年内でコンサート活動の引退を表明している歌手の加山雄三（８５）が８日、ラストライブ（９日）を開催する豪華客船「飛鳥２」の船内で記者会見を行った。会見の直前にＮＨＫ紅白歌合戦（３１日、後７時２０分）に史上最高齢で出場することが発表された。自身のコンサートは飛鳥２の船上ライブが最後となり、人前でのパフォーマンスは紅白が見納めとなる。１か月ほど前にＮＨＫからオファーを受けたことを明かし、「最後を飾ることができるので、喜んで歌います。みんなが喜んでくれたら最高だね。すっごくうれしいし、ありがたいね」と声を弾ませた。紅白は１９６６年に「君といつまでも」で初出場を果たし、２０１０年には「若大将５０年！スペシャルメドレー」を披露した。通算１８度目となる今回、出場すると６０年代から２０年代まで７年代連続出場という金字塔を達成する。８６年から８８年まで３年連続で白組司会も務めた。８６年には司会として少年隊の「仮面舞踏会」を「仮面ライダー」と間違えて紹介してしまい、歴史に残る「名場面」となっている。最高齢での出場には「８５なんていう年齢になって、人前で歌えるなんて、世界中でどこにもいないよ。世界最高齢ですよ。ギネスブックにも載るんじゃないの。信じれないね」と上機嫌。披露する楽曲は調整中だが、「みなさんへの感謝と共に、精一杯歌いたい」と意気込んでいる。※引用しました!