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COUNTDOWN JAPAN

2013年12月29日 | 日記

前田敦子が、初のロックフェス出演を果たした。12月28日、今年で11年目を迎えた「COUNTDOWN JAPAN 13/14」(以下CDJ)初日のトップバッターとしてステージに登場。3月5日にリリースされる新曲『セブンスコード』を初披露し、他にもシングル『タイムマシンなんていらない』など全5曲を歌い上げた。

 彼女のフェス進出を報じるニュースは大きな波紋を呼び、開催前には賛否両論も巻き起こしていた。今年夏にはでんぱ組.incなど女性アイドルグループのロックフェスへの出場が話題を呼び、今回のCDJにも、東京女子流や℃-uteなど引き続き多数のアイドルグループが出演を果たしている。アイドルグループの出演自体はおおむね好意的に受け入れられているものの、やはりトップアイドルAKB48のセンターをつとめた前田敦子の登場は大きなインパクトを持って迎えられた模様だ。

 では、肝心のライヴはどうだったのか? 開演前のフロアの様子は、サマソニへのももクロの出演前にあった熱気などに比べて、どちらかと言うと様子見の雰囲気が強い。「こんにちは、前田敦子です!」と言う最初のMCにざわめきが起こったのを見ても(おそらく大多数のお客さんが「キンタロー、似てる!」と思ったはず)、「話題の人を見にきました」というムードだ。もちろんヲタ芸を打つ熱狂的なファンも見かけたが、あくまで大多数はAKB48や前田敦子のコアファンではなく、フェスのオーディエンス。アウェイの場ではあったが、そこで披露されたのは、ストレートな彼女のロック愛が伝わる、好感のもてるステージだった。

 開演を迎えると、ステージには、前田敦子と5人のバックバンドが登場。ギターに藤井一彦(THE GROOVERS)、ベースにウエノコウジ(the HIATUS)、ドラムに白根賢一(GREAT3)、キーボードに高野勲、コーラスに廣野有紀と、実力派ミュージシャンを揃えた本気のメンツだ。だけあって、演奏の迫力は申し分なし。緊張していたせいか歌い出しは若干上ずっていたものの、シュアなプレイに支えられて伸びやかな歌を響かせる。

 何より、会場のお客さんの心をグッと掴んだのが後半で披露したMCだった。

 「去年の31日、実はお友達と一緒にここ(幕張メッセ)に来てたんです。カウントダウンにはくるりを観てました。女王蜂も観たかったんだけど、混んでて入れなくて……。だから、今年呼ばれて、ほんとに驚いたんです」

 去年のフェスに一人のお客さんとして訪れていたというエピソードを明かし、オーディエンスの驚きと共感を呼んでいた。これまでテイラー・スウィフトの大ファンと公言し、たびたび憧れを表明してきた彼女だが、ソロ転向後の音楽性も50年代~60年代の古き良きアメリカンポップスやロックを踏襲するもの。そういう意味ではキャリアある凄腕プレイヤーを揃えたバックバンドとの相性もいい。新曲のロック路線もどちらかと言えばオーセンティックなもので、いわば「和製テイラー・スウィフト」として、彼女本人の志向性にもかなりハマるものになっている。

 ただし、課題もあった。中盤に披露した「頬杖とカフェマキアート」「Flower」は、どちらもミドルテンポのバラード。曲としては悪くないのだが、お客さんの大多数が一体感を持って盛り上がることを求めているフェスやライヴの場では、あまり機能しづらいタイプの曲調である。実際、様子見っぽいムードを醸し出していたお客さんがこの2曲の間にポツリポツリとステージを去り、満員に近かったフロアに少しずつ空きが生まれていた状況もあった。その後のMCでグッと会場のムードを変えただけに、このあたりのステージ構成は、この先に向けて改善の余地ありと言ったところだろう。

 最後にはバックをつとめたミュージシャンを一人ずつ紹介、「バンドメンバーにも拍手を!」と呼びかけていた前田敦子。終演後には「バンドメンバーの皆さんのおかげ!!大好き!!」とツイート。ラストに披露した「セブンスコード」の最後にはジャンプした勢い余って尻もちをついていた。そういうところも含めて、女優兼ロックシンガーとして憎めないキャラ、愛されるアイコンになっていきそうな彼女の可能性を感じた。
※引用しました。



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