巨人が今秋、阪神との連合軍を結成してMLB選抜チームと親善試合を行うプランが浮上していることが2日、分かった。MLB選抜は11月に、日本代表「侍ジャパン」の強化試合のために来日を予定しているが、その前哨戦としてGT連合とも戦う方向で調整している。巨人にとっては球団創設80周年事業の一環でもあり、宿命のライバルとタッグを組んで、最強の敵を迎え撃つ。
GT連合軍が、バリバリの大リーガーを迎え撃つ。関係者の話を総合すると、MLB選抜は、11月中旬からスタートする侍ジャパンとの「日米野球」のため来日するが、決戦の前哨戦としてGT連合軍との親善試合が浮上中。日米野球は11月13日開幕の方向で調整しており、その直前の11日に、甲子園での開催が有力視されている。
長いプロ野球史の中でも異例のタッグだ。これまでも、日米野球やメジャーのゲームが日本で行われる際は、巨人や阪神が前哨戦の相手を務めるケースが多かった。だがGT連合軍とMLB選抜の試合となると、1951年以来、実に63年ぶりになる。その際は、GT連合軍が2―13でMLB選抜に大敗し、力の差を見せつけられている。
今年は巨人軍創設80周年。来年に80周年を迎える阪神とは、宿命のライバルであると同時に、プロ野球を支えてきた盟友でもある。互いの節目を盛り上げるために、記念事業を計画してきた。今回の試合もその一環だ。すでに3月10日の三重・伊勢でのオープン戦では、巨人が伝説のエース・沢村栄治氏の永久欠番「14」、阪神が創成期のエース・西村幸生さんの「19」を背負ってプレーした。今季の開幕戦についても、米国で開催を模索した経緯があり、今回の夢タッグは必然の流れだった。
11月上旬からは、侍ジャパンの福岡合宿がスタートし、GT戦前日の10日にはヤフオクDでソフトバンク・日本ハム連合軍と今季初戦となる練習試合を行う。GT連合軍の編成は、侍ジャパンに招集されなかった若手選手が中心になる。もちろん若手にも侍招集の可能性はあるが、藤浪―小林といったフレッシュなバッテリーの結成や、橋本、大田、中井ら成長株の活躍も期待される。かつて78年の日米野球第1戦・巨人―レッズ戦では、当時プロ入り3年目の中畑清(現DeNA監督)が、後にレッズのエースとなるマリオ・ソトから2ランを放って猛アピール。レッズのアンダーソン監督が、当時の長嶋監督に中畑起用を進言したのが、定位置奪取のきっかけになった。
MLB選抜には多くの大物選手のほか、レンジャーズ・ダルビッシュ、ヤンキース・田中ら日本人メジャーリーガーが参加する可能性もある。GTのヤング戦士にとって、大リーガーの胸を借りることが、大きな財産になるのは間違いない。
◆1951年11月3日の日米野球第7戦(甲子園) 全米選抜の打線が猛攻を見せた。初回にマーティンとレステリ、2回にはストリンガーとフェインが2アーチずつを放り込み、序盤で7点をリード。その後も小刻みに加点し、終わってみれば19安打、6本塁打13得点とパワーで圧倒した。
◆1951年の世相 戦後6年。9月に米サンフランシスコで対日講和会議が開催され、52か国が参加。そのうち49か国が講和条約に調印した。また、日米安全保障条約が結ばれ、ようやく連合軍の占領統治が終わった。4月には占領統治の象徴でもあったマッカーサーが朝鮮戦争を巡りトルーマン米大統領と対立し、解任されていた。スポーツ界では7月にプロ野球の第1回球宴が甲子園で行われた。セは巨人、パは南海が優勝し、日本シリーズは巨人が制した。第1回の「NHK紅白歌合戦」が放送され、映画「羅生門」(黒澤明監督)がベネチア国際映画祭でグランプリを獲得した。
※引用しました。
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