◆大相撲春場所千秋楽(27日・エディオンアリーナ大阪) 新関脇・若隆景(荒汐)が、1936年5月場所の双葉山以来86年ぶりの新関脇Vで、悲願の初優勝を決めた。本割では大関・正代(時津風)に敗れたものの、12勝3敗で並んだ元大関の幕内・高安(田子ノ浦)との優勝決定戦を制した。福島出身力士では、1972年初場所の栃東(初代)以来50年ぶりとなった。新関脇で臨んだ今場所は、得意の下からの攻め、強烈なおっつけで白星を重ねた。9日目の平幕・逸ノ城(湊)戦で勝ち越しを決めると、11日目には高安と並んで賜杯争いで先頭。13日目には東洋大の先輩で新大関・御嶽海(出羽海)に完敗して一歩後退したが、千秋楽は再び先頭で迎えていた。福島市出身の若隆景は、同県では栃東(初代)以来50年ぶりの優勝力士となった。この日は福島駅前の大型ビジョンでパブリックビューイングが開催されるなど盛り上がりを見せる地元に、最高の雄姿を届けた。祖父は元小結・若葉山、父は元幕下・若信夫の相撲一家の下で育ち、兄は幕下・若隆元(長男)と平幕・若元春(次男)で「大波3兄弟」の三男。祖父は42年1月場所で「双葉山道場」から初土俵を踏んでおり、新関脇Vは祖父の師匠・双葉山以来と、これ以上ない恩返しとなった。◆若隆景渥(わかたかかげ・あつし)本名・大波 渥。1994年12月6日、福島市生まれ。27歳。福島市立吉井田小1年時に相撲を始める。信夫中、学法福島高、東洋大に進学。初土俵は2017年春。18年夏、新十両。19年九州、新入幕。21年名古屋、新三役。趣味は魚をさばくこと。実家は「ちゃんこ若葉山」(福島市)。181センチ、130キロ。得意は右四つ、寄り。家族は妻と1男3女。◇新関脇優勝メモ 1932年2月場所の清水川(8戦全勝)と、36年5月場所の双葉山(11戦全勝)が達成。49年5月場所の15日制定着以降ではいない。なお、新小結優勝は57年5月場所の安念山(後の関脇・羽黒山)が13勝2敗で達成している。※引用しました!
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