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総額6億円

2013年11月22日 | 日記

阪神は22日、韓国プロ野球で歴代最多通算277セーブをマークしているサムスンの呉昇桓投手(オ・スンファン、31)の獲得を発表した。

 2年契約とみられ、背番号は昨季まで抑えとして活躍した藤川球児投手(カブス)がつけた「22」を検討している。

 呉は阪神を通じ「最初から良い条件で、関心を持ってくださった阪神球団に感謝します」との談話を発表。中村勝広GMは「マウンドに上がると違う雰囲気を感じた」とコメントした。

 交渉は一時、不調が案じられた。今月14日には南信男球団社長(58)が「抑え投手としての理想は呉昇桓だが、期限や資金には限界がある」と語っていた。15日には中村GMが「フィフティー・フィフティーとしか言いようがない」と厳しい情勢を示唆していた。

 関係者によると、呉昇桓へは契約金、年俸を合わせ、2年契約で総額6億円が準備されていると言われる。呉昇桓は大学卒業8年で、取得したフリーエージェント(FA)権は国内移籍のみで、海外進出のためには所属球団の承諾が必要。サムスンは呉昇桓の挑戦に理解を示しており、移籍金が必要となる。この移籍金を含め、総額で9億円に上る巨額契約が見込まれている。ある球界関係者は呉昇桓への契約金、年俸、サムスンへの移籍金、さらに経費なども含め「10億円級の仕事になる」との話もある。

 サムスンは今季、レギュラーシーズン、韓国シリーズともに制する総合優勝で3連覇。チームは台湾で15日から開催されたアジアシリーズに出場したが、呉昇桓は「海外進出のため」と大会に不参加。韓国にとどまり、交渉に備えていた。
※引用しました。



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