【フロリダ州タンパ29日(日本時間30日)発】ヤンキース・田中将大投手(26)が、オープン戦最終登板となる31日(同4月1日)に敵地で行われるツインズ戦を前に意気込みを語った。4月6日(同7日)のブルージェイズ戦で開幕投手を務める田中は1年間投げ抜くために準備しており、焦りはない。また、日本球界復帰登板で白星を手にした先輩の広島・黒田博樹投手(40)からは刺激を受けた。メジャー2年目での大役に死角はない。
この日の田中はグラウンド上でキャッチボールと、左右翼ポール間の半分の距離を10本ほど走りクラブハウスへ引き揚げた。キャッチボールは最大30メートル、バッテリー間の距離では全球種を織り交ぜた。
開幕投手の大役を任されても調整に変わりはない。練習後、田中は「前回の登板(同26日)後にも言いましたけども、球数、イニングというところさえしっかりとクリアできればいいかなと。すべて順調にきていると思います」と穏やかな口調で語った。
とはいえ、唯一の不安はここまでの投球回数と投球数の少なさだ。昨年のオープン戦最終登板直前までと比較すると、昨年が4試合で計15回、235球(実戦形式の投球練習を除く)。対して今年は、ここまで3試合で計10回1/3、123球しか実戦で投げていない。
心身のスタミナ面が気になるが「開幕からどんどん(いく)という気持ちではない。シーズンの中で徐々に上げていければと思っているので。決して今も状態が悪いわけではないですし、そういう中で自分のやるべきことをしっかりとやって、相手を抑えていけたらなと思う」とキッパリ。開幕をMAXで迎えることではなく、1年間戦い抜くことに照準を合わせている。
そんな田中が刺激を受けたのは、昨年のチームメートだった黒田の広島復帰初勝利だった。日本時間29日のヤクルト戦に先発した黒田は7回を5安打無失点、日本では2740日ぶりの勝利をマークした。「(試合を)全部見てないからわからないですけど、大きく変わったところはないんじゃないですか。『(メジャーでの投球)そのまま』というか、大きく変わったところはないでしょう」。淡々とした口調とは対照的に、常に自分の投球を貫くという思いが強くなったようだ。
昨年共に戦い、さらにフロントドアなど、田中にメジャーで生き抜くヒントを与えてくれた先輩だ。他の選手とは見方が違うのでは、の問いには「違いますね。黒田さんに対する思いというか、見る目というのは違いますね、他の選手とは」と敬意を表した。
30日(同31日)はチームの休養日だが、田中は練習を行い、チームメートよりひと足早く敵地に移動し登板に備える。本拠地ヤンキー・スタジアムでの開幕戦へ向け、背番号19の調整はいよいよ最終段階だ。※引用しました!
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