雄介食べ歩きBLOG

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来季去就

2012年12月02日 | 日記

11月28日に前ヤンキース傘下3Aスクラントンの福留孝介外野手(35)に3年契約を提示した阪神に対して、翌29日に交渉したDeNAの提示は2年契約だったことが1日、明らかになった。最大限の誠意は阪神に軍配が上がり、8日にも来季去就を決断する福留が、タテジマを選択する可能性が高くなった。

 朗報が舞い込んだ。恋人への愛と誠意を示す条件がライバルを上回っていた。3年VS2年。ぜひともタテジマを戦闘服に選んで欲しいと提示した虎の総意は、ライバル・DeNAを抑え込んだ。阪神・福留誕生へ前進だ。

 他球団の先陣を切って臨んだ先月28日の極秘交渉。阪神側は今後の上積みに含みを持たせず、駆け引きなしで3年総額6億円の最高条件を提示した。情報戦ではDeNAも同条件を提示するという見方もあったが、虎の本気度が勝った。

 「ウチとしては一発目で最大限の条件と誠意を示すつもりだった。なんとかDeNAさんをリードしたかったので。条件で差をつけられたのは良かったですね」と球団関係者。恋人の心を傾かせたかもしれない。自然と笑みがこぼれた。

 DeNAは腹案として、3年契約への移行も可能とするプランも示した。福留は阪神、DeNA両球団との交渉後、親しい関係者に来季去就を決断する材料として、「僕を欲しいという気持ち、本気度がどっちが強いかですよね」と話したという。本気度、条件両方で虎に軍配が上がる。

 福留はかねてメジャー最優先の意向を示している。だが、メジャー関係者によると、米国時間3日(日本時間4日)から4日間開幕されるウインターミーティングで、阪神を超える年俸を提示する球団が現れる可能性は低く、福留が望むメジャー契約の提示も危ぶまれる状況という。勝負事はゲタを履くまで分からないが、現時点ではすべてが阪神への好材料に映る。

 メジャーからのオファーを待った昨年は、2月中旬まで決断を遅らせた。だが今年は、ウインターミーティングを経て条件が出そろう8日にも去就を決定する意向で、テーブル上に並んだカードから、阪神を選択する可能性が高まってきた。

 この日、大阪市内のホテルで行われた阪神OB総会に出席した中村GMは「ウインターミーティングが終わるまでは何もないよ」と話した。できることはすべてやった。

 後は吉報を待つだけ。決断を告げる声が待ち遠しい。虎の誠意が通じることを、ただひたすら、信じて待つ。
※引用しました。



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