巨人の岡本和真内野手(19)が、11月下旬から参加予定のアジア・ウィンターリーグ(台湾)で二塁手、遊撃手として出場するプランがあることが7日、分かった。本職の三塁守備に磨きをかけるため、先月下旬の秋季練習からノックで遊撃に挑戦。海外の実戦で二遊間を守れば、貴重な経験になるのは間違いない。
同リーグは、NPBの若手選手でチームを作り、韓国、台湾など他国の選抜チームと約20試合を行う。ハングリー精神を養うため日の丸はつけず、各所属球団のユニホームで臨む。阪神・陽川や中日・高橋周ら三塁手が複数、参加予定。岡本は三塁だけでなく二塁、遊撃でも出場する予定だ。
二遊間は三塁に比べ、足を使う機会が多い。秋季練習で岡本の遊撃挑戦を発案した井端内野守備走塁コーチは、「岡本は動きながら捕った方がいい形になる。そっちの方が(三塁守備の)上達が早いと思う」と話していた。二塁手として、三塁手からの併殺を狙う送球を受ければ、どのような送球が捕りやすいか、肌で感じることも可能だ。
岡本はキャンプ初日、他の野手とともに二塁と遊撃の守備位置でノックを受けた。今秋の課題を聞かれると「守備です。下手なので。足を使ってできるようにしたい」と成長を誓った。二遊間での実戦出場となれば、高校時代以来。来季のレギュラー奪取、将来の「4番・三塁」定着に向け、異国の地で修業を重ねる。※引用しました!
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