11月12日にKinKi Kidsが、通算34枚目のシングル『鍵のない箱』をリリースした。約1年ぶりの新作は、彼らが最も得意とするマイナーアップテンポの恋愛ソング。新曲についてのインタビューでは、堂本剛が「切なさというか儚い感じがKinKiらしくて表現しやすかった」と話しており、自分たちらしい一作となった手応えを感じている模様。
また、堂本光一は「元気そうな曲でも俺らが歌うとちょっと暗くなってしまう」と答えるなど、KinKiとしては王道とも言うべきメロディ。だが、今作のDVDにはなんとおふざけバージョンのMVが収録されているのが新しい。
パーティーグッズのカツラ&蝶ネクタイをつけ、通常MVと同じ立ち位置や表情で歌う姿は、とてもシュールだ。メイキングも同時収録されており、彼らがスタッフとともに大人の余裕を持って楽しんでいるように思える。
Kinki Kidsを取り巻く環境はテレビにおいても変化している。約10年続いた音楽バラエティ番組『新堂本兄弟』が終了。前身となる『LOVE LOVEあいしてる』、『堂本兄弟』を含めるとおよそ18年もの長期に渡って、手がけてきた深夜のバラエティ枠を卒業し、日曜の昼に『KinKi Kidsのブンブブーン』というロケ番組へと移行した。
実に16年ぶりとなる2人のロケ番組は、『新堂本兄弟』時代に輪をかけて自由だ。第1回放送にはゲストに黒木瞳が登場し、オフの日は家に引きこもりがちな光一を、大先輩の東山紀之が黒木の家まで連れて行ったというエピソードを披露するなど、2人の“素の顔”が満載なのだ。
さらに、剛が冷酒をたしなむ場面も出てくるなど、これまでのアイドルKinKi Kidsから一皮むけた印象。本業で築き上げたものがあるからこそ、外す面白さも見せていくことが出来る。お笑い界でいうとんねるずを彷彿とさせるような、大御所ならではのエンタテインメントに近づいているではないか。
KinKi Kidsの2人は、ジャニーズでありながらも、初めて飾らない魅力を打ち出したアイドルといえるような気がする。「正直なリアクションしか取れない」と宣言する光一。自分の表現したいものをソロ活動で爆発させる剛。アイドルも一人の人間であり、年頃の男性であるということを堂々と見せてきた存在としては異質である。しかし、だからこそこうした外す芸も成立し、どんな面も嘘偽りのない姿であることを視聴者が信じられるのだ。12月には最新アルバムのリリースも控えている。充実した活躍はこれからも息長く続きそうだ。※引用しました!
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