス」に21通目のハガキを出したが、10日以上間が空いた。と言うのも、書くことがなくなってきたからだ。郵便物が届けばそれで役に立つのだが、そうは言っても何か書かねばならない。それでハッと気がついたが、毛筆で簡潔に書こうと思った。
さっそく毛筆を買ってくると、出来るだけ大きな字で「反原発へ 祈り」と書いた。字が大きいと“悪筆”もそれほど気にならない。これが良い! 当分の間は、毛筆で大きな字を書こう。習字の練習みたいだ。祈り、絆、連帯、和合、闘い・・・何でもいい。大きな字を書くと気分がすっきりする。

5月25日(金)
ブログの訪問者数がこのところ、200人を超え増えてきている。ありがたいことだ。励みになる。ただ、閲覧数と訪問者数の違いがまだよく分からない。閲覧というのは、記事のタイトルが目に付いただけか。
読売新聞の販売員が購読を求めに来たが断わる。「東京新聞ですか?」と聞くから「そうだ、東京だよ」と答える。東京新聞が伸びて、他の大手紙が食われているのか。東京は安い。「毎月3000円にまけときますよ」と言うが、断わる。 東京新聞は原発問題に極めて熱心だ。他の大手紙は原発問題にどれだけ真剣に取り組んでいるのか。そんなことは言わなかったが、どうも怪しいのだ。他に赤旗の日曜版もとっている。家内は「赤旗を止めたら?」と言うが、当分は日曜版をとり続けるつもりだ。 大手新聞は原発問題でも消費税引き上げについても、また小沢一郎裁判でも極めていい加減な対応を取っているではないか! もはや社会の木鐸ではない。体制べったり、権力べったりの“垂れ流し”新聞に堕落した感じがする。そんな新聞を誰が読むか! まるで「大本営発表」の記事みたいだ。 私の親戚で同い年(70歳)のSさんは、もう新聞なんかとっていない。それに見習おうかとさえ思う。
プラトンは「もう一度生まれ変わっても、やはり人間に生まれたい」と言ったという。自分なんかワシやタカ、ライオンに生まれ変わりたいと思うが、さすがプラトンだ。“人間の尊厳”というものを知っての述懐だろう。

5月27日(日)
gooブログを始めてちょうど3ヶ月、まずまずの推移だったか。強調したい記事をすぐにトップに持ってこれるのは便利だ。逆にコメントは4桁の数字を入れなければならないので、やや面倒。でも大したことではない。 
音楽もアップしているが、歌詞を載せるのは、JASRACが著作権で非常に煩いので諦めた。音楽記事は最小限に止めている。丸3ヶ月で訪問数が1万5603件、1日平均で約173件だから上出来だ。ヤフーの頃よりだいぶ多い。facebookもやっているから相乗効果か。
「ブログ全面削除」でヤフーを訴えようかと思ったが、弁護士費用が予想以上にかかるのと、勝ち目がないので無理か。妻も「ドブに金を捨てるようなものだ」と猛反対する。訴訟には時間だけでなく金もかかる。当面はgooブログでおとなしくやっていくしかないようだ。

5月29日(火)
最近、新しい記事を書くのが億劫になってきた。どうしてだろう。年を取ったからか。視力が衰えたからか。以前の「ヤフー」の頃はいくらでも書けた感じだが、ブログを全面削除されてから気力が低下したようだ。今日は福島中央テレビの記事を書いたが、なにか四苦八苦して根気がなくなった。書くのに骨が折れる。 自分は非常に厳しい記事を書くので助かる人もいるだろうが、これではいけない。気力を振り絞って新しい記事に挑戦していこう。
孫娘(中1)がクラリネットを始めるという。早く聴きたいものだ。

6月4日(月)
去年のちょうど今日、北京経由でピョンヤンに入った。あれから1年、早いものだ。第一印象・・・ピョンヤン空港は殺風景でみすぼらしいと思った。しかし、4日間の観光旅行は充実した毎日だった。内心、緊張していたのが良かったのだろう。忘れられない旅行である。 この1年、金正日総書記が死去したが日朝関係は全く変わっていない。国交正常化はまだまだ遠い先か・・・
国内は消費増税や原発再稼動をめぐって一進一退。野田改造内閣を泡沫(うたかた)改造内閣と書いたが、先が全く読めない政局。ようやく夏らしく暑くなってきたが、どこか“もののあわれ”を感じる。 なるようになるさ。ケセラセラだ。何もかもケセラセラ。

6月6日(水)
昨日から今日にかけて、長野県の最南端・野辺山に隠棲する友人のAさん宅を訪れた。Aさんはテレビ局時代の友人だが、もう3年以上 八ヶ岳の麓でネコと一緒に暮らしている。2人で大いに酒を酌み交わし談論風発。いろいろ話し合ったが、26年前のチェルノブイリ原発大事故の際、彼は当時の科学技術庁担当の記者をしていたそうで、徹底的な「反原発派」だということが分かった。彼は私以上に筋金入りの反原発論者のようだ。
八ヶ岳の麓はまだ寒い。6月だというのにストーブが欠かせない。今年は例年より寒いそうだ。ということは“冷夏”になるのではないか。そうなれば、電力不足の心配も取り越し苦労になりそうだ。電力会社は原発の再稼動を求めているが、果たしてどうなるか・・・

6月30日(土)
昨日はフジテレビの中野美奈子アナが「とくダネ!」を卒業する放送を見た。自分も番組に関わっていたのでちょっぴり寂しい。海外赴任する夫を支えていくとのことだが、3年3カ月よく頑張っていたと思う。これからのご健闘を祈る。後任は女優の菊川怜だそうだが、大丈夫か? 少し気になるところだ。
昔の映画『氷雪の門』をDVDで見たが、胸にジ~ンときた。舞台は樺太(サハリン)、終戦直後のソ連軍の侵入で、電話交換手9人の乙女が自決するという悲しい物語だ。見終わったら急にサハリンへ行きたくなった。調べてみると簡単に行ける。去年、北朝鮮に旅行したことを思えばお茶の子さいさいだ。ふと気がつくと先月でパスポートの期限が切れていたが(笑)。

7月5日(木)
映画『氷雪の門』を見たら急に樺太(サハリン)へ行きたくなった。この映画は、終戦直後に日本領だった南樺太にソ連軍が侵攻し、多数の日本人が犠牲になった話である。特に真岡(まおか。今はホルムスク)の郵便電信局員だった9人の乙女が集団自殺した話は、やり切れない悲しさを覚える。慰霊のため、樺太へ必ず行こう! これは北方領土問題とは関係ないが、たぶん8月下旬になるか・・・
大間原発(青森県)に反対する「あさこハウス」に25通の“ラブレター”を送ってきたが、ひとまず打ち切ろうと思う。約半年間、1週間に1通のペースで葉書を出してきたが、これまでに返事はない。原発側がハウスへの「郵便物の件数」をチェックしているというので、定期的に出していたものだ。 1通も返事がないというのはやはり寂しい。脱原発・反原発は当然のことだが、書くこともなくなってきたので取り止めることにした。たぶん、全国から多数の郵便物が届いているのだろう。

7月10日(火)
8月下旬、樺太・サハリンへ慰霊の旅に出かける。これは映画『氷雪の門』を見たからだが、終戦時の旧ソ連軍の一方的な侵攻で、少なくとも3700人以上の日本人が亡くなったと言われる。南の沖縄戦の悲劇はよく伝えられているが、樺太でも極めて悲惨な状況だったのだ。 特に、真岡(ホルムスク)の女子郵便電信局員9人の集団自決は痛ましい。真岡には必ず訪れる。
それでパスポートの申請をしているが、それ用の顔写真をボックスカメラで撮ったら、なんとも人相の悪い“クソ爺”に写っている。目付きもいやらしい。しかし、70歳を超えれば仕方がないか。人相が悪いからといって、ロシアに入国拒否されることはないだろう(笑)。

7月14日(土)
新しいパスポートを受領したが、顔写真の人相がいかにも悪い(笑)。目付きもいやらしい。年だから仕方がないが、これであと10年 海外旅行はOKだ。
8月下旬にサハリン(樺太)へ旅行するが、その前に宗谷岬など稚内周辺をじっくりと見よう。サハリンへは稚内からフェリーで渡る。このシーズン、サハリンへの日本人観光客は1000人ぐらいだとか。自分にとっては、終戦前後に犠牲になった人々への“慰霊”の旅だ。ソ連軍が侵攻してきたホルムスク(真岡)には必ず行かなければならない。

7月17日(火)
8月下旬にサハリン・樺太へ行く準備を着々と進める。今日は旅行会社にビザ申請用の書類、写真などを郵送、稚内の宿泊先も予約した。南樺太はかつての日本領土だ。ソ連軍の侵攻で大勢の日本人が犠牲になった。いわば“慰霊”の旅行である。 一方、レーニンの銅像がまだ2ヶ所に残っているというから、それへの参拝も楽しみだ。ロシア語は全く話せないが、ロシア人とは会うので日ロ友好の旅にしたい。

7月23日(月)
ヤフーのマイブログを全面削除されてから丁度5ヶ月たったが、あの時は本当にショックだった。抹殺されたのでgooに来てしまったが、未だに流刑に遭ったか亡命した気分である。しかし、gooの方がヤフーより人道的で、利用者の立場を尊重してくれているようだ。こちらの方が住み心地が良い。訪問客もヤフーの頃よりずっと増えた。約2倍以上か。当分はこの“流刑地”で生きていくのだろう。
映画『ノルウェイの森』をDVDで見たが、救われない若者ばかりが出てくるので嫌になった。原作は大ベストセラーになったが、現代の若者の心を捉えたのだろうか。何もかも虚無的、ニヒルな感じがする。だいたい、若者たちの親や兄弟姉妹が一人も出てこない。彼らは全員“孤児”なのか(笑)。全員、自分の穴に閉じこもってしまう。肉親との軋轢、相克がないと実感が湧かない。誰もが砂漠の中をさ迷っているみたいだ。
それに比べると、映画『宮澤賢治 その愛』は家族との相克や愛が描かれ、実感が湧いてくる。こういう映画には感動するが、自分が年を取ったということか。

7月28日(土)
ロンドン五輪の開会式は面白くなかった。退屈だからもちろん全部は見なかったが、ダラダラとやっていた感じ。イギリス国民は喜んで見ただろうが、大英帝国の歴史と自慢を延々とやられたのでは、他の国の人はどのくらい喜んだだろうか。
新興国なら多少は自慢しても分かるが、歴史と伝統のある大英帝国だ。世界にもっとサービスする精神があっても良かったのではないか。何時間やっていたのだろう。演出過剰だ。スポーツの祭典ならもっとシンプルに素直にやるべきだろう。その方が楽しい。歌や伝統芸能、踊りなどをもっと見たかったから、最後のポール・マッカートニーの『ヘイ ジュード』には救われた感じだ。何よりも競技が待ち遠しい。
近くの狭山丘陵へバイクに乗って散歩、ほとんど人がいなかった。木陰を散歩した後「いきものふれあいの里センター」に入る。すると、絶滅危惧種の珍しいホンドギツネの剥製が置かれていた。係員の話だと6~7歳のお婆ちゃんギツネだとか。つい最近、車にはねられて死亡したという。このところ、ホンドギツネが何匹か見られるようになったそうだ。このキツネは正に“きつね色”で、毛皮が美しいから服飾品にも使われるという。


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