2014年、巨人は3年連続のリーグ優勝と日本一奪回を目指す。そのカギを握る選手のインタビューを、3日連続で掲載する。第1回は故障からの復活を期す、久保裕也投手(33)。ここ2年間で1軍登板がわずか2試合のかつての守護神が、苦しい日々を支えてくれた夫人の夕賀(ゆか)さん(37)への感謝や、完全復活への意気込みを語った。(青森正宣)
――2011年11月に右股関節唇の修復手術、12年5月には右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術を受けた
「股関節はだいぶよくなっている。手術前に1軍で投げていたレベルを80%としたら60%。あと20%はスピードか、切れか、コントロールか、今までの投球に何か一つプラスしたい」
――6月27日のイースタン・リーグ、日本ハム戦で1年3カ月ぶりに公式戦復帰。今季は8試合7回1/3で7失点だった
「もう大丈夫と思えるものが一つもなかった。2軍戦でも3者凡退で終わることがないし、簡単に打たれる。切れもスピードもないのもわかっているし、いろんな面で、まだまだだなと」
――2年間、ほとんど1軍登板がない
「チームに貢献できなかったことが心苦しかった。家で試合を見ているときは『あそこ(球場)で投げていたのに』とふがいなかった」
――そういうときのモチベーションは
「ファンの応援。ジャイアンツ球場で『来年、東京ドームで待っています』と声をかけてくれたことが力になった」
――内助の功も大きい
「僕が『大丈夫。何とかなるよ』という性格で、嫁さんは『もし何かあったらどうすんの。やめなさい』という感じ。リハビリをかねて、ペットボトルが入った袋を持って腕を曲げたり伸ばしたりしていると『やめてよ』と言われる。野球をほとんど知らなかったけど、だいぶ詳しくなった。そのうち、『なんであそこでスライダー投げたの』とかいわれそうで怖い」
――来季の目標は
「とにかく1軍のマウンドに上がることが最大の目標。2軍でどんなにいいピッチングをしようと、1軍で投げないと何の評価にもならない。だから負け試合だろうが、ロングリリーフだろうが、しがみついてでも1軍に1年間いたい」
■久保裕也(くぼ・ゆうや)
1980(昭和55)年5月23日生まれ、33歳。福岡県出身。沖学園高から東海大を経て2003年大学生・社会人ドラフト自由枠で巨人入団。入団1年目から出場し、11年に20試合連続無失点の球団新記録を達成。しかし近年は故障が続き、今季は1軍登板機会がなかった。1メートル77、80キロ。右投げ右打ち。既婚。来季年俸5000万円。背番号11。
※引用しました。
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