初の準決勝進出

第104回全国高校野球選手権大会は第12日の18日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、下関国際（山口）が大阪桐蔭に5―4で逆転勝ちし、3回目の出場で初の準決勝進出を決めた。大阪桐蔭は史上初となる3度目の甲子園春夏連覇はならなかった。下関国際の坂原秀尚監督の試合後の主な談話は次の通り。 ◇ひるむことなく立ち向かってくれた バッテリーには攻める気持ちだけは忘れないようにと伝えた。中途半端に外角に投げた瞬間に長打を食らう。大胆な攻め方ができた。勝機があるとすれば終盤だと思っていた。食らいつくしかなかった。うちの攻撃は長打が多く望めない。バットを短く持ち、タイミングを早くとり、低い打球を心がけていた。（3年生が）入学した時から（過去最高成績の）準々決勝を超えることを掲げて日々の練習をしてきた。準々決勝でトップである大阪桐蔭と戦うことが目標だった。選手がひるむことなく立ち向かってくれた。頼もしい。（七回無死一、二塁の守りで三重殺を完成させた。相手にバントで）送らせて1死二、三塁を作ることは一切考えていなかった。野手選択になってでも三塁でアウトにする練習をしていた。投手の方にバントを転がす配球をした結果、たまたま小フライになった。大きく流れを変えるプレー。三重殺は私も監督になって初めて。※引用しました!