歴代の興行収入で“ナンバーワン”と言われるアメリカ映画の超大作。作られたのが1939年(昭和14年)だというのに、その壮大で迫力のある内容には驚くばかりである。
子供のころ、この映画を観た時「これじゃ、日本はアメリカに(戦争で)負けるわけだ」と思ったものだ。また、長編カラー映画のパイオニアとしても知られている。
アメリカの南北戦争を背景にしたその内容はあまりにも有名なので省略するが、主役のヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブルの個性豊かな演技は強く印象に残っている。 なお、タラとはジョージア州の架空の農園のことだが、そのテーマ音楽も忘れられない。
「 風と共に去りぬ タラのテーマ Gone with the Wind Tara's Theme」マックス・スタイナー、Max Steiner