天下分け目の山口2区の補選が始まりました。自民党候補は元国土交通省、行政官として視野も広く立派な男でもちろん大きな活躍をしました。政治家としても即戦力、すぐにでも活躍を期待できる人材で、私とも深い付き合いがあります。今度の選挙はまさに暫定税率法案の是非が問われておりこれからの政局を大きく左右するだけに我が党としては絶対負けられないものです。戦況はしかし、甘いものではなく相手が現役ベテランだけに . . . 本文を読む
午後には皇居に参内、天皇陛下ご招待の国会役員の茶会に出席しました。衆参議長、副議長と委員会委員長が呼ばれていました。総勢30人ばかり。2年前外務委員長としても出席したのですが、陛下から直接労いのお声を掛けて頂き一同身を引き締めたところです。「茶会」とはいえ食事（軽食）と酒肴も振舞われました。廷内の庭の手入れと素晴らしさには感嘆の声を上げました。（日記 一昨年4月17日参照）
夜には池袋 . . . 本文を読む
住み慣れた「九段宿舎」を引き払い「赤坂宿舎」に引越しました。九段宿舎は６月末に閉鎖、いずれは取り壊されます。九段宿舎には平成８年暮れから約12年、長い間世話になりました。3回の選挙をはさみ思い出もたくさんあります。最初はひとり、そのうち父母が一緒に住みました。後半は娘たちとも一緒しましました。
父母は二人とも結局はこの間に亡くなったのですが、母のこの宿舎への思い入れは特に深かったと思います . . . 本文を読む
日銀総裁には白川方明氏が決まり、氏は早速ワシントンのG７蔵相、中央銀行総裁会議で頑張っています。このところ私が白川氏に似ているという噂が飛び交い、少し戸惑っています。口が一つ、目が二つ、耳が二つあるところはもちろん似ていますが、不細工な自分と一緒にされると白川氏に失礼ではないかと反論したり、また段々反撃に出て俺の方が年上だ、あっちが「俺に」似てんだろうと混ぜっ返したりしています。でも人が見てそ . . . 本文を読む
北京オリンピックの聖火リレーがチベット問題との関係で世界中あちこち紛争を振り撒いています。今日ダライラマ14世が渡米の途中で成田空港に立ち寄られた。政府は（情けないが）なんの接触もしなかったが安倍晋三前首相の夫人昭恵さんが正式に面会、前首相のメッセージも届けられたという。これは本当によかった、何より日本国民が“救われた”、というのが私の強い印象です。法王もきっと喜ばれたでしょうし、日本という国 . . . 本文を読む
衆参本会議が行なわれ日銀総裁には白川方明（まさあき）副総裁が昇格、副総裁候補渡辺博史氏は民主党の反対で遂に承認が得られませんでした。総裁が決まったことは喜ばしいが、日銀人事案が国会という満天下のもと3度に亘って潰れたことが国際社会に与えた影響は計り知れず大きかった。参議院民主党は日銀という金融政策の中枢で、政治、政局から最も遠いはずのものを“全く合理的理由なく”否決したことは「歴史的暴挙」とし . . . 本文を読む
一度は書かなければならないセラーズ先生のこと。ジム・セラーズ先生は今年の1月22日アメリカ・オクラホマ州タルサ市で亡くなりました。79才。
遠く昭和37年（1962年）に遡ります。私は高校3年生でオクラホマ州タルサ市に留学、在籍のトーマス・エジソン高校ではレスリング部に入りました。私が指導を受けたのがレスリング部のセラーズ監督でした。柔道選手だった私の体力とバランスとスピード、いわば私の素 . . . 本文を読む
北京オリンピック向けての聖火リレーがローマを発して世界各地を走り始めましたが、チベット問題への抗議という形で行く先々混乱と妨害が起こっています。ロンドンやパリで今、大混乱のようです。聖火リレーというのはそもそも平和の火を世界中に行き渡らせるという象徴的なセレモニーでしょうから、混乱とデモが迎えるようなものなら何故に続ける必要があるのか。
オリンピックと政治は本来別物ですが、実際は密接に関連 . . . 本文を読む
公務員制度改革が熱く議論されていますが、その焦点は「内閣人事庁」を作るかということです。従来の公務員制度、俗にいう官僚制度は事実上それぞれの省庁の独自性にまかせられており、人事はその最たるものと考えられています。一時代前には目立ちませんでしたが、少子高齢化、経済低成長、財政赤字など社会全体が閉塞感に覆われ始めた今、年金問題、道路問題、度重なる不祥事などで官僚組織の行き過ぎや行き詰まりが目立ち遂 . . . 本文を読む
横須賀で起きたタクシー運転手殺害事件は神奈川県警の米兵逮捕でとりあえず落着しました。手口が残虐なうえに犯人が米兵ということで事柄を一層複雑にします。米軍基地の周辺住民の怒りや不満は高まる一方です。
いわゆる「日米地位協定」は昭和35年に締結されましたが、米軍が米兵を拘束した場合日本の捜査機関が起訴するまでは米軍が身柄拘束する、そのため米兵が日本国内で事件を起こし基地に逃げ込めば日本側は事実 . . . 本文を読む