ナポレオンアイビー

坂田靖子さんの漫画に「バジル氏の優雅な生活」というイギリス貴族の話があります。
その中でナポレオンアイビーが出てきます。



（店にあったのと同じお皿です・・ふ～）


ナポレオンアイビーはウェッジウッドのシリーズの名前です。アイビー（つた）のデザインでナポレオンが流刑地セント・へレナ島で使っていたことからこの名前がついてます。
（裏面に書いてあるんですよ。）


またまた会社のコンテナの中からひょっこり顔を出したのがこのお皿で、ランプトンと同じく私一人が大興奮！
前回と同じく暖かい笑顔が（「わかったよ・・気が済んだ？」みたいな・・）返ってくるのがわかっても言わずにはいられなかったのです。
枚数は6枚ほどありました。社販が効くので買おうかどうしょうか迷いましたが、4日分の食費を5人で1000円くらいでやっている中、社販だとはいえ（3800円の消費税から食器は2割引き）わたしの中では高価すぎる買い物でした。（しかも1枚じゃなんだか・・。使う事を考えると複数枚欲しかったのです。なお更手が出ません）

ちょっと前の稼いでいる頃ならちょっと豪華なランチくらいの値段だというのに・・そのときの気持ちは没落貴族のジレンマ（そんないいもんなのか？）にも似てものすごく悲しかったのです。

そして迷っているうちにアイビー達はすべて完売。

また入荷したら今度は買おう！きっとそれまでには貧乏の峠も越えているはず。

なんて自分を励ましましたが、皿の類が入ってくる気配がない。その上インターネットで見たら同じサイズの皿が4800円スタートのオークションではありませんか！

もしかして激安でかえた？そう思うとくやしくてなりません。
更に廃盤商品で新商品としてはでてこないという事が判明し、かなり人気のある商品だということも判りました
そうなると物欲の女は欲しくてたまりません。
買うお金は相変らずないくせに、ネットのナポレオンアイビーのページをお気に入りにして常時チェックする始末。

（カップも揃えたいアイテムです・・・）


そして入札する金額をみてため息をついているのです。（わずかな小遣いはバービーになっていて食器に回っていかない）

私がナポレオンアイビーを手にする日・・それは貧乏の峠をぬけたときなのです・・

それまで憧れの皿として君臨するのに違いありません。
ま、ない物ねだりここに極まれりってとこですね