◆大相撲初場所千秋楽 〇大栄翔（突き出し）隠岐の海●（２４日、東京・両国国技館）西前頭筆頭・大栄翔（２７）＝追手風＝が西前頭５枚目・隠岐の海（３５）＝八角＝を突き出しで下し、初優勝を決めた。埼玉県出身力士として、追手風部屋としても初の優勝。勝てば優勝の重圧が掛かる一番を制し、自己新の１３勝目で悲願をつかんだ。自身３度目の殊勲賞と初の技能賞も獲得した。表彰式では八角理事長（元横綱・北勝海）から賜杯、内閣総理大臣杯を受けた後に土俵下で優勝インタビューを受けた。―おめでとうございます。どんな思いが胸にありますか「ありがとうございます。うれしさしかないんで、良かったです。本当に」―初めて賜杯を手にした感覚は「あんなに重いもんだと思ってなかったんで、びっくりしたんですけど、うれしいです」―千秋楽勝てば優勝という日を迎えてどんな心境でしたか「自分の相撲を取り切るしかないと思ってたので悔いのないようにいきました。迷いなくいきました」―常に先頭でした。優勝を意識したのはいつからですか「１４日目に勝った時に、明日最後の一番という思いだったんで優勝を意識しました。（その前は？）考えすぎないようにしたんですけど、ゼロではないので。最後までいけました」―初日から３大関、役力士７人を続けて破り、素晴らしい突き押し相撲でした「普段のけいこから突き押しの相撲を取ろうと、変わらない気持ちでいけたと思います。自信になる相撲がたくさんあったので、これからもそういう相撲を取っていきたいです」―埼玉県出身初優勝です 「非常にうれしいです」―追手風部屋から初優勝、剣翔関も十両優勝しました「追手風部屋みんな調子よかったんでうれしいです」―次の目標は「変わらずに、自分のいい相撲を毎日とれるようにこれからもがんばっていきたいと思います。ありがとうございます」※引用しました!