巨人がフリーエージェント(FA)選手獲得に伴う「プロテクト名簿」作成に苦悶している。
広島からFA宣言していた大竹寛投手と巨人との契約締結が公示されたのは4日。野球協約上、巨人は公示から2週間以内に広島に対しプロテクトする選手28人を明記した名簿を提示しなければならず、期限は18日ということになる。
広島はプロテクト選手28人と外国人選手を除いた中から人的補償として選手1人を獲得することが可能。だが球団関係者によると、選手の人選は原辰徳監督、原沢敦球団代表兼ゼネラルマネジャーを中心に検討されているが慎重を要する上、ハワイ優勝旅行も予定されているため、期限ぎりぎりまでかかる見通しだ。
巨人は9日以降、西武からFA宣言した片岡治大内野手と契約後にも、西武に名簿を提出しなければならず、複雑な人選を強いられる。広島と西武に提出する名簿の内容は、全く違う顔ぶれでも構わない。両球団の補強ポイントを分析しながらの駆け引きが重要だ。
「おれは西武にはプロテクトしなくても、獲られることはないでしょ。広島も(松田オーナーが)『若い選手を』といっているらしいから大丈夫じゃない?」とジョーク交じりに語るのは、35歳の石井義人内野手。
西武は指揮官が渡辺久信氏(球団本部シニアディレクター)から伊原春樹監督に交代したが、2011年限りで石井に戦力外通告した編成トップの球団幹部は健在だ。
巨人に拾われた石井は昨季、驚異の代打率・405をマーク。今季も左の代打として活躍したが、メンツを保つ意味でも1度クビにした選手を指名してくることはないだろうというわけだ。
ならば、今年4月に小野淳平投手との交換トレードで広島から移籍したばかりの青木高広投手は広島に対しプロテクトする必要はあるか。巨人チーム関係者は「獲られるでしょ。広島はクライマックスシリーズで1軍に左投手が久本1人という極端な左腕不足に悩まされたもの。ウチとしてもいまや貴重な中継ぎの青木は必ずプロテクトすると思う」と読んでいる。
埋もれている若手が移籍後に大ブレークし地団駄を踏む事態も避けたい。虚々実々の駆け引きが続く。
※引用しました。
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