昨日、近所の方が亡くなって、葬式だった。
村暮らしをする者にとって、葬式をする際に一日潰してお手伝いするというのは常識。よそから、入ってきたオイラにとっては全然お見掛けすることの無いおじいさんだったわけだけど、村の一員としてお手伝いさせていただきました。
就農して、Iターンで田舎に入るということは、その田舎の伝統や文化、それから人間関係に入っていくということ。
まだまだ馴染みの方ばかりではないとはいえ、やっぱし近所づきあいは大切にしないと…。ぶっちゃげ言うと、貴重な暖かい天気日。農作業したかったよ~。
村の葬式は、同じ隣保の人間が、ほぼ総出で、一日がかり。昔のように土葬してるわけではないので、穴掘りが大変ってことはないんですけど、竹細工で鳥居やら祭壇の飾りをつくったり、草鞋を編んだり…。女性陣は、家族親類の方はもちろん、男性陣やらお寺さんの食事をつくったりと…。なかなか結構大変。
それぞれに役が与えられるんだけど、何の間違いか、式番という大役を仰せつかって、お棺を運ぶお手伝いをしたり、夕食の際に、上座に座って、食事を仕切ったり、ご詠歌や般若心経を詠んだり…。わけわかんねぇよ。と、言いながら、何とか無難にこなせたかな。
そういえば、12月6日に、この丹波市に住民票を移して、ちょうど8年が経った。農業もボチボチだけど、村暮らしも少しは板についてきたのだろうかね。