白組が勝った昨年大みそかの「第64回NHK紅白歌合戦」では、紅組司会・綾瀬はるか(28)と「あまちゃん」ヒロインで紅白PR大使を務めた能年玲奈(20)の“天然対決”が大いに盛り上がった。綾瀬はセリフを間違えるなどして、白組司会の「嵐」をメロメロに。片や能年は、挙動不審な言動で関係者を苦笑させた。旬な美女2人の“ドタバタ天然劇場”を公開する。
紅白の大舞台で司会に初挑戦した綾瀬が、持ち前の天然ぶりを発揮。関係者らを爆笑の渦に巻き込んだ。大みそかの本番では、美輪明宏(78)が口を開こうとした瞬間、「それではっ!」とまさかのカットインを繰り出した。
12月29、30日に行われたリハーサルでも、ステージに現れるや「あっ、忘れちゃった!」。司会者の必需品であるマイクを持っていないことに気付き、頭をかいた。同31日の本番直前リハーサルでは、「SKE48」の披露曲「賛成カワイイ!」を自信満々に「絶賛カワイイ!」と紹介し、笑われた。
白組との対決ではあいにく負けてしまったが、司会者としての盛り上げでは、4回目の白組司会を務めた「嵐」に“圧勝”。綾瀬の“爆笑オンステージ”には、その「嵐」メンバーもかなり癒やされていたようだ。芸能関係者が明かす。
「29日は朝9時から夜9時まで12時間かけてリハをして、さすがの『嵐』も疲労困憊。特に櫻井(翔)は『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でキャスターをやっていて司会業は慣れっこなのに、29日は夜9時のリハが終わった後も紅白の番宣番組の収録をこなしたせいか、30日以降はしかめっ面で疲れの色がにじみ出ていた。にもかかわらず、綾瀬と話す時だけは超ニコニコ。すっかり鼻の下を伸ばしていた」
また別の関係者によれば、綾瀬はかつてドラマで共演したSMAP木村拓哉(41)から「あや」と呼ばれるほどかわいがられており、今回、紅組司会を務めるにあたり「電話やメールで激励されていた」という。天下のキムタクからのサポートもあったようだ。
一方の能年は“不思議ちゃん”ぶりを随所で見せた。リハーサルの舞台裏では、手と手をすり合わせたり、口をポカ~ンと半開きにしたり。また本番のステージ上でも、亀が甲羅から頭をヌボッと出すように自身の頭を動かしたり…。
ただ本番では、昨年大ヒットした朝ドラ「あまちゃん」の“生ドラマ”が待望の復活となり、大好評。能年は橋本愛(17)との劇中ユニット「潮騒のメモリーズ」を一夜限りで再結成し、「潮騒のメモリー」を熱唱した。
「『あまちゃん』で演じた天野アキとしてならしゃべれるけど、能年玲奈に戻るとしゃべれなくなる。紅白スタッフとの打ち合わせでも、問い掛けに固まって受け答えに約5秒かかっていたらしく、まるで“衛星中継”だった」と関係者は苦笑い。
綾瀬と能年に共通するのは、ド天然ぶりと愛くるしい笑顔だ。当初、今回の紅白は「目玉不在」とやゆされたが、2人の活躍もあり、第2部が平均44・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ=以下同)と高視聴率をマーク。この数字は過去10年の紅白でも最高、昨年もう1つ大ヒットしたドラマ「半沢直樹」(TBS系)の最終回(42・2%)を上回った。この2人の“天然美人女優”は、今年も数字を持っていそうだ。
※引用しました。
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