村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

がんばっぺふくしま大会

2011年06月27日 11時17分14秒 | ディスクゴルフ
昨日は、福島市あづま総合運動公園ミニ多目的広場で「がんばっぺ福島」大会が開催されました。
一日中降り続く雨の中46名もの参加者がありました。
開催していただきました福島市協会並びに福島市の皆さんに感謝申し上げます。

コースは、40m~60m位のショートコースですが、アップダウンあり、狭い林間のホールあり、マンダトリー、アイランドと難易度を上げて、上級者でも楽しめるコースに設定されていました。

上位入賞者は以下の通りです。

オープン
 1位 大島 竜也(茨城県) 47 46 93
 2位 佐藤 貞之(新潟県) 47 47 94
 3位 西村喜久夫(いわき市) 46 51 97

レディース
 1位 永野 寿子(福島市) 54 55 109
 2位 菜花 厚子(いわき市) 57 55 112
 3位 佐々木幸子(南相馬市) 57 62 119

シニア男子
 1位 松村 光二(福島市) 51 46 97
 2位 斎藤 達雄(福島市) 51 51 102
 3位 高橋 義照(福島市) 58 52 110

シニア女子
 1位 児玉 向代(南相馬市) 54 53 107
 2位 松村美也子(福島市) 59 57 116
 3位 安斎はつ子(福島市) 58 60 118

レジェンド男子
 1位 小畑 元美(福島市) 54 51 105
 2位 高橋 重雄(南相馬市) 58 50 108 バーディー差により
 3位 須田 三男(福島市) 52 56 108

レジェンド女子・ジュニア
 1位 佐藤沙智子(福島市) 62 60 122
 2位 村山 嶺 (福島市) 64 60 124 ジュニア
 3位 紺野 和子(福島市) 65 66 131

ホールインワン達成者が2名いました。
 大島 竜也 2R #3(障害物の無い約50m投げ上げホール)
 佐々木幸子 2R #15(斜面下からの投げ上げ約40m目隠しホール)

新潟県の日本酒や茨城県産メロンやワイン等賞品の提供もたくさんあり、久しぶりににぎやかな表彰式でした。

福島市も放射線が高い地域が多くあり大変な思いをしている中、いわき市や南相馬市を励まそうと開催していただいたことに本当に感謝、感謝です。

久しぶりに再開したみんなとの会話は、明るいものではありませんでしたが、色々なことを話すことによって気持ちがほぐれることもあると思います。
でも、大変な思いをしたことを明るい顔で話せるようになったのは、少し気持ちにゆとりが出来てきた証拠ではないでしょうか。

放射線が高いのに福島市は別天地のような賑わいでしたが、福島市を出て川俣町を過ぎると現実がどぉーんと身体に押し寄せてきます。飯舘村は誰もいなく暗く静まり返っていました。南相馬に入ってもやはり活気が感じられません。

まだまだ見通しのきかない不安定な生活を強いられていますが、身体を動かし、声を出して頑張りましょう!!

 


ご支援ありがとうございます。

2011年06月25日 11時15分51秒 | ディスクゴルフ

今週、たくさんのご支援が私のところに届きました。

岡山県の村松さんからは、ディスクキャッチャートラベラー1台とTシャツ・ディスクがたくさん送られて来ました。

南相馬市に残っている皆さんとディスクゴルフを楽しむのに、コースのレパートリーが増やせ楽しさが倍増するでしょうね。
そして、Tシャツやディスクはこれから復興に向けてのイベントに使わせていただきたいと思います。

その他に、村松さんからは、チャリティーランで集められた多くのTシャツが南相馬市の被災者に支援物資として提供をいただきました。
毎日蒸し暑い日が続いていますので、被災者の皆さんにとっては本当に助かると思います。

村松さんはじめ岡山県の皆さんに感謝申し上げます。

東京の吉岡さんからも私の大好物「高級ビール」がたくさん届きました。

私はストレスで飲みすぎてアルコール痴呆症気味ですので、ディスクゴルフを楽しんだ後にみんなでおいしくいただきたいと思います。

吉岡さん、稲見さんありがとうございました。

南相馬市ディスクゴルフ協会へは、全国の皆さんから激励やご支援を頂き本当に感謝申し上げます。

今朝の新聞にも出ていたように、原発の収束に向けた行程が着実に進むことが出来れば、年内にも協会の活動を再開することが出来るかもしれません。それまでは、皆さんから頂いたご支援を無駄にしないためにも、小さくなってしまった協会を復活させるために、着実に活動を進めて頑張ります。

私の車も全治約4.5ヶ月だと思われますので、8月になり南相馬市が「緊急時避難準備区域」から解除されれば、遠征が可能になると思います。

少しずつではありますが、震災と原発事故の復旧に明るい兆しがさしてきた気がします。復興に向けた気持ちも高まってくるかもしれません。

馬事公苑の日本一(私が思っているだけ)のディスクゴルフコースを復旧させるために頑張ります。


警戒区域縮小検討

2011年06月25日 11時14分41秒 | 震災・放射能
今朝の新聞に「警戒区域」縮小検討への記事が載っていた。

政府は、原子炉の安定的な冷却を目標にした行程表の「ステップ1」を7月中旬までに達成した場合、「警戒区域」の縮小を検討する方針を固めたということです。

南相馬市では、放射線量の高いと思われる小高区でも、政府が避難目安としている年間20msvを下回っていることから、南相馬市全域で「警戒区域」が解除されるかも知れません。

それと同時に「緊急時避難準備区域」については撤廃されるようです。

でも、放射線に汚染された汚染水の処理に手間取っている状態では、7月中旬に「ステップ1」が達成される見込みはかなり低いのではないでしょうか。それに、メルトダウン→メルトスルーと進んで格納容器からもメルトスルーしている常態と水素爆発の危険性がまだまだある状態では、そんなことを考える時期ではまだないのでは?

異変

2011年06月23日 11時13分25秒 | 日記
最近、玄関付近に草が散らかっているので不思議に思っていたが、玄関の軒下を見て原因がはっきりした。

ツバメが巣作りしていたのだ。

今までは泥を使って巣を作っていたのだが、田んぼが乾いた状態なので泥が無く、草を使って巣を作っているようだ。

でも草では巣が作れないようで中途半端であきらめてしまったようです。

いつもの年は、玄関の軒下からツバメの子供が巣立っていくのに、今年はツバメがどこかに行ってしまいました。

どうやらツバメにも原発の被害が及んでいるようです。

 


ディスクゴルフを楽しむ会

2011年06月18日 11時12分06秒 | ディスクゴルフ
これまで試運転を2回続けてきましたが、これからはディスクゴルフを楽しむ会として継続していきたいと思います。

明日、19日午後1時より東ヶ丘公園南側芝生広場(博物館入口駐車場東側)で行いますので、近くに緊急時避難準備している方はお集まりください。

今後は、事業が重ならないときの日曜日午後から開催していきたいと思います。

キャッチャーがトラベラー2台しかありませんので、しばらくは6ホール限定で楽しみましょう。

機材については、保管の方法等検討しながら馬事公苑から運び出せるように交渉していきますので、もうしばらくお待ちください。

南相馬からディスクゴルフの灯を消さないようにみんなで頑張りましょう!!

 


被災者は囚人扱い

2011年06月17日 11時10分54秒 | 震災・放射能
東京電力から仮払い補償金を受領した被災者にお知らせが届きました。

東京電力では原発事故の被災者一人ひとりに番号を付けたようです。

お知らせの内容は、

弊社原子力発電所の事故により、発電所の周辺地域の皆さま
はじめ、広く社会の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます。
先日ご提出いただきましたお申し出につきまして、下記のお申し出番号で受理させていただきましたのでお知らせします。
弊社への問い合わせや資料提出等の祭には、申し出番号をお知らせくださいますようお願いいたします。

上記の内容で家族一人ひとりに番号が付けられていた。

国で、住民一人ひとりに番号を付けて管理しようとしたときに大問題になったのを覚えていますよね。

東電では被災者に番号を付けて管理しようとしている。これって大問題ではないのかな?

そんなことを考えているのは俺一人かな?

被災者を屋内退避という軟禁状態や避難所に集団で収容した後で、一人ひとりを番号で管理するなんで、まるで収容所や犯罪者を管理するみたいじゃないですか。

管理しやすくしてやっていることだと思うが、もっと人道的にやれないのかな?

この精神的な苦痛も補償の対象にした方が良いかもしれない。

東電の説明会から配布する資料やこうやって送ってくるお知らせは、本当に国を代表するような企業がやっているとは思えない。今までお客様や下請け企業を見下してきたから、どう扱ってよいのかわからないんだろうな。

俺はほんとうに頭にきた!!

 


自衛隊に感謝

2011年06月16日 11時09分48秒 | 震災・放射能
震災が発生した当時の気温は冬のような日だったが、あれから3ヶ月が過ぎ夏のような日差しが続くようになりました。

南相馬市の海岸付近も自衛隊の皆さんのおかげで、散乱していた瓦礫がまとめられています。

現在は、警戒区域内の瓦礫の処理をしているようです。警戒区域内はボランティアが入れませんので、自衛隊の皆さんが半壊した家の中や庭の瓦礫もきれいに取り除いてくれているようです。

私も警戒区域内の工場で作業をしている関係で、タイベックスの防護服を着用して作業をしていましたが、最近の暑さで音を上げ通常の作業服に切り替えてしまいました。(バレルとやばいかな?)
その防護服を着て自衛隊の皆さんは大変な作業をしているんだから本当に頭が下がります。
感謝!感謝!ですよ。
でも、「通常の訓練よりは楽ですよ」と言うんだから凄い訓練を続けているんだろうな?

そんな自衛隊の皆さんに感謝を込めて、炊き出しのサービスをしようとなりみんなで準備を進めていたそうですが、マスコミに情報が漏れ取材の依頼がきたり、自衛隊に苦情を言った方がいて自衛隊の方から辞退してきたそうです。私の家内もメンバーに入っていましたが、あんなに頑張っている自衛隊の皆さんに喜んでもらおうと思ったのに残念だと落ち込んでました。

警察の皆さんも行方不明の捜索を続けています。一人でも多く探し出して早く遺族に渡したいと頑張っているようです。一時、捜索の規模を縮小していましたが、今日から3日間大規模捜索を実施するようです。

海岸付近の波打ち際の捜索が中心で、危険な場所を捜索しているようでした。やっぱり防護服をしっかりと着用しているようで、こちらは日頃訓練をしていないので本当に大変でしょうね。
でも、警戒区域内は警察の力で無いと捜索が困難だから仕方ないですよね。南相馬市でもまだ160名ほどの行方不明者がいますから本当に頑張ってほしいです。

瓦礫の撤去にしても国の方針が決定していないのでさっぱり進みません。本当の復興が始まるのは寒い冬になってからかもしれない。
誰かがやめない限り福島県の復興はありえないのかな?

 


試運転2

2011年06月16日 11時08分49秒 | ディスクゴルフ
日曜日の午後から試運転第2弾を行いました。

参加者は4名だが、トラベラー2台で6ホールを設定し3Rプレーした。

難易度を高くした結果、充分楽しめるホールが完成しつつある。難易度は、上級者で-6位、ビギナーで+9位だと思う。

現在、トラベラーが2台しか確保できないので、もう少し台数を増やすと9ホール設定可能かもしれない。

他の場所も検討の余地があるので開拓していきたいと思う。

将来、マンスリーが出来るくらいになればいいですね。まずは開拓してから県の担当者に交渉ですね。

東ヶ岡公園は市の中心部に近く放射線量も少ない(約0.8μSv位)し、整備中の公園ですので常設ディスクゴルフのコースが可能になるとうれしいですね。O井さん頑張りましょう!!

 


3.11から3ヶ月

2011年06月11日 16時00分00秒 | 震災・放射能

3ヶ月前の14:46、突然、轟音とともに揺れが始まった。
狭い実験プラントから何とか這い出し社内の道路に避難、道路の中央に集まり揺れが収まるのを待ったが、なかなか収まらずますますひどい揺れになってきた。5分間の激しい揺れは徐々に被害を広げていった。突然蒸気配管が割れ激しく噴出す。水配管が破裂し水しぶきが飛び出す。窓枠が外れガラスが割れていく。何もかもが今まで経験したことがない激しさでした。
「これはただ事ではない」自宅が心配なので早く帰れるように設備を緊急停止する。
15:30頃設備停止終了、帰宅の準備をするために全て倒れてしまったロッカーを10名程度で起こす作業を開始した。
そして、15:40頃突然津波が襲ってきた。コンクリート建屋の中にいたので轟音だけで何が起きたのかわからなかった。入口から水が浸入してきたので津波と気づき2階へ避難する。
2階から見た光景は忘れることは出来ない。
駐車場の車はほとんどが道路に押し出され重なりあっている。自分の車は会社のフェンスを倒し電柱にぶつかっている。あちこちからクラクションの鳴る悲しい音が聞こえてきた。松並木が全て無くなり流された松の木が駐車場を埋めている。
まさか20mの高台にあるこの場所まで津波が来るとは誰も想像さえしていなかっただろう。2階の窓から海を見ると海底が見え、沖の海面がますます上昇していく。その光景を見て、もっと高いところへと避難した。
寒い雪の吹き付ける中を震えながら耐えていた。海岸付近に自宅がある人たちの悲壮感は見ていて耐えられないくらいだった。励まそうにも励ます言葉が無い。本当に耐えられなくつらい時間だった。

津波が収まり、帰ることが出来るようになったが車が使い物にならない。道路が瓦礫で通行できないので、重機で瓦礫を撤去し帰宅できたのは薄暗くなっていた。でも津波で途中の道路が寸断されているので山越えを決断。薄暗い山道を徒歩で国道6号まで向かった。途中は全て停電しているので真っ暗な中を歩いた。
自宅の明かりが見えたときには本当にうれしかったっけ。自宅は、断水以外はあまり被害が見当たらなくて安心。
その日は倒れた家具を起こしもしないで疲れて寝てしまったっような気がする。

翌日早く会社が心配なので会社に向かうが、そこから見た残酷な光景は、何も言葉が出ずただ呆然と眺めているしかなかった。近くの友人、知人の家もなくなっていた。瓦礫の中を歩いたが何も無い。こんなことってありえるのかと誰もいない海岸線に立ち尽くしていたっけな。

3.11 あの時から 何気ない日常生活が、あの時を境に一変してしまった。最愛の家族や家、かけがえの無いものを一瞬にして奪われてしまった方も多くいる。そして、原発事故は住み慣れた安住の地やふるさとをも奪おうとしている。

つらく先の見えない避難生活も経験した。やる気を失っていた気持ちを、多くのボランティアや行政、仲間達に励まされました。本当に感謝、感謝の連続でした。

あれから3ヶ月過ぎた今でもまだまだ復旧や復興にはスタートラインにも付けません。

バラバラになってしまった家族や地域の人々。

がんばろう!!と思っても立ちふさがっている原発と国の壁。

この苦しみから立ち上がるにはやはりバラバラになってしまった家族や地域や仲間の絆ではないでしょうか。

どんな壁にふさがれようと、追い払われようと、みんなの絆を支えに「ふくしまは負けません」

何気ない平凡な日常が営まれる日が来るまで頑張って生きましょう!!


試運転

2011年06月06日 10時24分01秒 | ディスクゴルフ
土曜日の午後からディスクゴルフの試運転を行いました。

場所は、南相馬市博物館エリア内の東ヶ岡公園南側広場で50m×80m位の芝生広場です。

そこにトラベラー2台を使い6ホール(約50m~80m)を設定しました。

4名集まり6H×3Rでプレーしましたが充分楽しめそうです。

でも、飛距離のある方はドライバーをフルショット出来ないのでちょっと不満かもしれませんね。

最近子供がいないせいか来園者が少ない状況ですので、もう少し別のエリアも開拓してコースを広げられるようにしたいと思ってます。

高校生3人グループがちょっと興味があるようで、体験していきましたので、馬事公苑よりも人集めにはなるかもしれませんね。

土曜日か日曜日の午後から続けていこうと思ってますので、投げたい方は集まってください。

夜は、震災後初の飲み会も試運転しました。暑い日だったので、ターキーの生ビールうまかった~!!

喜龍やあじくらも始まったようだし、こちらもいろいろ開拓して続けて行きたいですね。

がんばろう!南相馬!! 気合いれて飲もう!生ビール!!