野菜と共に!歌うファーマー!

農業がしたい!そんな思いで、丹波に入植してはや10年。畑と睨っこしながら暮らす新米夫婦の格闘の日々をお伝えします!!

丹波市有機農業研究会発足

2008年07月22日 | 村暮らし
今日、「丹波市有機農業研究会」が発足した。
今日はその設立総会だった。

これからの有機農業情勢を、丹波市の農業者、消費者、行政が一丸となってとりくんでいこうというもの。

きっかけは、2006年の12月に施行された「有機農業推進法」。
その中に、モデルタウン事業というのがあって、かなりの額の予算が計上されている。全国市町村で50のモデルタウンを募集して、モデルタウンとして認められた市町村には年間約400万の予算を取ることができる。

我が丹波市は、市島町を中心に有機農業の歴史が非常に長い町。私の生まれた年1975年に市島町有機農業研究会が発足している。
これだけの歴史とそれと同じだけの有機農業に対する思いが、先駆者達にあるわけで、その思いがこの事業へのエントリーに至った。
で、なんと高い倍率の選考を通過し、モデルタウンとして認められたんです。

その流れで、丹波市全体で一致団結するにあたって、この丹波市有機農業研究会の設立とあいなったわけです。

実は、かなりコアな部分で関わってしまっている。ただでさえ忙しいのだけど、丹波市の有機農業の発展のためといわれると、逃げることなんてできません。


私は、国の補助金やら助成金なんて言われるものは嫌いだ。
もらえるものは貰うと言う発想が嫌い。もとは税金なんだから、というプレッシャーもある。お金の運用に伴う争いも嫌い。個人で経営しているオイラにメリットがどれだけあるのかも謎。

それなのになぜ頑張っているのかと言うと、丹波市の有機農業の発展のために、引き出しを増やしていきたいんです。

これからの日本は、地球はホンマにどうなるか分からない。有機農業の発展なくしては私達の町は生き残っていけないんじゃないか…本気で思う。現時点での有機農業のベースを一致団結して築いていきたいんです。生産者だけじゃなくて、消費者、役人も。それにはお金も当然絡んでくる。


今年に関しては、ファーマーズマーケットだとか、土壌検査キットの購入やら、後継者育成のためとして予算案があって、参加者内では賛同を得ている。
こんな感じで、丹波市の有機農業の発展につなげていこう!!と頑張る所存。色んな面倒を背負って、大変で泣きそうな心境もどこかにあったりするんですがね。

がんばります。