東日本大震災と東京電力第一発電所の事故から11日で3年6ヶ月。
旧警戒区域内にある会社で今日も朝を迎えた。
ススキの穂が伸びて涼しい朝、季節は秋に入っているんです。
早いもので、あれから4回目の秋。
あの牙をむいた海は今日も穏やかな波が寄せています。
今週は毎朝曇っていて朝日を拝むことが出来なかったので、今日こそはと思ったが残念!!
この景色もあれ以来何回となく見てきた変わらない景色。
朝の会話で「あれから早いものでもう3年半なんだなぁ」からまたあの時の話が出てきた。
みんな触れないようにしているけど考えていることは同じなんですよね。
被災した場所にいるとどうしても思い出されるあの光景。
これから先も忘れることはないでしょうね。
会社の前のバリケードも変わらないままです。
最近変わったことは、このバリケードを越えて護岸工事のための波消しブロックが運ばれていくことです。
海岸線も徐々に津波に破壊された防波堤の姿が消えてきています。
復興に向けた姿が形に出てきているんですね。
津波に住まいを奪われた方、原発事故で住まいに帰れなくなった方。
それぞれに新しい生活をどうすべきか決断できてきたようです。
これから先はどんどん復興が加速していきそうですね。
果たして以前のような穏やかな生活が送れるようになるか。
それは、一人一人のこころの切り替えが必要でしょう。
頑張りましょう!!