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デロリアン

2016年01月28日 | 日記

ニューヨーク(CNNMoney) 昨年、第1作の公開から30周年を迎えた人気SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで重要な役割を果たした自動車型のタイムマシン「デロリアン」。そのデロリアンを製造・販売する計画が進んでいる。

価格は約10万ドル。製造は2017年の早い時期に米テキサス州で開始される見通し。ただし、タイムトラベルのための「次元転移装置」と空を飛ぶための装置「ホバー・コンバージョン」は搭載されていない。

デロリアンはもともと、土台となったスポーツカーの名前だ。ステンレスの車体が特徴だったが、コレクター以外には長い間忘れ去られた存在だった。

デロリアンは北アイルランド・ベルファストの工場で製造されていたが、映画第1作の公開に先立つこと3年、製造ラインは稼働をやめていた。

今回の製造には、工場閉鎖後に大量に残されていたパーツが使われる。エンジンだけが21世紀の産物だ。オリジナルのエンジンは130馬力だったが、今回は350~400馬力のV6エンジンが搭載される。

製造元はデロリアン・モーター社を名乗っているが、元のメーカーとは無関係の会社。1990年代にデロリアンのパーツを買い集め、コレクターが所有する車体の補修をしたり、中古のデロリアンの販売を行っていたりした。

デロリアン・モーターのジェームズ・イスピー副社長によれば、現在の安全基準に適合した形でデロリアンを製造するのは不可能だ。だが年内に施行される見込みの新規制では、レプリカ車については、エアバッグや衝突テストといった安全基準への適合を求められることなく製造が可能になるという。

同社では年産50台、合計で300台を製造する計画だという。※引用しました!



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