ニューヨーク・ヤンキースは現地26日、地元でクリーブランド・インディアンスと対戦。先発のフィル・ヒューズ投手が8回を無失点と好投し、インディアンスの反撃をしのぎ切って6対4で勝利した。
ヒューズは8イニングを6安打、1四球、4奪三振、無失点と好投。しかもこの日は審判のジャッジにも助けられた。4点リードの7回、2死三塁のピンチでジャック・ハナハン三塁手に打たれた打球はレフト線際へ飛び、これを左翼のデウィン・ワイズ外野手がスタンドへ飛び込みながらキャッチした、かに見えた。
このプレーでマイク・ディミュロ三塁塁審はアウトを宣告したが、リプレイではワイズが打球をグラブに当ててこぼしているシーンや、その後にファンの1人がスタンドに転がったボールを拾って高々と掲げる姿まで映っていた。
アウトのジャッジに抗議したハナハンに退場まで宣告したディミュロ塁審は試合後にレポーターに囲まれ、「私にはボールがグラブに収まったように見えた。ワイズがスタンドに落ちてからは姿が見えなかったが、キャッチしていると信じていた」と釈明した。
しかしワイズにボールを見せるように確認したか聞かれると、「それはしなかった。キャッチしていると確信していたからだ。しかし映像を見れば、明らかに落としていた。今になって思えば、彼にボールを見せるよう確認すべきだった」と語って誤審を認め、ハナハンへの退場処分については「彼はリプレイ確認に言及した。それが退場にした理由だ」と説明していた。
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