◆巨人6―3阪神(25日・東京ドーム)
巨人前監督の原辰徳氏(59)が、スポーツ報知に特別観戦記を寄せた。プロ初スタメンで5回に同点2ランを放った宇佐見を絶賛。上位チームとの戦いを迎えている由伸巨人の現状を「正念場」と表現し、相手ベンチを考えさせるためにも「動くこと」が大切だと説いた。(構成・高田 健介)
宇佐見が5回に同点2ランを放ったが、長距離打者の可能性を感じさせるスイングだった。インパクトの瞬間にかけて、バットをしならせて出せているから、ヘッドにすべての力を伝えることができる。遠心力がうまく使えている、とも表現できるし、フライかな、と思う打球が良く伸びる。
阪神、広島、DeNAと戦うこの日からの9試合は非常に大事だと思っていた。正念場という言葉があるが、今の巨人にはまさにぴったりだ。試合前で残り31試合になったが、今年は13連敗もあって、上位をうかがうことができなかった。それが後半戦だけで2度の4連勝とチーム状態は上がった。ようやく「正念場」を迎えられたと言っていい。
チャレンジャーの巨人ベンチがやるべきことは何か。残り試合が少なくなった今、相手に動きを合わせていては何も前に進まないと私は考えて指揮してきた。用兵においても、継投や代打を送る時期などすべての面で動かなくてはいけない。動いて「次は何をやってくるんだ」と相手に考えさせることで巨人主導で試合が進められる。そうすれば動かなくても「なぜ巨人は動かないんだ」と勝手に向こうが考えるようになる。
宇佐見を初先発させたのも、動きの一つ。もちろん、阪神サイドには打者・宇佐見、捕手・宇佐見のデータはあるだろうが「小林とは違う」と思わせただけでも、いつもとは違う戦いになる。捕手を代えるというのは監督としても難しい判断だ。だが、思い切って起用したから5回は8番・宇佐見から逆転に成功した。そして6回には凡退した宇佐見の直後に小林を代打で送ってヒット。そのまま守備に就かせた。「最後はお前が締めろ」と小林に対する信頼も持ちつつ、宇佐見も結果を出すことで小林の打撃にも刺激を与え、結果、相乗効果を呼んでいる。
若い選手を育てるのは監督冥利に尽きる。私もその瞬間は血液が沸騰するくらい興奮した。上位を狙うこの時期に入っても守りに入らず、積極的に動いた高橋監督の采配も見事で、このまま突き進んでもらいたい。※引用しました!
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