昨日は隣組の方が亡くなりその葬儀・告別式のお手伝いをしてきた。
震災以来多くの方と別れを告げてきたが、いつも心の中の何かが欠けていくような感じがする。
葬祭場からの出棺を見送ってから時間があるので、葬祭場に備えてあるパンフレットを見ていると興味のあるものがあった。
真正面から人生を考える方に「マイ・エンディングプラン」というパンフレットです。
「いい終わりにしたい」その日のために自分の歴史をまとめ、家族が困らないように残しておくエンディングノートだそうです。
内容は、自分の人生を振り返ることから財産の記録や遺言まであります。
最初の方は考えさせられますね。
1.自分の死を考える。
(1) あなたは現在何歳ですか?
(2) あなたは何歳で死ぬと思いますか?
(3) その時あなたはどんな死に方をするでしょうか? いつ、どこで、とのように死ぬのかイメージしてください。
(4) その時あなたの家族はそれぞれ何歳ですか? どこでどのように過ごしているでしょうか?
2.人生を振り返って
(1) あなたは何のために生れてきたのでしょうか?
(2) あなたがこの世に生まれてから、成し遂げたことは何ですか?
(3) 残された人生で行いたいことは何でしょうか?
(4) この人生でいつも心おどり、楽しかったことは何でしたか?
(5) この人生でいつも耐え難いほど苦しかったことは何ですか?
自分の死に方をイメージしたことなんてあるだろうか?
自分の人生を振り返って考えたことなんてあるだろうか?
それをノートに記録するなんて難しいと思いますね。でも、それを振り返って考えておくのも必要な事かもしれません。
自分がいつ、どこで、何が起きても家族に心配をかけないように「マイ・エンディングノート」を作っておくことを考える必要がある年齢に達しているのは事実である。
今年は真剣に取り組む必要があるかもしれない。