任期満了に伴う群馬県知事選は23日投開票され、無所属現職の山本一太氏(65)=自民、公明推薦=が、県労働組合会議議長の石田清人氏(66)=共産推薦、日本語学校運営法人元理事長の清水澄氏(74)の無所属新人2人を破り、再選を果たした。投票率は29・65%で、過去最低だった平成27年の31・36%を1・71ポイント下回った。選挙戦は1期目の山本県政に対する評価が最大の争点となったが、組織を固めた山本氏が快勝した。山本氏の「当選確実」の一報が前橋市の選挙事務所に届くと、詰めかけた支持者や選対幹部から一斉に歓喜の声が上がった「山本一太でなければできないことがある。新しい群馬県をつくる」。同じ事務所で17日前、こう宣言して始まった選挙戦。山本氏は白いTシャツにスニーカー姿で県内を駆け回った。だが事実上の選挙戦は、異例の早さで出馬表明した1年前の昨年7月から始まっていた。早々に自民、公明の推薦を得ると、立憲民主最大の支援組織、連合群馬からも支持を取りつけた。県市長会や県町村会、約40の業界団体の推薦に県内全39地域に選対を立ち上げ、選対委員長の大半が地域の市町村長という強力な布陣を敷いた。現職が進退を明言する前に山本氏が出馬表明し、自民県連内部に波紋を広げた前回選挙とは全く異なる流れ。山本氏本人はブログなどで「有力候補者の出現を封じるため」と早期の選挙態勢構築の狙いを語った。一方で、1期目は新型コロナウイルスを筆頭に豚熱や鳥インフルエンザなど各種感染症や災害対応といった危機管理に追われ、「魅力ある群馬をつくり県民の幸福度を上げる」と4年前の初登庁時に語った政策は練り直しを迫られた。今回は「県民幸福度の向上」「新群馬の創造」「群馬モデルの発信」の3つの基本政策を掲げ、所得や健康指標の向上、温泉や食文化を生かした長期滞在型観光戦略、デジタル技術を駆使した独自の教育や人材活用モデルなど、多くのアイデアで補強した。その一つ一つを集会や街頭、選挙カーから自ら訴えた。前回に続く挑戦となった石田氏は「福祉日本一の群馬県」を掲げ、デジタルや観光戦略などを提唱する山本県政を批判。共産党や市民団体の支持を得て「弱者に寄りそう県政」を訴えたが、及ばなかった。県の役割を極端に小さくする「廃県」を掲げた清水氏は、政党や団体の支援を受けず独自の選挙戦を展開したが、浸透しなかった。 ▽群馬県知事選開票結果 当363559山本一太 無現 77198 石田清人 無新 18534 清水 澄 無新 ※引用しました!
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