Rockの歴史

先日、中古CD屋ディスク・ユニオンに行った。
若い男の子が一緒にいた友人に熱くRockを語っていた。
彼曰く、Rockは終わっている。商業主義にやられた。そんななか最後の革命がNIRVANAだ。NIRVANAがグランジを生み出したんだぁ。。。

僕らの世代だと、最後の革命はSEX PISTOLSだったけど、ROCKとういう表現は商業主義にやられるほど弱いものなのか??

なんか違う気がした。Rockとういう表現は商業主義にやられるほど、やわじゃない。やわかもしれないけど、それは人間がやわで、創造された音楽はやわじゃない。

でも、人間は成長・成熟して行く。成熟したRockerの表現を聞くと、すごく感動することも多々ある。垢抜けて、自然体。人生の荒波にもまれた後に本当に身につく力強さ。そんなものを演奏の中に感じたりする。
若いRockerでもRockが本来持っている本能を揺さぶるような表現をちゃんとしているかもしれない。（全然聞いてないからわからない。）

Pop Music全体に言えることだと思うけど、確実に進化してると思う。80年代のPop Musicと今のそれを比較すると全然クオリティが違う。今の方が確実にすばらしい。音楽は進化している。
もちろんPop Musicだけに時代の流れとともに忘れられていく音楽の方が多いと思うけど、突出した個性は残っていく。
これからも突出した唯一無比の個性が出現し、RockとPopを革新していくだろう。そして唯一無比の個性は商業主義とはまったく違う次元で音楽を創造し、人々の心を奪っていく。天才なんてそんなもんだろう。それを年表の上に並べると歴史となる。ただそれだけの様な気がする。

（なんか文章の展開が変な気がするが、いいやww）

PS:HASYMO(YMO)の新譜を視聴した。彼らの初期の作品と比べて、はるかに今の僕にあっている。心の底から癒される感じ。


HASYMO 「Tokyo Town Pages」